2024年12月22日(日) 23:55 JST

ぬいいと、熱く語る!!

形にのこす・1

最近話題の「 親の品格 」を読み終えた。
率直な感想。
「 思ったより優しい内容だったかなぁ。」

ハッと何かを気づかされるようなことは
あまりなかったような気がする。

子どもが幼少の頃から結婚した後のことまで
ありとあらゆる親の心得が記されているが
言わずもがななことが大半を占めていたように思う。

ただ、この「言わずもがななこと」がわかってない親が
老若男女を問わず結構存在することと
わかっていてもついつい忘れてしまうことも多々あるということから
こういう風にひとつの形としてまとめあげてくださるということは
やはりそれはそれでありがたいことだし
とても価値あることだと思う。

思うに…
この「親の品格」という本は、風邪薬にたとえれば
「 軽い風邪の諸症状によく効くちょっと優れた市販薬 」
って感じかな?
たくさん売れてて、薬屋〔本屋〕に足を運ぶくらいの体力があり
自力でなんとかしようという気力がある
患者〔迷える親〕ならこの薬〔本〕でなんとか回復できそうだ。

ただ、私は重篤な患者さん〔迷える親〕が気にかかる。

〔つづく〕

短絡的発想

テレビでなにげに終日保育所の報道を見て
また昨今の医師不足、超過酷勤務を耳にして
思ったこと。

「 なんで、終日なん?」

昼、平日だけの診療所、昼だけの保育所
あるいは総合病院はじめ終日やってる病院
( これが今世間で問題とされている機関であるが )
は、たくさんあるけど、
「 夜中だけ、休日だけ 」
の病院なり診療所なりが
もっと増えればお医者さんの普段も軽くなるんじゃ?

「 でもやっぱり医者も夜中は働きたくないし
  医師不足の解消にはならんで。」

確かに、そうかも。^^;
でも「 夜間、休日限定 」で
とりあえずその他の日時のオフが
確保されているとなれば
そこに入り込んでくる医師なり看護士なり
あるいは冒頭にのべた保育士なりが
条件によっては結構な数が集まってくるんじゃ?

大阪市ではそういった意味では恵まれている。
http://www.kadoma.osaka.med.or.jp/cd/kyu/tyuou.html
他の地域ではどのようなものだろうか?
仮に何もないところに1からこれを整備するとして
コレを公的機関に委ねるとなると
アクションは「 亀 」やろなぁ。
もう「 箱モノ 」はつくらなくていいから
「 夜間休日限定病院、ちょっとオイシイで 」
ってなふうに法を改正して
民間にそういう病院、診療所をつくるように
仕向ける…。
民間の方がまだ有効かつスピーディに
対応していくんじゃないか・・・

ぬいいとさんの超お気楽妄想紙芝居は続く…。

+。。+゜゜+。。+゜゜+。。+゜゜+。。+゜

ぬいいとさんちの最寄り駅を拠点に
半径500メートル圏内には
歯医者さんが10軒以上ある。
とても医師不足とは思えない。
「 心ある医師 」は不足してるかもしれんけど。

大阪府知事選挙

さて、いよいよ明日です。
はてさて、いかがいたしましょう?
「 たかが一票、されど一票 」
やっぱり吟味しなくちゃね。

「 一票を投じたい人 」
はなかなか決められないんですが
「 一票を投じたくない人 」
は決まってます。
その人のことをキライなわけじゃない。
選挙戦の様子を見ていても
むしろ好感さえ覚えます。
ただ、私と少し向いてる方向が違うかなぁ…
ただ誰が当選しても、それが
ぬいいとさんの投じた方でなくても
応援はするつもりです。
そや、選ばれたからには頑張ってもらわんと!

以下はぬいいとさんの独り言。
小さな子どもはなんとしてでも親が守ります。
年老いた親はどうにかして子どもが介護します。
それにはやっぱり働き盛りが心おきなく
稼げる世の中にしないと。

最近、働く母が富に多くなりました。
それも2・3軒カケモチだとか
完全フルタイムだとかも珍しくありません。
母子家庭であるなどやむを得ない場合もありますが
原因の大半は「 世帯主のリストラ 」
及び「 世帯主の就業意欲喪失 」。
で、嫁さんがオーバーワークになる
子どもや家庭への気遣いがおろそかになる。
子どもが荒れる、家が荒れる…。

それでもなんとか家庭に歪みがこないよう
世の親たちは一生懸命頑張ってます。
ただ、限界もあります。
キャパの少ない親もいます。

しかるべきところにお金が流れるようにしないと。
直接立場の弱い人に財源を投資するのも大事ですが
それが「 お年玉的なもの 」なら
抜本的解決にはなりません。
って、エラそうに言ってるけど
そうおいそれと今の状況は改善できないだろう
ってなことはぬいいとさんがわざわざ叫ばずとも
もう府民が百も承知です。
「 知事 」を選ぶのも大事だけど
選んだあとの有権者の意識と行動も本気にならないと
大阪は「 マジやばっ!」だろな。
いや、もう大阪だけの問題ちゃうでなぁ!
「 親 」が本気にならんと。
「 親 」が変わらんと!

