2024年9月22日(日) 22:20 JST

内職・エキスパートの巻

「おかあさん、お仕事は何やってはるん?」

「あー、掃除のパートと、あとは内職」

交際中だった頃の私と彼(今の旦那さん)との会話である。

(内職かぁ。)

正直、あぁ、そうなん?としか思わなかった。
結婚してからその内職での収入が月数万円と知ってからも、あぁそんなもんなんやなとしか思わなかった。
バカにするとかそういうのではなく、まわりにサンプルがなかったのでピンとこなかったのである。

そのキャリアに気づかされたのは嫁に来て数年後のこと。

「内職、始めたんですよ♪^^」

と、私の後から嫁に来た義妹Kちゃんが。

「え?どんな内職?」

「紙に糊つけて三角くじ作るんです。」

詳細は忘れたが、確か2~3枚作って1円って言ってたと記憶する。
それでもピンとこないので突っ込んだ。

「それでどれくらいになるん?」

「1日やって500円くらいかなぁ?」

当たり前のように話すKちゃんを見て初めて悟った。

ご、ごひゃくえん?!
内職のビギナーって、そんなもんなんや!
と、同時におかあさんがやっている内職って、当たり前のレベルじゃないんやってことにやっと気づかされた。

実家へ帰ると必ず段ボール箱の山があり、パート勤めをやめてからも大工職人のおとうさんを巻き込んで(失礼!
)常になにかしらの内職をしていた。

「次から次に持ってきはるねん。」

アテになるから持ってきはるねんな。
内職だろうがなんだろうが、結局は経験、実績、信用なんや。
実家の段ボール箱の山を見るたびにそう心したものである。

その義父母も92歳と87歳。
先日実家へ帰るとまた段ボール箱が積まれてた。
最近はめっきり少なくなったそうだけど、それでもたまにこのエキスパートの元に内職はやってくるらしい。

部屋ではおとうさんが金づち片手になにかしらトントンやってらっしゃる。

「これはな、おとうさんにしかでけへんねん。
(おとうさんにしかできないの。)」

確かに、すごく簡単そうにやっているけど、よくみたら大工さんでないと到底できない作業だ。

「92歳がやってる、って言うたらみんなビックリしはるねん。」

これもキャリアやな。
いやはや脱帽である。

私の内職もこれからやな。
今は三角くじ内職と同じレベルだ。

あ、ちなみに私の家には段ボール箱の山は一切ございません、とだけ申し上げておきますね。
内職・ビギナーの巻をご覧になってそんなイメージを持った方がけっこういらっしゃったみたいなので。(^^)

内職・ビギナーの巻

年明けにまたもや長いお暇を頂戴したので、かねてより気になっていた「内職」に着手した。

どんな内容のお仕事なのかは守秘義務があるので詳しくは言えないが、「一品作って50円」 という「内職」である。

「慣れてくれば一品10分ほどでできます。」

と、説明があった作業だが、最初の一品作るのに三時間かかった。
それから次は二時間、その次は一時間と、さすがに慣れてくればかかる時間も短くなってきた。
しかし、仮にこれを一品10分でやったとて、時給に換算して300円ナリ。

「これはちょっとなぁ、、、」

自宅でできるとはいえ、誰にでもすぐできるという作業ではない。私のスキルはこの程度のものなのか?と少し落胆した。
外で働くことと比べたら「内職」はかなり割に合わないものだと重々承知してはいたのだが、である。

「キリのいいところで辞めよかな?
 やっぱり日雇いバイトに出ようかな?」

そんなことが頭をよぎった時にY太が仕事から帰ってきた。

「ただいま♪
 あ、◯じぇらやん。」

「へぇー、あんたよう知ってるな!」

私の制作物に敏感に反応してきた。
うちの子、いつのまにこの分野のこと、そんなに詳しくなったんだろう。
私の子じゃないかもしれないな。(笑)
しばらくそのあたりの豆知識を御披露目してもらううちに、この「内職」も悪くないなと思い出してきた。

これを作りつづけていくうちに私の苦手分野がある程度解消されていく。
興味ないけど、踏まえておきたかったとある苦手分野における知識。
なにより、作業自体はやっていて全く苦にならない。
楽しんで、幾ばくかの賃金をもらってそれが学べるのだからありがたい。
どないがんばっても未だ一品に20分くらいかかるけど(笑)。

このペースでいくと、おそらくひと月で職場・夢での1日分のお給料くらいかな?
笑いたきゃわらって(^皿^)
私は楽しんでるから。

そうこうしてるうちに2ヶ月10日ぶりに職場・夢から出勤要請が出た。
お外の仕事のありがたみもあらためて感じるのであった。

プログラミング

「ぬいいとさん、ぷよぷよプログラミングはじめるって言ってたけど、あれからどないなったん?」

はいはい、去年の夏に2ヶ月かかって上級編1015行、写経しましたで!

