2025年3月29日(土) 10:24 JST

一生勉強?

実践!菅ちゃん英語

(「菅ちゃん英語に魅せられる」よりつづき)

職場のレジにて

とあるお客様がお会計の際に、この村の中だけで決済できるちょっと特別なQRコードを出してこられた。
この特別な決済、実はかなりわずらわしい。
ピッとQRコードを読み取ってから決済が完了するまで軽く2分はかかる。
2秒じゃない、書き間違いじゃない、2分だ。
信じられん、なんとかしてほしい。
(こんなところでぼやいても意味ない)

日本の方なら他愛ない会話で場をつなぐのだが、このQRコード決済を使われるのは99%インバウンドさんだ。
実際は2分間程、感覚的には3分くらいに感じるその時間をなんとか取り繕わなければならない。
こんな時こそ菅(すが)ちゃん英語だ。

えくすきゅーずみー
じすしすてむ、ろんぐたいむうえいてぃんぐ。
あばうとつーみにっつ

よかった、いちおう通じてる(ハズ)。
「こいつ、なんちゅう失礼な言葉遣いするんや!」
そんな苦情が異邦人さんから寄せられてるかもしれないけど、そんなもん知ったこっちゃない(笑)

ふろ〜む?
はうろんぐじゃぱん?
おおさか、おんり〜?
帰ってくるアンサーがなんて言ってるのかわからなくても
「イェーイ、イェーイ、イェーイ^ ^」
と笑顔で返す。
たぶん
「こいつ、えぇかげんに返事してるんやろな」
とバレバレかもしれないけど、気にしない気にしない(笑)
なんとか2分間乗り切ったときは心の中でガッツポーズだ。

ある日、職場上司がそんなやりとりをしてる様子を見て
「コレ、使うといいよ」
と、レジ横からおもむろにあるブツを出してきた。

「ほーんーやーくーこーんーにゃーく〜!」
(ドラえもん風に。↑リンク押してね♪)

身振り手振りで必死でめちゃくちゃに喋ってるぬいいとさんを見て、かなり困っている様に見えたようだ。
本人は至って楽しんでやってるのに、である(笑)。
翻訳こんにゃくはさんで上司が話す。

「大阪以外にどこに行きますか?」
「東京や京都に行きます。」
「神戸もいいですよ。お肉が美味しいです。」
「あ、神戸もいきました!」

チャイニーズ相手にすこぶる会話が弾んでいる。
明らかにお客様のストレスがない。

「うん、菅ちゃん英語使いすぎて、マスターベーションになっちゃいけないな」
軽く悟らされた。
以来、込み入ったお話は迷わず翻訳こんにゃくを使うことにしている。
ただ、間抜けの2分間は懲りずに菅ちゃん英語だ。
「お客様に積極的にはたらきかける」
ココの職場が一番大事にしていることである。
やり方間違ってるかもだけど、気にしない(笑)。
クレーム来たらそれはぬいいとさんを野放しにした会社が悪いと思うことにしよう。
それで辞めさせられたらそれはそれで受け入れよう。
まぁお客様の反応見たら大丈夫やろけど。^ ^
(もうちょっとつづくかな?)

菅ちゃん英語に魅せられる

(「菅ちゃん英語にハマる」のつづき)
本題に入る前にぬいいとさんの英語力をご存知でない方にさらりとご説明。
英検4級(半世紀ほど前に取得)
当時としては結構ハイレベルな英語授業を取り入れていた中高一貫校に通っていたが、成績はいつも欠点スレスレ。
6年間英語漬けだったにも関わらず現在覚えてる英単語は中1レベルかな?
てな感じで、ささ、本文へどうぞ^^
・・・・・・・・・・・・
とある火曜日の夕方。
夕飯支度をしながら、ロザンの道案内しよっ!のコーナーを見ていた。
相変わらず屈託のない笑顔で、次々と外国人に声をかけていく菅(すが)ちゃん。

