2024年12月31日(火) 02:13 JST

山登り

ゴールデンウィークに入って最初の土曜日のこと。

「てんしばって、開いてるかなぁ?」

「さぁ、開いてるんちゃう?知らんけど。」

「まぁええわ、開いてなかったら壁にデンついて帰ってくるわ。」

日本一高いビル、あべのハルカスのすぐそばにある市民のいこいの広場、てんしば。
不要不急の外出自粛の最中
「近所での散歩はOK」
という言葉に甘えてひとりてくてく歩いて参じた。

封鎖されてるふうでもなかったので立ち入るとお店はすべてクローズ。
広場はおそらく徒歩圏内から来たであろう家族連れがチラホラ、程よい人並みだ。



広場の奥へ進むと、おや、こんなところに池が。



生まれた時から近くに住んでて知らなんだ。
あんまりキレイな池ではないけれど(失礼)あんまり見たことない鳥もおる。



ただの飾りの橋かなぁと思ってたら、ちらほら人が渡ってく。
ここまで来たら渡らないという選択肢はない。



橋を渡ると階段が続く。
ん?もしかして、茶臼山(ちゃうすやま)って、ほんまの山やったん?
半世紀以上大阪に住んでて知らなんだ(知らなかった)。
茶臼山って、ただの地名やと思てた。
アホや、恥ずかしゅうてよう人に言えんわ。
(ワールドワイドに発信してしもたけど。)
ほどなく山頂に到着。





標高26メートル。
昨秋、職場仲間と登った天保山(標高4.53メートル)とえぇ勝負しとる。



その昔、大阪の陣があったとこなんやな。
なんか、不思議な心地だ。
登頂証明証ゲットできず、残念。



まぁ、また来よ♪^^

ストロープワッフル

Gスーパーへ買い物に。

コロナの煽りであちこちの棚が空になっているなかで、お菓子の棚で気になる光景が。



周りはスッカラカンなのに一ヶ所だけお菓子が小高く盛られている。

・・・なんか気になる。

スッと持ち上げてみると、意外にどっしりとしている。
(8枚で約250g)

・・・とっても気になる。

気になるので一度試しに買ってみようかと思ったけれど、どこを見ても値札がない。
どんなお菓子なのか説明書きを見てみる。

「薄いクリスピーワッフルにシロップをサンドした、オランダの伝統的なお菓子です。シナモンの風味と、トロッとしたシロップをお楽しみください。」

ほうほう。さて、どうしよう。
レジで値段をたずねるのも面倒。
その時にまこなり社長の言葉が巡る。

「ちいさなリスクを回避していては大きなメリットは生まれない。」
(正確な言葉は覚えてないけど大同小異。)

安価な商品が多いスーパーなのでそないに高くはないだろうと、思いきってカゴに入れた。

レジで商品通しておったまげた。



マジか!安売りの五個入りひとパックの袋入りラーメン買えるやん!
8枚でそんなするん!?
小さなリスクを少し悔やんだ。
まぁでもそれだけ美味なのかも。

帰ってさっそくご試食。
うん、まずくはない。
ただ、次に買うかと言われれば、うーん。
なにより、馴染みがない。
加えてスーパーで200円以上の物をおやつとして買う習慣がない。

次はないかなぁと思いつつ、買ったものは責任もって食べることにした。

そこへY太が参上。
ちょっと手間かけて淹れたコーヒーのお伴に、このワッフルを食べてみる。



「あ、ええやん。コーヒーに合う。
 オレ、これ好きかも。」

「あ、そうなん?結構これ高かったわ。」

「でもウチで売ってるスィーツのこと思ったらぜんぜん安いで。」

と、まだ2日しか行ってない自社製品と比較する。

人間とは勝手なもんで、そういう風に聞くとさっきまで腐していたものが良く思えてくるものである。

今度行ったらまた買おう。(笑)

小さなリスクで、またひとつ知恵がついた。
小さなリスク、welcome!

体温計をさがしもとめて

2ヶ月以上のオフが決定的となったぬいいとさん。
入社して2日出勤しただけで32日間の自宅待機となったY太。
そんななかで旦那さんは未だ普通に出勤している。
変わったことといえば、出勤前に自宅での検温が義務づけられたこと。

「この体温計、何分待たなアカンねん?」

「5分。」

「ごふん~?ながっ!」

「おとーさん、いらち(せっかち)やから待ってられへんわな。
 30秒で計れるヤツ買ってくるわ。
 ついでに大阪城まで行ってこようかなぁ。」

「アホか、あんまりうろつくな!大阪城はやめとけよ!」

「へーい。」

というわけで割引クーポン券を携えてドラッグストアへ向かった。

マツキヨ、ない。
スギ、ない。

隣町へ向かう。
マツキヨ、ない。
ダイコク、ない。

・・・ヤバイ。
これってヤバイやつやん!

