2024年4月19日(金) 13:55 JST

ぬいいと、熱く語る!!

パパへの恋文より

入学式の日に少しおさぼりをしてひとりの時間をつくり
綴りモノをしていました。(学長さん、すまそ。)

笑へのお祝いブログを綴った後、次のブログを書き始めようかと
していたら、「ブルーシャトウ」の着メロが。(古っ。)

「 パパだ ♪ 」

「 桜より美しい君へ 」
とかなんとか件名に書いておきながら内容はめちゃくちゃ辛口な
時事モノ only。(笑)

話は逸れますが、私はほとんど新聞を読みません。(ナサケナイ)
情報はTVからがほとんどで、かなり偏った情報です。
直に知り合うのはママ仲間ばかり。会えば話題は子どもが中心。
そんな下町育ちの私ですが、web上で知り合った方たちのおかげで
普通に生活していては得られない有識者、経験者からの情報
というものを、これまた断片的にではございますが
普通に生活しているのと比べモノにならないくらい
得ることができます。
みなさん、感謝しています。(-人-)

そんな方々のなかのおひとり、パパさんへの恋文返しを綴っていたら
なんだかブログに綴ろうと思っていた内容を
そのままぶっちゃけた形になってしまいました。

以下、パパへの恋文返しをほぼ原文で。

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なんだか言葉悪いんですけどね、私の脳内が
発想飛びすぎてるのかもしれないんですけど、どうも戦時中
( って、戦争を直に知ってるわけじゃござんせん )
の諸々の風景と、原発のことをはじめ、今の日本が
どうしてもダブるんですよね。

お国のかなり最悪な状況も知らされず
「 お国の勝利のために 」と戦地に召集される若者たち。
自ら志願するものもいれば、赤紙がいつくるか、いつくるかと
ビクビクしながら日々を過ごす町民たち。
玉砕覚悟の「特攻隊」。

お国の志気を下げるような発言、お上の都合の悪い情報は一切遮断。

町では戦地に赴く兵隊さんのためにご婦人方がなにやら針を集める。
「武器に使う鉄が足りないから」とお寺の鐘を溶解。

鉄砲玉や空襲がくればひとたまりもないにもかかわらず
日々行われる「 竹槍訓練 」
現実を語って竹槍訓練を拒否しようものなら非国民扱い。

そしてある日原爆がふたつ炸裂。
原爆投下後も、目に見えない放射線に気づかず近づいた市民が被爆。

節電もね、私は悪くないと思ってるんです。特に夏場は。
それは「 地球温暖化問題 」を考えてのことであって
今に始まったことではありません。
クーラーの室外機から出てくる熱風をみる度にいつも思います。

ACのCM 「 被災者の事を考えて行動しよう。」
これねー…正解であって正解でない、と私は思います。
心の片隅に置くことは必要だと思うんです。
ただね…パパもおっしゃるとおり、一緒になって
しんどい目しようとするのはどうよ?と思います。
それなら今世界のどこかで飢えで亡くなっていく人たちのことも
考えないと、ってなところまでお話しが及びます。
認識して感謝して、現状を全うする・・・それが今は、平民にとっては、大事かと。
自ら被災者のことを思って、もしくは自分で必要性を感じて
節電するのは自由として、上から押しつけられた節電は
「 竹槍訓練そのもの 」だと思います。

ACのCMねぇ~…
本来、こんなことがなくてもわかってなけりゃいけないこと
なんですよね。
なんか、今更な感じが否めません。
でも、今の日本人は今のタイミングで耳タコくらいにこの手のCMを
流しておくくらいでちょうどいいかも?なんて声もききます。
それくらいこれまでの日本は軟弱になってたんですよね。

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このメールについてのパパからのレスは

「 ぬいいとさん。。。。。もしかしたら戦前生まれとちゃう?
  詳しすぎ(笑)」

でした。(笑)
旦那さんからも事あるごとによく言われます。
「おまえ、明治43年生まれちゃうんか?」と。(笑)

私が常に震災の事を頭に置こうと思ったきっかけのブログでは
じつは「節約してくれ、義援金をくれ、一緒に悲しんでくれ」
なんてことは、一言も言っていません。
「ただ、忘れないでほしい。」根本はそれだけだと解釈しています。
そのために単発で【ぬいいとさんの「へぇ~。」】を
載せようと思いました。これも単発でもいいから
みんなが「そんなもん知ってる!」って言っても続けなきゃね。
そう、自分が忘れないために。