ただね、案の定間違いがあるらしく動かなくてね。
このあたりに間違いがあるんじゃないかなぁというところまではわかったんだけど、ただ間違いさがしするだけじゃ進歩がないんじゃないかなと。
根本的なところを理解しなくちゃいけないんじゃないかと。
そう悟ったところで頓挫してしまいましたわ。(泣笑)

・・・・・・・・・・・・・・・

「このあいだ本屋さんでめちゃ買おうか迷った本があってな」

と、先日長女・雪がこんな本を教えてくれた。



小1・2年向け、はじめてのプログラミングというドリルである。
システムエンジニアを8年やってる雪が、このドリルはホンマによくできてると絶賛するのだ。

さっそくメルカリでポチリ♪

小学校低学年向けとあって、問題自体は極々簡単(一問間違ったけどw)なんだけど、結構目からウロコが落ちる場面があった。

「はぁはぁ、ほんであんな段がつけてあったんやな!」

とか。

「はぁはぁ、こういう括りか」

とか。

プログラミング言語は一切出てこないんだけど、プログラミングでわからなかったこと、知らなかったこと、これからわかるんだろうなってなことが網羅されてるような気がした。
(ほんとに網羅されてるかはあたしにはまだわからないけど。)

マコなり社長曰く。
「プログラミングは絶対役に立つ。たとえエンジニアにならなくても、プログラミングで培った物事を構築するノウハウはどんな職業に就いても通じるものがあるから。」

「雪、マコなり社長のこの言葉、わかるか?」

「うん、ようわかるで。料理する時とかにも通じることやし。」

その昔、プログラミングにもその人の性格が表れると聞いたことがある。
そんな域まで届けばな、憧れやわ。
またボチボチやろうかな。
ただ、今はあちこちに手を出しすぎて、いろいろとっ散らかってるぬいいとさんである。
整理しなきゃ。

コロナに翻弄されて

この夏、コロナ禍のあおりで突然絶縁状を叩きつけられた。
「雇い止め」というやつである。
ちょっと、というよりかなり理不尽を感じるところもあったが、法的にはなんの問題もなかったので応じるしかなかった。

辞めてからもお付き合いしていきたい人がたくさんいた職場なので、その想いを込めて挨拶動画を作って職場LINEにアップした。
自分ではちょっと笑ってもらおうと細工したのに、思いの外みなさん涙したらしい。
ぬいいとさん、まだまだ修行が足らんな。

・・・・・・・・・・・・・・・

その職場で明文化されていないコンプライアンスがあった。

「生牡蠣を食べるな!」

やった!\(^o^)/
晴れて解禁や!
長らく食べていなかったその生牡蠣を食した。
四年ぶり?いや、もっとかも
DSC_1117

(  ̄▽ ̄) ん~♪美味し。

よし!この冬はしこたま食べるぞ!
と、意気込んだのもつかの間、二回目を食べることなくまたその闇のコンプライアンスに縛られることになった。

「ぬいいとさん、再雇用いかが?」

え?もう?このあいだ辞めたばかりやん!辞めさせんでもよかったんちゃうん?
え?それって、なんやかんやオイシイことも言うてるけど、とどのつまり一からやり直しやん。
え?そんな条件?えーように遣われるだけやん!

そんな声がある中、2ヶ月も経たぬうちにホイホイと出戻った。
プライドも何もあったもんやない(笑)。
尻尾振ってキャンキャン鳴きながら戻ることに若干抵抗もあったが、未練タラタラで辞めたこともあり、ここは自分の気持ちに素直になることにした。
でも、利用されるのではなく、こちらから利用する心意気でやろうとは考えている。

・・・・・・・・・・・・・・

復帰後、挨拶動画を引っ提げてまた元の職場LINEに舞い戻った。
自己満足の塊である動画に
「うざっ。」
と思う仲間もいるかもしれないけど、観てほしいから構わずアップ。



「めちゃウレシかったよ!」
のお声はたくさんちょうだいしたけど
「あほちゃう?」
と、指さして笑ってくれる人に会えなかったのが残念。
というのは贅沢なことだな。(^^)

え?辞めた時の挨拶動画が観たいって?
今度会った時にね♪^^

ぷよぷよプログラミングはじめる

本田選手の短期集中一週間イナズマコース受講の話はとても刺激になった。

ちょっとプログラミングがしたくなった。
単純なヤツである。
かといって何十万も払ってTECH CAMPで教えてもらおう
なんて大それたことは思わない。
クラスが違うのはこんな単純な私でも百も承知だ。
そんな時にツイッターでこんな情報が流れてきた。

「ぷよぷよプログラミング」

アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」でプログラミングを学習しよう!というwebで配信されている無料の教材。

「無料か。では♪^^」

単純なヤツなのでタダならばと始めてみた。

内容はプログラミングとは何たるか、なんてことは一切触れず、ただただ示されたソースコードを一字一句をそのまま正確に 写経=書き写し するだけ。

まず初級コース。 28行。
システムを把握するのに手間取って一時間かかったけど比較的あっさり終了。

つぎ中級コース。95行。
これまたあっさり終了。

そして上級コース。 1,015行。
きっと一ヶ月かかるな(笑)。

ただ写経するだけでなく、内容理解しながら打ち込んだ方がいいのかな?
でもどこからとっかかったらいいかぐぐってもわからん。
と思っていたら、私のつぶやきを気づいてくれたかのようにわかりやすい解説をしてくださった方がいた。

「ぷよぷよプログラミング」でプログラミングのお勉強!|オリカ@ママトコぷろぐらみんぐ|note

久々にweb上のおっしょはん出現である。

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