さて、誰に入れよ。
結局「 消去法 」か。

自分の足で

いつだったか忘れたけど、以前
「一見不慮の事故にみえるものでも
 実はそこにいたるまでに
 『小さなタラレバ』が潜んでることが
 少なくない。」
みたいなことを書いたことがある。
昨日、病院に入院していた男性が
だれかと間違われて射殺された。
これはもう「タラレバ」のかけらもない。
ご本人、ご遺族の心中は察するに余りある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんだか、どうも、世の中みんな
甘え過ぎてないかな?なんてココ最近思えてしまう。
いや、こんなあたしがいうのもなんだけど。(汗)
賞味期限問題にしても
年金問題にしても
医療現場のたらい回し問題にしても
学校におけるさまざまな問題にしても
根本はみな「当人達の組織に対する甘え」
にあると思う。
それが巡りめぐって当人達に返ってきてるように
思えてならない。
いや、当人そのものならまだしも
実際には全然関係ない人が
とばっちりを受けていたりする。
ひとつひとつ事例をあげれば
「風が吹けば桶屋がもうかる」
的な話のオンパレードになるので割愛するが
とどのつまり、みんな「キャパを越えてる」のである。
「最終的に自分を守れるのは自分である」
ということを、少なくとも健全な心身を持った方だけでも
自覚すればうんと変わるんじゃないかな。
世の中にはいろんな人がいる。
体が不自由な人、心が不自由な人
そして不幸にも「タラレバのカケラもないこと」
に、遭遇してしまった人。
でも大部分は心の持ちようで
「小さなタラレバを察知できる人」
になれる方々だと思う。
本当にどうにもならない事例のために
できるだけキャパ増幅に協力しないと。
いや、なにも、「医者行くの、我慢しろ」
なんて言ってるんじゃないんですよ。
人として当たり前のことするだけで良いんです。
「時間に遅れない」とか
「遅れそうなら連絡する」とか
「間違いは素直に認めて謝る」とか
「最低限のルールは守る」とか。
たぶん、そういう低次元の問題が積み重なって
諸々が忙しくなってるんでしょうね。
政治家さん達が票集めのために
「国民のみなさんのため」
なんて言ってることにみんな知らず知らず
甘えていってるんじゃないかな?
たしかに、「基本的人権」が唱われている
この国はすばらしい。
でも、このまま不必要に甘え続けると
「基本的人権」は崩壊してゆく。

企業努力

食料品の値上げが相次いでいるらしい。
「 らしい 」というのは、ぬいいとさんには
あまり実際に肌で感じていないから。
単にあたしが鈍感なだけぇ?
大元の卸価格の値上げに対して
コンビニ各社の対応が報道されていた。
「 これはもういたしかたない。」
と、それに追従してあっさり値上げに
踏み切るLソン。
それに対してその他のコンビニ会社は
微妙なニュアンスの違いはあったが
基本的にはみな値上げを見送った。
「 企業努力でなんとか踏みとどめて…」
といった弁明が続く。

…もう、ええんちゃうん?
10年以上も値上げしてない。
やっと上げる値段も数十円。
もう、ええんちゃうん?
企業努力で一番影響が出るのが
「 モラルの低下 」
不二家然り、白い恋人然り、赤福然り
ジェットコースターの事故然り、である。
企業努力をブイブイ言う傍らでモラルも求める。
どちらも大事だけどどちらも極めるには
限界がある。
企業努力、もうええんちゃうん?
充分努力してきたやん。
昔ながらのヘンなごまかしはやったらアカンけど
そのヘンなごまかし止めるために
もう、ええんちゃうん?
……………………………
ちなみに我が実家も人手が減り
「 企業努力中 」である。
今のところ、その弊害は
今までは言われなくても
こまめにお茶のおかわりをしてたのが
頼まれた時にしか、できなくなって
しまった事くらいかな?
あ、それと食器の片付けが間に合わないときが
まま、あることかな?
必死でお詫びの言葉掛けをして
なんとか場をとりなす。
育ててもらった家のことやから
別に苦でもなんでもないけど
何の義理もない時給800円そこそこの
パートさんには、ちょっとキツい仕事かも。

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