2024年12月22日(日) 02:04 JST

あめりかんふっとぼぉる

「 すんまへんなぁ、朝の早ように。」

まだ空が真っ暗な朝6時頃にうどん屋さんがやってきた。
いつもは雇われの従業員さんが朝日が昇るころに
うどんを配達してこられるのだが、この日は社長さん自ら
早朝配達である。

「 あ、今日はコレですね?」

応対に出た実姉 keshidama さんが、社長さんからかねてより
頂戴していたポスターを指差した。



「 そう、これからこのまま甲子園に向かいますわ。」

この社長さん、実は甲子園ボウル常連の大学アメフトチーム
総監督でもある。
めったにお顔をみせることはないが、なぜかこの日のように
不意にひょっこりうどんを持ってきたりする。
その日が自ら指揮をとるチームの試合の日と重なることに
つい最近気がついた。
単なる気まぐれか、モノのついでに寄っていたと思っていたが
コレはもしかして何かのゲンカツギ?

真相は定かではないが、このような知る人ぞ知る方に
こんな街中の小さな食堂にうどんを運んでもらってるなんて
なんだか意味もなく誇らしげに感じてしまう。
ほんま、意味ないけど。

甲子園ボウルも征し、次は1月3日のライスボウル。
愛息と共に今年こそ悲願達成をと
陰ながら祈るばかりである。

って、実はあんまりアメフト知らんねんけど。