2024年12月23日(月) 04:56 JST

あたいの家族

ラガーマンへの道

ここにきてラグビーがにわかにクローズアップされてきた。
息子Y太も中学生の時はラガーマンだった。
小学生の時に近所のテニススクールに行っていたので
そのまま中学でもテニスを、といきたかったところだったが
生徒数が少なく、運動クラブの数も限られていて
選択肢は「サッカー」「卓球」「ラグビー」しかなかった。

「 サッカーは未経験者にはハンデあるし
  ラグビーは激しすぎるよな。
 学校で卓球やって、あとはテニススクールか?」
と、思い込んでいた母だったがY太が選んだのは
ラグビー部だった。

Σ( ̄□ ̄!!) はぁ〜〜〜〜〜っ?!らぐびぃ〜?!
と、ひっくり返ったのを覚えている。
小6の運動会で徒競走2等がMAXだったY太がラグビーてか?!
ひょろひょろスリムなテニスの王子様がラグビーてか?!
絶対骨の2・3本は折るで!
しかも毎日砂まみれやし!
え?結構用具代もバカにならへんやん!
(≧ε≦)ひぇ〜!考えなおしてくりぃ〜!
ってのがぬいいと母の正直な気持ちだった。

案の定、骨はもう何本折ったか忘れるくらい折った。
玄関先や風呂場、廊下、そしてなぜかY太の布団まで
いつも砂でザラザラしていた。
運動神経も良い方ではないので3年まで保たないと思ってた。
だが、彼は中学生最後までラガーマンを貫き通した。
3年間、骨を折り倒したことも、砂まみれな毎日も
終わってしまうと寂しい、済んでしまうとみな勲章だ。

さて高校でもラグビーを!と、いきたいところだったが
今度はそのラグビー部がない(笑)。
テニスの王子様に逆戻りである。

ラグビーは過酷なスポーツである。
ケガは絶えないし、強靱な身体作りのために
食事は吐くほど食べさせられる。
それゆえに本人がやりたいと希望しても
親御さんの反対にあってやむなくラグビーを断念した
という話もちょくちょく耳にする。
親御さんの気持ちもよくわかる。
でも、本人さんがやりたい!っていえば
ぜひ、やらせてあげてほしいな。

昨今のラグビーブレイクを受けて、ラガーマンの末席の
そのまた後ろの立ち見席にいるY太がちょっとばかし
誇らしげに思う。

「 ラグビーやる。」
って言い出したときは全然乗り気じゃなかったけど。
未だに
「 え〜っと、ワントライで何点やったっけ?」
てな感じでかなりいい加減な母やけど。
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雪は何してんのん?

社会人3年目の雪。
雪の門出を迎えて1年目は本社のパソコンの前で
黙々と作業をしていたが、その後遠方の病院の
新システム起動のため、海外出向を命じられた。
あ、海外といっても我が家では北海道だろうが沖縄だろうが
淡路島だろうが、本州を離れたら
全部まとめて「 海外 」である。

なんちゃら大橋を往来しながら平日は現場へ出張
週末は自宅に戻るといった状態が、もう1年半続いている。

窓口業務が続く雪。

「 あ〜早く本社帰って開発してぇ〜。」

の言葉に

「 いっそのこと住民票移したら?」

とイジる旦那さん。
仲のえぇ父娘だ。

そんな生活もあと一週間、次に帰阪したそのあとには
本人さん待望の本社勤務が待っている。

「 いったん本社でその次は北海道の病院か?
  ( *´艸`)クスクス・・・・・ 」

旦那さんがまたイジる。
仲のえぇ父娘だ。

毎週毎週同じチームを組んでいる数人で車での移動。
雪も大変だが、運転してらっしゃる方はもっと大変だ。
ウチの大事な娘を乗せて、ここまで無事故無違反で
きてくださったこと、どんなに感謝してもしつくしきれない。

と、こんなところで感謝の意を述べても伝わらないので
一度その会社の方に直接お会いして礼を述べるなり
お歳暮なりお中元なり贈りたいという気持ちを雪に言ったら

「 そんな余計なことはせんでよろしい。」

と、一蹴されてしまった。
そやな、社会人やし、親の出る幕やないわな。はいはい。

他の方々はまだ出向先での業務をつづけられるとのこと。
これからの移動も変わらずご無事でありますように。
(-人-)

笑の新学期

Y太と同様、こちらもあっちゅう間に3年生となった。
つくば生活丸2年。
学費を助けてくれぇの、仕送り半分以上残しぃの
学生宿舎に居残りぃのと、かなりリーズナブルな
キャンパスライフを送ってなさる。

学生宿舎は毎年部屋が変わり、今年度は4階のお部屋になった。

「 笑ぃ~、今度の宿舎って、エレベーターあったっけ?」

「 えれべぇたぁ?なに?それ、おいしいの?」

エレベーター、ないみたいやな。
そういやおかんもその昔、エレベーターのないマンションの
5階に住んでて、雪と笑をおんぶにだっこで階段上り下り
してたよな。
若さって、スバラシイ。

バイトで疲れて帰ってきた時なんかは階段がツラいかも。
まぁ、がんばれ。^^

「 見晴らしはえぇやろ?」

「 そやで!窓の外は桜満開!花見の穴場スポットやわ!」

と言ってさっそくlineに写真をアップしてくれた。
ガラケー受信であんまりキレイな画像じゃないけど
こんなかんじ。

Y太の新学期

このあいだ3年生を終えたと思っていたら
あっちゅう間にまた3年生がやってきた。
高校3年生の初日を終えて帰ってきたY太くん、開口一番は

「 クソっ!遠足、行かんといたろかな。
  なんで行き先変えるねん!
  京都のままでえぇやんけ。ブチブチブチブチ…」

例年通りだと京都遠足だったのが、今年はちょっと趣向を
変えたようだ。
それにしても特別京都に思い入れがあったわけでもないのに
よほど行き先に不満がある様子。
あ、もしや…

「 Y太くん、ひょっとして、信太山(しのだやま)? 」

ビンゴだ。(笑)(笑)(笑)

大阪では有名なキャンプ場、ボーイスカウトの活動で
小学校2年から今に至るまで飽きるほど足を運んでいる。
おそらく先生方も含めた誰よりも施設を細部まで熟知してる。

「 えぇやん。そこでそつなく何でもこなしてたら
 女子にモテるで。(^皿^)ヾ」

「 いやじゃ!オレ絶対火ぃも着けへんし、メシも炊けへん!
  知らんフリしといたるねん!」

いやいや、そういうてもいざ飯ごう目の前にしたら
絶対放っておかれへんねやろな。
それが「 性(さが) 」っちゅうもんや。
( *´艸`)クスクス・・・・・

まぁ、がんばれ。^^

12月31日(水)

笑が年末に帰省してきたが、たった3泊で
つくばっくするという。
(つくばっく=つくばへ戻ること)
大晦日から正月三が日、みっちりバイトだそうだ。
(後日談、つくばっくした時には五日までに延長されていた。)

ということで31日の朝に旅立つ笑へ持たせるために
例年より1日早く30日の夜、おせちを仕込んだ。
気の利いた入れ物じゃないけど、こんな感じでミニおせち。



あとは数の子とか、笑・熱望のおばあちゃん製黒豆とか
雪がハマりまくりのおばあちゃん製大根のおつけものとか


「 コレをするために大阪に帰ってきた 」
と笑が言ってた親族恒例もちつき大会でついたお餅たくさん
などなど、愛用のキャスターバックに詰め込んで
新幹線でつくばっくしましたとさ。

…あ、赤飯忘れてた!(><)

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