2024年5月 4日(土) 13:10 JST

お仕事オシゴト!

醤油チュルチュル

「お~い、これはいつもどないやって入れてるんや?」
 (どのようにして、入れてるの?…の、意。)
まだたんまりと中身のある醤油の一斗缶を前にして
オヤジが困惑しています。
満タンだと重さ約18キロの醤油の一斗缶から
計量カップに醤油を移し替えたい、というわけなのですが・・・
姉 「 あ、それ?ウチの人(入院してるお義兄さん)は
   いつもヒョイと持ち上げて直接移し替えてるで。^皿^」
父 「 わしゃ、そんな力ないがな。
   ちょっと『向い』に行って『アレ』買ってきてくれや。」 
「向い」とは、道路隔ててすぐのところにある
とっても昭和なつくりの金具屋さん。

そして「アレ」とは・・・
その名も「醤油チュルチュル」。
あのドクター中松さんが中学の頃に
母親が醬油を瓶に移し替えるのに苦労しているのを見て
「なんとか楽に醤油を入れ替えられないものか」
と発明したのがこの「醤油チュルチュル」。
今は「灯油ポンプ」として広く知れ渡っていますが
「これは『灯油ポンプ』ではなく『醤油チュルチュル』です!!」
と発明なさった本人さんが力説なさってたので念のため。

五〇〇円玉握りしめて「向い」へ行くと
これまたオヤジくらいのお年頃であろうご婦人が鎮座。
さすがに「醤油チュルチュルください。」とは言いづらく
「灯油入れる時の・・・・・・」
とまでいったところで、ご婦人がニッコリ笑って
右手を「パフパフ」と動かしてポンプを押す動作を。^^
「 安うであるやろ。」と父が言ってた通り
¥130で、お買い上げぇ~♪


発明の心は愛である。
と唱っている中松氏・・・。
へぇ~、もう81歳になるんやぁ。
まだまだお元気そうで。^^

1日だけの早朝出勤

先日、同じ職場のお義兄さんが入院した。
厨房の核となっていたお義兄さんがいなくなり
急遽、オヤジが厨房の一切合切を背負い込むことになった。
数日ならともかく、長期に渡る様相
オヤジひとりでは体が潰れかねない。
取り急ぎ、私に何かできることはないかと
早朝出勤することにした。
5時過ぎ入り。
「 別に来んでもえぇ(来なくても良い)。」
というオヤジ。
「 いや、それでも何かやることあるやろ。」
とぬいいとさん。
で、1時間、2時間と経過…。
ホンマにやることない。(笑)(笑)(笑)
結局、早朝出勤するより
いつもより1時間半早出する方が
何倍も有効であるという結論に至り
ぬいいとさんの早朝出勤は初日一日だけで終わった。

収穫は…
ひとつは家業であるにもかかわらず
よく考えれば幼き頃に見たっきり
これまでほとんど目の当たりにすることがなかった
オヤジの仕込み風景を、この歳になって
しっかりまぶたに焼き付けることができたこと。

もうひとつは、かねてよりとっても記録におさめておきたいと願っていた
早朝でしか見られない
「 躍進號(やくしんごう) 」での餅つき風景を
バッチリビデオにおさめることができたこと。





ぬいいとさんが物心ついたころにはすでに我が家にあった。
なので、稼働し始めてかれこれ半世紀もの年月が経つ。
機械なんだけど、餅をつく原理はアナログ。
通常、臼と杵を使って餅をつくなら人手がふたり必要なのだが
これはそれをひとりでできちゃうというスグレモノ。
難点は「我が家では無事故だが、実のところかなりアブナイ。」
(携帯ムービーで画質が悪いのがちょっと残念!)




お義兄さんが入院した時は
「 2~3日なら大丈夫やけど、長期は体が保たん 」
と言っていたオヤジ。
なんやかや言いもって、かれこれ3週間が経とうとしている。
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ちなみに・・・ぬいいとさん、地味に「 YouTubeデビュー 」である。
(実はこれが1番言いたかったりして。^^;)

「 あん 」炊いたけど・・。

実は先週、オヤジが心臓の手術をして
結構バタバタしていた。
火曜日入院
水曜日手術
土曜日退院。
「 転ばぬ先の杖 」的手術で
しかも短期で退院できるとあって
あまりたいそうに構えてなかったのだが
それでも国内で5本の指に入るほどの先生に
執刀してもらうほどの手術。
心臓に管5本突っ込んで
ちょっと壁に穴まで開けて
心臓の内壁を焼いちゃう、なんて手術。
「 ひょっとしたら還ってこれないかもしれん。」
と思ったとは、無事生還したオヤジの後日談。

「 退院したらすぐ『あん炊き』するぞ!」
アホな!そんなことしてどっか血管破れたら
どないすんねん?!
ってなことで、せめて2〜3日でも
オヤジの「 あん炊き 」を阻止しようとしたが
無駄な抵抗でした。(笑)
退院した次の日に「 あん炊き 」決行。
(仕事場では10〜20キロのあずきを一度に炊く。)
しかも、私がヘトヘトになりながら炊いた
あのあずき1キロ分の「 あん 」も
ひとつも使わず、新たに炊くヤツに混ぜ込んで
炊きあげちゃった。
「 あんの硬さが違う 」とか
「 色がちょっと… 」とか、挙げ句の果てには
「 五合炊くのと三升たくのとは全然味が違う。」
とまで言い出して。
親を思う子心、親知らず。
結局、私には全身凝り固まった疲れた体だけが残った。
激動の一週間を過ごした体を整骨院でほぐしてもらいながら
「 盛大長生きしやがれ、このやろぉ〜。」
と心で叫ぶぬいいとさんであった。

ま、なんやかやいうても、平和な我が家だ。

「 あん 」が炊けた♪



あずき1キロ分の「 あん 」が炊けました!
出来上がり量は2キロ半ほどになります。
所要時間は3時間半。
ヘトヘトです。(笑)
昨夜は炊き終わるやいなや、そのまま洗い物もせず
床につきました。
(って、それはしょっちゅうやろ!w)

9年前、オヤジが1ヶ月入院したときは
ほぼ毎日炊いてたんですよ。
それも、真夏の暑い盛りにクーラーのない台所で。
しんどさは体で覚えてるので、覚悟して臨める分
当時よりは楽でした。
でも頭の中の記憶はあやふやです。
「 たしか、あったよな。」
と紐解いた備忘録。
ほとんど忘れてることばかりでした。(情)
書いててヨカッタ♪^^
あと2日ほど、炊かないといけないかな?
ぶっ倒れないように、あちこち手を抜こう。
そう、バレない程度にね。^m^

あしあと


これは職場(大衆食堂)入り口の自動ドアです。
で、これがその玄関マットに描かれている「あしあと」。
↓↓↓↓↓↓↓↓

実はここのところ自動ドアの反応がすごく悪くて
このあしあとのある部分しか
踏まないと開かなくなっちゃったんです。
35年間この自動ドアなのでガタがきても無理ないですよね。^^;
自動ドア前で地団駄踏むお客さまもいらっしゃるので
「ココ踏んでね♪」
という印にチョークであしあと描いたんです。
効果は・・・・まぁそれなりに。^^;
何も描かないよりはずっとマシです。
修理してもらうまでの急場しのぎに、のつもりだったのが
先日修理の見積もりをお願いしたところ・・・・
「 高っ。」
で、結局、本格的に壊れてしまうまで
このままで行くことになりました。(-_-;)
当分、「あしあと描き」が、開店前の日課になります。

「あしあと」 やっぱり頼りにしてしまいます。

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