たぶんこの先もないやろなぁとは思いつつ、一縷の望みを託すのと、日課のウォーキングをかねて隣町の隣町へ歩みを進める。

サン、ダイコク、やっぱりない。
薬局は軒並みアウトやな。
ここまで来たらとその先にあるホームセンターまで足を伸ばす。
・・・やっぱりない。

諦めて帰ろうと思ったのだが、ふと数百メートル先をみると、大阪城公園の入り口が。

「このあいだ歩きすぎてリハビリの先生に嗜められたしな。
 今朝パパさんにも止められたしな。」

一度は背を向けて帰りかけたのだが・・・。

やっぱり来てしまった。



さすがにお城のそばまで行くと、帰りは電車で帰宅が必至となるので、入口までで我慢。

「明日からスタバ休みやで。」

と、Y太からきいていたのでしばしのお別れとばかりにお気に入りのエスプレッソアフォガードフラペチーノをテイクアウト。



往復約6km。
リハビリ先生ごめんなさい、またやってもた。
(それが原因かわからないけど3日後に腰痛に見舞われる。)
以後、ウォーキングは半径2km範囲内にしよう。

極楽浄土の庭

我が家から徒歩で十数分のところに四天王寺さんがある。
小学生の時には庭のようにして遊び、おとなになって近隣に舞い戻ってきてからも散歩コースのひとつになっている。

ところが境内を熟知しているつもりでいたが、未だに足を踏み入れていない場所があった。

有料エリアである。(笑)

そのうちのひとつ、「極楽浄土の庭」に行ってみた。

時は4月入って間もない平日の昼下がり。
拝観料300円なり。
庭園内には数人、三密にはほど遠い。
ゆっくりひとまわりしても十数分ほどの決して広くはないスペース。
それでも川がある、池がある、小さいけれども滝がある。




何よりあたり一面桜が満開。
雀じゃない、なんやわからん鳥がさえずっていて、まさに極楽浄土だ。
ほんまの極楽浄土、行ったことないからしらんけど。
極楽浄土の庭

帰ろうとして出入り口にあるこんな立札みたらもう一回まわらずにはいられなくなってしまった。


拝観料の元をとろうと隅から隅まで3周くらいまわって堪能した。

~~~~~~~~~~~~~

穴場だ。
そう思って二日後に旦那さん誘って再び訪れた。
日曜日の午前、このあいだよりは人がいるかなと思いきや

「今はだれもいないので、おふたりでゆっくりどうぞ♪」

なんとぜいたくな!

「あんなとこにたけのこ顔出してるで。」


「この石塔の下、亀やん!」


あたしひとりじゃ気づけなかったところを旦那さんが次から次へと見つけだす。
いと、たのし。

いつも見る境内にある亀の池は外来種のアカミミガメに占拠されているが、ここにはそうでない亀(名前わからん)がのんびりのびのびしてる。


もみじの木もけっこうあったから秋には紅葉が楽しめそうだなぁと、次の楽しみを残して極楽浄土の庭をあとにした。

~~~~~~~~~~~~~~

せっかくの穴場に人が押し寄せて迷惑になってもいけないので、アップするのをためらっていた。
(そこまでぬいいとさん、影響力ないで!てか?)
でもそんな心配をする必要もなくなった。


四天王寺さん、閉鎖。
みなさんにオススメできなかったのは残念だけど、行っておいてよかった。
秋までにはコロナ終息してるかな?
してますように。(ー人ー)
ご祈祷、ご供養、有料エリアの拝観はできないけど、幸い境内へは入れるとか。
また散歩に行こうっと。

天王寺七坂

3月24日(火)
隣町のとあるお寺に行こうとぐーるぐるマップ片手に散歩がてら歩いて行くことにした。
近くまで行くと「愛染坂(あいぜんざか)」の立て札が。



「おぉ、これがウワサの。」

知ってはいたけど通ったことがない。
てくてく下ってお目当てのお寺へ。

あいにく目当てのお寺には立ち入れなかったので、行きとは違う道から帰ることに。

「おやおや、ここにも。」



「清水坂(きよみずざか)」

そういえば大阪の坂って、なんか有名なんあったよな。
なんやったっけと検索の旅に出る。

そうそう、「天王寺七坂(てんのうじななさか)」。



日も暮れてきたので今日は帰ろっと♪

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3月25日(水)
またとあるお寺に参るために隣町の隣町へ。
ぐーるぐるマップ片手にまたまたてくてく歩く。
それにしても大阪市のほぼど真ん中なのに、このあたりは本当にお寺が多い。

目的地を訪れたあとにマップを縮小すると、おや、ちょっとがんばれば「真言坂(しんごんざか)」が。
てくてく歩くと、あった♪



ここまでくると七坂制覇したくなってきた。

「源聖寺坂(げんしょうじざか)」


「口縄坂(くちなわざか)」


「天神坂(てんじんざか)」


そして締めは「逢坂(おうさか)」


て、普通の道路やん!

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