2024年12月24日(火) 02:41 JST

価格改定後、1週間

消費増税、その他に伴う価格改定で
増税分以上の8%値上げを行ってから1週間が経った。
初日こそ

「 (・_・)へッ..? 」

ってな具合に固まってしまいそうな客足だったが
以降はいつもと変わりなくお越しいただいている。
やっぱりみなさん、あの日は花見に行ってはったんやな
ということにしておこう。

増税以上の値上げでお客様の
「 なんや!増税分より高いやないかい!」
という厳しいリアクションも覚悟してたが
今のところ大方のみなさんが、平静な面もちでお会計なさる。
中には

「 ま、しゃあないな。( ̄ー+ ̄)」

と、かすかな笑みを浮かべながらひとこと添えて帰られる方も。

みなさん、温かいな。ありがたいな。

メディアでは「 消費者目線 」での報道が大半で
売る側は、それを見てあれやこれやと思案を重ね
戦々恐々と4月1日を迎えた。
ウチと同じように増税分以上の値上げをしてきたところも
少なくない。

「 値上げしたお店の大半は、辛抱たまらず
 客足減少を覚悟で値上げに踏み切った。」

私の周りを見た限りだけだが、そういう印象を持った。

なのに、である。
意外にみなさん寛容なのである。
それともウチに来られる方々だけが特別神様みたいな方
ばかりなのだろうか?

思うに、世の中の大半の人は消費者ではあるけれども
反面、大きな意味での「 生産者、販売者 」でもある。
それは直接営業に携わっている人はもとより
経理、総務など、生産性に直接関わりのない職種もしかり。
純粋に消費ばかりしてる方って、このご時世
意外に少ないのかもしれない。
だから
「 うん、わかるで、しゃあないで 」
って空気があるのかな?ワカランけど。

さて、お客様の温かさに甘えてばかりもいられない。
大事にしなくちゃ。

みんな、どこ行ったんやぁ~?


引き上げられた税率以上、約8%値上げした。
値上げ初日の昨日、お昼の12時15分まででいらしたお客様は
たったひとり。
ビジネスマンらしき方々が一向にこられない。
ある程度の覚悟はしていたものの、ここまでキツいものか?
外の様子を見に行くと人影はまばらどうやらウチだけではないようだ。
「 上がったっちゅうてもそないたいした金額ちゃうのにな。」
たったひとりいらした、いつもは寡黙な常連さんが
カレーうどんをすすりながら気休め言葉をかけてくださる。
(-人-) ありがたき幸せ。
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夜、帰宅した旦那さんに今日の営業状況を話す。
旦那さん、曰わく。
「 みんな、花見にいっとるんちゃうか?」
といって、その日のお昼に会社の近所にある神社で撮影した
桜のスナップを数枚見せてくれた。
「 お昼はどこの公園言っても勤め人がウヨウヨおるで。」
なるほど。
これだけ天気がよくてどこ行っても桜満開なら
わずかな休み時間でも出かけたくなるよな。
そういえば、おはぎは思いのほかたくさんの方が買いにこられたよな。
なんだかちょっと安心した。

どんなにお金がなくて、どんなに時間がなくて
宴の場に参加する余裕がなく、忙殺された毎日を送っていても
コンビニ弁当持って少し歩けば、少し腰をおろして
桜を愛でながらしばしの花見気分を味わえる場所が
こんな雑然とした街中でもたくさんある。
毎年この時期になると思うことだけど日本って、いいよな。
この時期の私のお気に入りスポット。
桜満開!猫間川公園

さくらに学ぶ

「 見てください!ここに桜の花が一輪咲きました!」

大きな木の枝の根元にちっちゃく咲いた桜ひとつを見つけた
天気予報のお姉さんがうれしそうにレポートする。

「 え?急いで咲いてみたら、え~!みんなまだなん?
  いや!もしかしてこれオンエアされてるん?
 いや、ハズいやん。まぁうれしいけど。(笑)
 事務所には事後承諾ということにしとこ。^^ 」

映された桜の花に勝手にこんな吹き出しをつけてみる。

おもしろいな。
同じひとつ木になる花なのに、こうやって先陣きって
誰よりも早く咲こうとする桜もあれば
もうみんながひとしきり咲き誇ったあとに
「 ヨッコラショ 」と背伸びのひとつでもしてから
ゆるゆると咲く桜もある。
同じ木の仲間なのにな。

多くの桜の花は、気候が頃合いの時に合わせて
一斉に咲き、我々を楽しませてくれるんだけど
フライングして咲いた桜の花も、出遅れた桜の花も
それはそれで役目があり、我々を楽しませてくれる。

同じ木の中の桜。
みんなと歩調を合わせて一気に咲こうとする桜。
少々テンポがズレてしまう、またはあえてズラして咲く桜。
どちらにも意味がある。

人間も一緒やな。
マイペース、マイペース。

それぞれの甲子園

いざ!甲子園へ!