えらそうにACのCMに一石投じましたが、あの CM 以来
BGM 的に TV つけるのをやめたのはこの私です。(笑)

元気だけど直接被災者に何かすることはできない私達ができることは
「今は、とにかく、日本経済を回すこと。」
夕方見たニュースでも西日本方面の方たちにはそれを一番に望む
と、被災者の方が言ってくださいました。
うれしいです。元気をもらってるのは私たちの方です。

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【ぬいいとさんの「へぇ~。」】
「 原発がどんなものか知ってほしい。」平井憲夫
へぇ、この人、14年前に亡くなってはるんや。
ってことは、14年以上前から訴えてはったんや。

東電関連会社って?

幼少の頃すごく楽しみにして毎週みていた
「 ザ・ガードマン 」を先日ケーブルテレビで見て
実は彼らは今の時代における警備員さんであるということに
今頃気づいたぬいいとさんです。
オープニングではパリまで出張してるガードマンもおったで。
すごい警備員さんやん…。

………………………………………………

今、原発復旧のために命懸けで最前線で
作業にあたられている方々のことを
「 東電の関連会社の方々 」
とメディアで呼ばれていることに、とある方の助言で
つい最近気づいた。
ふぅん、要するに下請け、孫請け会社ことか。

自ら志願して作業にあたられているという。
…もう、何も言葉がでない。( その割には最近よく喋る。)
常駐しているスペースがどうの、食事がどうの
そんなこと以前の問題なような気がした。

今朝、とある番組のキャスターがそんな方たちのことを
「 きっと東電の名誉にかけてでも!っていう心意気で
  やってらっしゃるんだろうと思います!」
って言ってた。

あんまり人の揚げ足取るのはよくないかもしれないけど
「 それはないやろ。」
と思わず口にしてしまった。
そばにいた普段は嫁のいうことに耳も貸さない旦那も
めずらしく同調していた。
もし私が当事者で、そんなコメント聞いたとしたら
「 東電の為やおまへん。みんなの為だす。」
って言うわな。
その前に、そんなとこに自ら行く勇気もないけど。

さっき夜の番組で、今まさに仲間が最前線で活動している
という60代の同業者の方がインタビューに応えていた。

たまたまこの方にはお声がかからなかったけど
もし声がかかれば駆けつけたい、そして同業者の誰もが
そういう気持ちでいるけれども、やはり家族のことを考えると
おいそれといくわけにもいかない。
そんな気持ちを切々と語っておられた。

最後にインタビュアーの
「 もし、お声がかかれば行きますか?」
という質問にこう応えてらした。

「 行かざるをえないでしょうね。
 『ふるさと』のためですから。」

やっぱり、そうやんな。「 東電のため 」じゃない。
「 ふるさとのため、みんなのため、愛する人のため。 」

ところで…本当に自ら志願した方ばかりなのかな?
いや、かなりの使命感持って作業してらっしゃるので
イヤイヤではなく腹くくって行くと決めた方たちばかりだろう。
ただ、「 自ら 」の裏に何も隠れていないのかな?
「 東電がお願いしてOKしてくれた人にだけきてもらったよ〜。
  拒否した人には無理強いしてないけど、なにか?」
…これも自ら志願、になるわけ?

あ〜また妄想が爆走してついつい言葉尻とってしまう
ぬいいとさんだ。

大根1本はっぴゃくえぇ~ん!?

ぬ「 東京では今、大根800円で売ってるらしいで。」
旦「 んなアホな、ウソに決まってるやろ。」
ぬ「 でもスーパーの野菜部で働いてる奥さんがいうてたから
   あながちウソでもなさそうやで。」
旦「 そんなもんウソでもホンマでも子どもの前で
  言うたらアカン。
   子どもがそれ聞いたらアチコチに言うて広まるやろ。
   それが風評被害につながるんや。」
ぬ「 ほぉ!なるほど!そやなぁ、うかつやったわ。
  すんずれぇいたしました!^^ゞ 」

そばにいたのがおしゃべりY太ではなく
私より分別あるオトナな雪でよかった。

「 子どもの前で先生の悪口を言わない!」
は心してたけど、もっともっと気づかなアカンな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
避難所の生活。その叫び。

私にできること

被災地に私の親族や知り合いはいない。
関東や北海道は行ったことあるけど東北には行ったことがない。

直接助けなければならない人が自分の周りにはいなくて
現地に駆けつけて何かお手伝いするという力もない私。

そんな私ができることは雀の涙ほどの義援金を託すことと
あとは微力ながらただひたすら日本経済を回すことしかないと
思っていた。

「 人の身になる 」
本当の意味ではそんなことはたやすいことではないと
それは地震が起こる前から思っていた。

でも、もうひとつ…私のお役目らしきものを見つけた。
毎日のお気楽ブログの最後にコレを貼り付けることで
少しは力になれるかな?

