2024年3月29日(金) 08:17 JST

雑学

あめりかんふっとぼぉる

「 すんまへんなぁ、朝の早ように。」

まだ空が真っ暗な朝6時頃にうどん屋さんがやってきた。
いつもは雇われの従業員さんが朝日が昇るころに
うどんを配達してこられるのだが、この日は社長さん自ら
早朝配達である。

「 あ、今日はコレですね?」

応対に出た実姉 keshidama さんが、社長さんからかねてより
頂戴していたポスターを指差した。



「 そう、これからこのまま甲子園に向かいますわ。」

この社長さん、実は甲子園ボウル常連の大学アメフトチーム
総監督でもある。
めったにお顔をみせることはないが、なぜかこの日のように
不意にひょっこりうどんを持ってきたりする。
その日が自ら指揮をとるチームの試合の日と重なることに
つい最近気がついた。
単なる気まぐれか、モノのついでに寄っていたと思っていたが
コレはもしかして何かのゲンカツギ?

真相は定かではないが、このような知る人ぞ知る方に
こんな街中の小さな食堂にうどんを運んでもらってるなんて
なんだか意味もなく誇らしげに感じてしまう。
ほんま、意味ないけど。

甲子園ボウルも征し、次は1月3日のライスボウル。
愛息と共に今年こそ悲願達成をと
陰ながら祈るばかりである。

って、実はあんまりアメフト知らんねんけど。

ささやかなこの人生

「 今日のおやつは『しっとりサンド』やで。」

職場の実姉 keshidama さんがにんまり笑って促す。
裏のカウンターには安売りでおなじみのスーパー玉出で
1円でゲットし、義兄が6等分にカットしてくれた
『しっとりサンド』が鎮座している。
オヤジ1切れ、義兄 1切れ、 keshidama さんと私が2切れずつ。
本来なら涙ぐましいお話となるのであろうが。

「 もうな、いつも思うねんけどホンマにしっとりサンドって
  おいしいよなぁ!
  1円で売られてるから軽く見られるけど、コレな
 ちょっとコジャレたパッケージに入れて
  グランフロートにある何時間も並んで買うパン屋さんに
 並べて売っても絶対遜色ないくらい美味しいで!」

と、しっとりサンドがおやつが出てくる度に力説する
ぬいいとさん。

「 ぬいいとさん、コレ出てくる度にそない言うてるで。(笑)
  でもほんまに1円でこれだけ幸せ感じられるねんからなぁ
 えぇことやわ。
  それに1本食べたらカロリーオーバーやから
 3分の1くらいでちょうどえぇねんな。」
と keshidama さん。
まことに、そう思う。

職場は自営業にありがちな困難をたくさん抱えているが
実のところ、その日常生活はささいな幸せ気分と
なにげないちっちゃな笑いがそこここに転がっている。

「 今日はもう金曜日か。明後日はいよいよ『トンイ』やわ!」
と、目をキラキラ輝かせていう keshidama さん。
本来、普通人なら酒グビグビあおって、煙草バンバン吸って
パチンコにジャンジャンつぎ込んで、そして
しこたま買い物しまくらないと発散できないくらいの
悩みとストレスを抱えている keshidama さんだが
そのガス抜き術は、毎週日曜夜にNHKでやっている韓流ドラマ
「トンイ」を観ることと
1ツ百数十円のビーズアクセサリーを集めることだ。
実に、リーズナブルな発散術である。

「 私らって、ほんまに健全やよなぁ!(笑)」

誰も言ってくれないから姉妹ふたりでそう言いあって
お互いなっとくしている。
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はるかす

所用で閉店間際のコーナンに向かう途中
あべのハルカスがこないなことになっていた。
96って、全面オープンまでのカウントダウンらしい。
買い物終えてもう一度ハルカス見上げたら
もうふつうの部屋灯りに戻ってけど。
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参院選当日の家庭内line

笑がつくばの宿舎でひとり暮らしをするようになってから
家庭内でlineを始めた。
以下は今朝の会話。

*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆

旦「みなさ〜ん!選挙にいきましょー(^o^)/」

Y「 マック赤坂 」

家族で唯一選挙権のないY太のお気に入りはマック赤坂だ。

旦「笑はどこまで投票しにいくの?宿舎の近くならいいね。」

笑「勝小。」

Σ( ̄□ ̄!!)はぁ〜〜〜?!かつしょぉ〜〜〜?!

※注・勝小とは大阪にある我が家の投票会場である。

笑「行ける気しねえ」

(-_-) あたりまえだのクラッカー。

旦「そっちの住所で来てない?
  自宅には笑の選挙券きてないで」

笑「選挙券は来たけど勝小やった。
  こっちで投票しようと思ったらなんか手続きが
  めんどくさそうやったから諦めた。」

旦「駄目だ〜 選挙は国民の義務です。
  雪ねぇもブツブツ言いながら投票しに行きました。
  マック赤坂に入れたんかな?」

笑「物理的に行けませぬ」

ぬ「Σ( ̄□ ̄!!)
  勝小って!(驚愕)」

仕事中なのと、ガラケーでlineやってるかげんで
いつもワンテンポもツーテンボもテンテンポも
会話に乗り遅れるぬいいとさんだ。

ぬ「えみ〜、それって宿舎に入ってる子たちは
  みんなそんなかんじなん?」

笑「知らん。てか、ほとんど未成年」

ハタチだけど大学1年生、1年生だけどハタチの笑である。

ぬ「そうか、みんなほとんど未成年やったな。
  (^_^;)ワリィワリィ」

全くデリカシーのない母親だ。

笑「現住所に住み始めて4ヶ月経たない場合
  衆参議員選挙は前の住所で投票することになるっぽい
  ^^;;;」

ぬ「そうか、そんな掟があったんやぁ。勉強になったわ。」

しかしまぁ、大阪の選挙の投票券をつくばに送るて…
1票投じるのに交通費何万円かかるねん!
丸1日潰れるし!下手したら1泊せなあかんし!

ってなことで清き1票が残念なことに無駄になった。

静かだ。

参院選まであと一週間。
いつもなら公示と共に街は選挙カーで溢れかえり
候補者や政党の名前を連呼する声が飛び交うところなのに
今回は気持ち悪いくらい、静かだ。

選挙運動ネット解禁だけが要因?
コスト面や、内容の濃い情報取得の事を考えると
選挙運動のネット利用には賛成なのだが、ここまで静かだと
ちょっと首を傾げたくなってくる。

「 候補者さん方、流され過ぎてやしませんか?」

しかしほんまに、静かだ。
ぬいいとさんの住む街は、高齢者が多い。
スマホの普及で我々アラフィフ世代でようやくネット利用が
増えつつあるが、少なくともこの界隈ではパソコンもスマホも
無縁であろうご老人で満ちあふれている。
選挙カーが走らなければみんな選挙があることすら
忘れちゃうんじゃないか?
なんて、余計な心配をしてしまうぬいいとさんに

「 大丈夫や、年寄りはなんもなくてもちゃんと選挙に行きはる。」

と、もうひとりのぬいいとさんが突っ込む。

ここまで静かだと、昔ながらの戦法で選挙カー乗って
名前連呼してる候補者に入れてやろうかなぁと思っていたら
今日、はっしゃんとその仲間の知事さんが選挙カーに乗って
やってきた。

うへ〜、維新かぁ、どないしょ?

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