ってことでY太は今日、リハーサルで甲子園にいったのだが
あいにくの雨でスタンド通路での簡易リハーサル。
甲子園の土を踏むのは明日までのお預けとなった。

リハ中、付き添いの団長さん方がいろんな写真を
リアルタイムでlineにアップして現場の興奮を伝えてくださる。
ありがたき幸せ。(-人-)
おはぎ売りぃの、うどん運びぃのしてドップリ仕事モードの中
ガラケーlineのめちゃチッチャい写真に心が踊る。
帰ったらタブレットで要チェックや!

さぁ、明日はぶっつけ本番だ!

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「 仁はどうなってるんやろ?」

昨年夏に続き、祝!甲子園出場!となった仁の高校。
出場が決まった時には速攻仁ママから連絡があったのだが
その後お伺いを立てずじまいになっていた。
やっとこの時期になってコンタクトをとる。

なんとなく察しはついていたが、残念ながら
仁とふたりで甲子園の土を踏むことはできなかった。
今回はふたりだけでなく、同じ幼稚園仲間だったKomoも
開会式でプラカードを持つことになっていて
三人揃い踏みとなるチャンスだっただけになおさら残念だ。

仁ママから、大会前にベンチ入りメンバー選考のための
九州遠征へ行く32名のひとりに選ばれたことや
遠征前はエースからホームランを打つほど好調だったけど
遠征中は不調に終わり結果が残せなかったことを聞く。

「 やっぱり高校はキビシいわぁ!」

それでも大会前の甲子園練習には参加することになった。

ベンチ入りがダメだった時にと

「 一足お先に甲子園の土、踏みます。」

の言葉を用意していたのだが、逆にブロックで
返されてしまった。(笑)

数日後、仁の高校が甲子園練習してるローカル放送の映像が
仁ママから送られてきた。

「 仁を探せ〜!」

あまりにも一瞬すぎてワカラン。(笑)
でも、かなりオモシロがらせてもらった。

十代半ばで親元離れる決心をしたこと
甲子園に夏春出場するような高校で野球をやってること
部員百人以上いる中でまだ二年生にも関わらず
32名の九州遠征メンバーに選ばれたこと
世の中的には珍しいお話ではないけれども
それがどれだけシンドイことで、スゴいことなのか
フツウの地元の高校で万年補欠部員だったけど
かなりシンドイ思いをしたバスケット少女ぬいいとさんには
よくわかる。

って、Y太のおばちゃんに認められても仁はいっこも
うれしないやろけど。( ケラケラケラ )

Y太は今回で最初で最後やけど、仁にはまだまだ
チャンスがある。

期待してるよ〜!!

いざ!甲子園へ!

祝!甲子園出場!

ということで、Y太が甲子園の土を踏むことになった。
大阪ボーイスカウト連盟では毎年春の選抜高校野球大会で
フラッグやプラカードなどを持って行進するという
奉仕活動を行っているのだが、Y太がそのメンバーとなった。

「 府内に所属するベンチャースカウト2000人の中から
  選抜された24名のうちのひとり。」

といえばスゴい競争率だが、実際に選考会に
名乗りを上げたのは、41名。
それでも涙をのんだ仲間もいるわけで、選んで頂いたことに
ただただ感謝!である。

2月の選考会後、毎週リハーサルに励んでいるが
たかが行進、されど行進、まる1日繰り返されるリハに
帰宅後は全身筋肉痛でバタンキューである。

開会式当日は選手達に先立って、3ツあるフラッグ
( 国旗、大会旗、前年優勝校旗 )
の3つ目に出てくる優勝校旗を持って行進予定。
4人のうちの前、向かって右の持ち手がうちのボンだ。
多分、テレビには一瞬映るかどうかってところだな。
家のDVD、フル稼働だ。

それにしても、楽しみを通り越して、羨ましいかぎりだ。
い~なぁ、甲子園。私もグラウンドの土、踏みたい!
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