2024年12月22日(日) 13:12 JST

お仕事オシゴト!

あたしの十年後 ②

  「伝説の食堂のおねえさん」
    ~おばちゃんとは言わせないわよん♪~

(前回よりつづき)
数日間の契約も終わり、人事担当の社員さんが
ぬいいとさんに告げる。

 「社長がとりあえずぬいいとさんも参加してください
  っちゅうことですんで、こちらへ。」

と、通されたのはなにやら堅苦しい雰囲気の会議室。
珍しく小綺麗な装いのぬいいとさん。
せめて失礼にあたらない格好だけはしとかないと。
おもむろにバッグから超小型ノートPCを取り出し
カシャカシャとブラインドタッチでなにかをメモる。

この会議で何かコメントを求められることは
まずない事は、ぬいいとさん自身よく知っている。
本当のぬいいとさんの正体を知ってるのは
人事権を握っているごくわずかの人だけ。
あくまで「食堂のおねえさん」扱いだ。

でも、「なんであんなオンナがおるねん?」
なんてクレームが出ると大事な方々の面目丸つぶれ。
今回この機会を与えてくださった大事な方に
恥をかかせてはいけない。
そのための「ブラインドタッチ」。
やるときゃやるトコ見せとかんと。

人事会議、終了。
その場にいたのかいなかったのかわからない状態で
ぬいいとさん、帰路につく。
この仕事、有名になってしまうと成り立たない。
仕事は全部クチコミで入ってくる。

次の日。
ところはぬいいとさんのおうち。
昨日の「大事な方」が手みやげさげて
ごひいきクライアントと一緒にやってきた。

「 昨日はどぉもぉ~~~♪ 」

          (次回へつづく)

あたしの十年後 ①

最近こうやってブログに
「あーでもない、こーでもない」
「あーなりたい、こーなりたい」
と、心のままに綴ってますが
数週間後には
「いや、やっぱり違う。やっぱりこうしたい」
と、あれこれ心変わりすることも多々あります。

でもひとつだけ、HP立ち上げてから今まで
ずーっと右脳のなかで映像となっている
物語があります。
今日はその映像を、左脳を一生懸命使って
文章にしてお披露目しますね。
ずいぶん長くなりそうなので
三日ほどにわけて、かきこみます。

☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。*

  「伝説の食堂のおねえさん」
    ~おばちゃんとは言わせないわよん♪~

あたしがこの世に生をうけて半世紀。
相変わらず 「なんてこたぁない毎日」である。
介護に内職。あいまに仲間達とおちゃ。
そのうちコレに「孫の世話」がはいってくるのも
そう遠くはなかろう。
原始的な生活に埋もれそうになって
モチベーションが下がる頃になると
それを見計らったようにメールがお越しくださる。

「 ぬいいとさん、頼ンまっせぇ。 」

はいはぁい♪と、ごひいきのクライアントから
頼まれて行った先は某有名大手企業の食堂。
社員採用試験期間中、限定のしごとである。
 「いらっしゃいませぇ」 「おおきにぃ」
ご飯のお給仕しながら、お皿洗いながら
心易く話しかけてくるお客さんと
がはがはと軽く談笑しながら
ぬいいとさんの「本当のお仕事」は進んでいく。
  (つづきは次回へ)

お仕事中

ホンマはやったらアカンねんけど
仕事中にブログのネタ考えてます。

ホンマはやったらアカンねんけど
仕事中に思いついたPTA新聞の原稿
書き留めてます。

ホンマはやったらアカンねんけど
お客さんの切れ目見計らって
腹式呼吸1分間に200回
スクワット10回、四十肩予防体操
肩こりストレッチ、柔軟体操
やってます。 (メンテ、メンテ♪)

ホンマはやったらアカンねんけど
仕事中に来たメールの返事
人目忍んでレスしてます。(短文やで!)

ホンマはやったらアカンねんけど
客待ちしながら、ブラインドタッチの練習しています。

ホンマはやったらアカンねんけど
仕事中にちょっとHなこと、考えてます。

 「ぬいいとさん!ちゃんと仕事しぃや!!」
はぁ~い♪すんまそぉん。(反省の色ナシ!)
ま、今日は忙しゅうて、そんなんするヒマ
なかったけど。

ピッカリママの行動力

今日は末っ子Y太の学習参観日。
仕事の都合で到着したのは時間も半ば過ぎた頃でした。

「まいどぉ~♪」
同じ頃に出会ったのは最近お勤めに出始めた「ピッカリママ」
ピッカリママとは幼稚園からのお付き合い。
年少、年長、小2、小4と四児の母です。

「お仕事、がんばってるー?それにしても
 ピッカリママの条件で雇ってもらえることって
 なかなかないでぇ。ようがんばったわぁ。」

このご時世、末子が小学生低学年でも
なかなか首を縦に振ってくれるところはありません。
職種は某大手保険会社のパート事務。
以前9年間勤めていたいうことで採用されたとのことですが
それでも週三日で一日4~5時間くらい
子供が病気の時は休みたい
2:30には上がりたい・・・・等々、
ものげっつうワガママに条件出したそうです。

「入ってから文句言うのはイヤだし、ダメ元で
 いろいろ条件出したら、採用通知、来ちゃったのよォ。」

条件じゃない。あなたの人柄とパワーだよ。
いい加減な人じゃない事は今までのお付き合いでわかってます。
人事担当の方、見る目あるわ。

「実はあたしも内職さがしててなぁ。」
今の職は辞めたくてもやめられないこと
でも、このままではいけないこと
先日求人広告でとてもそそられる職種があって
履歴書買って、写真取って、挨拶文まで書いて
結局踏ん切りつかなかった事、等々話すと


ピ「そんな内職、出てたんやぁ。」

ぬ「いや、パートで募集で出ててんけどなんとか売り込んで
  内職で入りこみたいなと。
  でも、時期じゃないかなぁなんて。」

ピ「あっちゃぁ~~~、強気にいかなくちゃぁ。」

ぬ「でもな、ここがあたしの悪いとこやねんけど
  間際になって『広報の長、受けてしもたし』とか
  『いや、もちょっと自力付けてから』とか
  あげくには『今、大殺介やし』なんて往生際悪なって。」

ピ「はぁー、そう考えちゃうとねぇ。ドンと行っちゃいなよ!」

ぬ「背中、ポンと押してくれるぅ?」


そうこうしてるうちに別のママが
「なぁなぁ、あんたんとこの子、泣いてんで!」
ありゃりゃ、また始まった、イジケ虫Y太が。


モノを売る

「 ものを売る 」って、ホントむずかしいなぁと常々思います。
一個百円のおはぎ売るのでも間違いがないように二度三度確認するのですが
それでも 「 え、それちゃうで 」が日常ちゃめしごとです。
「 せやから何回も訊いたやぁん。(-_-i) 」 がね。

売る側、買う側、どちらも失敗はツキモノです。
どんな立場になってもそれをふまえた上で常々行動できる人になりたいなぁなんて
失敗だらけの人間なんで思います

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