避難所の生活。その叫びー。

パッとアクセスするといきなり「え?」と感じるミステリアスな雰囲気の
テンプレートデザインが出てきますが(堀井朋子さん、失礼!)
驚いて慌てて引き返さずに、そのままスクロールしてごらんくださいね♪

捉え方、さまざま

土日の旅行が「 ワヤ 」になったことについて
いろんなところでお話ししたのですが
それに対する反応が実にさまざまだったことが
意外でオモシロかったです。

:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:

まずは例のパパ。

「 旅行残念でしたね。日頃の行いが悪いからです。」

…かなり失礼でしょ?(笑)
「 行いがいいからキャンセル料がタダになったのよ!」
とちゃんと言い返しておきましたのでご安心を。( ̄^ ̄)

この場合、ぬいいとさんは旅行をとても楽しみにしていた
という想定がパパの頭の中でできあがっている
ということがわかります。
言葉は失礼極まりないですが(笑)極フツウな考えであります。

:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:

仕事の方は当初土曜日早退、日曜日欠勤の予定でした。
コレも土日祝パートの I さんが日頃休まずきてくださる
おかげだからこそ、なんですよね。
その I さんにも旅がワヤになったことを伝え
「 ということで土日はいつも通り出勤いたしますので〜 」
と言ったあとに I さんの口からでた言葉は

「 まぁ、よろしかったですやん。」

その後一度口に出した言葉を慌てて打ち消そうとする I さん。
(笑)(笑) 不意に出てくる言葉ってねぇ…(笑)(笑)
あ、大丈夫。いつも罪なく天然な I さんの言動なので
いっこも気ぃ悪くしてないですよ、 I さん♪
( きっとこんなところは見てないだろうけど )

この場合、職場のメンバーが欠けずに済んで「よかった」のか
津波の危険にさらされる心配がなくなって「よかった」のか
まぁ後者だと勝手に思っておきますが(笑)(笑)
きっと I さんの頭の中にはぬいいとさんが
今回の旅をとても楽しみにしていた、という想定は
最初はなくて、「 よかった 」という言葉が口から出てから
「 あ、でもせっかく楽しみにしてた旅が… 」
がコンマゼロ秒の時間差で頭の中に飛び込んできたんでしょうね。
こう分析していると、 I さん本当に憎めない存在です。^^
:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:

私のブログはフツウの主婦方がどれだけご覧になっているのか
わかりませんし、声としては上がってきませんでしたが
「 旦那側の家族との旅行がワヤになった 」
と聞いて
「 あら、ラッキーじゃん ♪」って思われる主婦の存在は
おそらく皆無ではないと思います。
そしてコレはぬいいとさんの憶測ですが…
(*・ノω・)コソコソコソコソ…
相当数いるはずっ。
…ニゲロ!三三三 (/ ^^)/

え?結局ぬいいとさんの胸の内はって?

どれも正解です。

行くからには楽しもう!と思ってただけに残念でもあったし
でも津波が心配でちょっと気乗りしなかったのも事実だし
( 余談・津波に関しては今回の地震が起こる前から心配で
  旅だろうが仕事だろうが海辺へ行くことは根本的に
  気乗りしないぬいいとさんです。)
仕事に穴を空けずに済んでホッとしたのも事実だし。

旦那の実家で酒のんで夕食後のかたづけもせず
カァカァ爆睡する太ぇ嫁なので、旦那家族との旅行が
苦痛ということはありません。

ただキャンセル料を諦めてでも中止せざるを得なかったことを
さほど残念に感じなかったことも事実です。

ただ、何度も言いますが宿のご主人がキャンセル料を取らずに
快諾してくださったことは、本当にありがたいことでした。

以上、ひとつの出来事で捉え方がいろいろある
という、長いたいくつなお話しでした。

おわり。

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