「ほんま、宇治原、しゃべらんなぁ(笑)
 まぁ菅ちゃんのコレがおもしろいねんけどな。」

ひとりごと言いながらキャベツを刻む。

このコーナーも17年ほどになるが、菅ちゃんがほぼ9割方外国人とやりとりしているにもかかわらず、菅ちゃんの英語力はそんなに上達していない。
いや、地頭は賢い彼のこと、本気で学べばもっと喋れるはずなのだがあえてそうしていないのではないか?とも感じる。

「フロム?^^」
「ハウロングジャパン?^^」

学校で習った英語は
Where are you from?
なのだが。
留学経験者なら流暢に
How long have you been in Japan?
と言うところなのだが。
でも9割方これだけで通じるのである。

菅ちゃんが話す英語は基本的に簡単な英単語3つ前後の文章だ。
たまに、え?そんなんで通じるんや!ってな文法無視の英語が飛び出す。

"Endless kimuchi"(キムチ食べ放題)
"Cherry blossom70percent ぱっ!"(と、両手を広げる)
(桜七分咲き)

おそらく普通なら通じないのだろうが、コレが実際に通じているのである。
そういえばそんなアホな!ってな英語でも通じた事案ばかりを集めた著書が昔あったよな。
ググってみたら新刊ではなかったけどメルカリであった♪

そんなアホなの連続で電車の中で読んで笑いを堪えるのに苦労した。
著書にある菅ちゃん英語がすべての場面で使えるかどうかはさておき、菅ちゃんのマインドだけは彼の著書を読んでしっかり身体に落とし込めた。

流暢にしゃべれない、それでも笑顔で身振り手振りも使って知ってる単語フルに羅列して話かける。
そして相手の言ってることがわからなくても気にせずとにかく相槌打つ。(アカンがなw)

菅ちゃん英語に出会ってから、根拠のない自信がついてインバウンドゲストがさほど苦でなくなった。
苦でなくなったというだけで、意思疎通ができているというわけではないんだろうけど。

(まだ「実践!菅ちゃん英語」へつづく)

プロでしょ?

もう30年以上前、自身の結婚式を挙げた時のこと。

司会進行を中学高校バスケ部仲間のY嬢にお願いした。
彼女は普段超大手の会社に勤務する傍、余暇を利用してナレーターの仕事もしていた。
挙式の司会などは仲間うちからもよく頼まれていたようだが、ビジネスとしての看板を本格的には掲げてはいなかった。
立ち位置としては「セミプロ」といったところか。

式が終わり、参列者の間で彼女の話題が出た。

「今日の司会の方、上手かったね。」

「私の中学からの同級生なんですよ。」

「プロなんでしょ?」

この言葉、プロなんですか?ではなくハナからプロだと決めてかかってる。
それくらい彼女の司会のレベルがセミプロの域を疾うに越えているということだ。

なにげないこの言葉にものすごい気づきを与えられた。

「そんな言葉、私はかけられたことない」

当時私も本業の傍らイラスト描きの依頼をよく受けていた。
今にして思えばとても拙い絵だったがその当時はコレで小遣い銭くらいは稼げるかなぁなんて思っていた。
そんな矢先に遭遇したこの言葉。
以来、私の中でこの言葉がひとつの目標となった。

その後、ほとんどボランティアとしてだがいろんなことを手がけた。
挨拶状、ポスターやメニューのデザイン、絵本、アルバム作り、広報紙、WEBサイト、動画編集、LINEスタンプなどなど。

出来上がってきたものはどれも我が子みたいなもので、出来の良し悪し関係なくとても愛おしい。
なので周りの評価が良くても悪くてもなんとも思わなかった。
ただ、この言葉をかけられた時はいささか複雑な気持ちになる。

「すごいねぇ!プロでやったらいいのに。」

アマチュアレベルなのは自分自身がよくわかっている。

「プロなんでしょ?」
そう思われるくらいになりたいな。
せめて
「プロですか?」
と言われるくらいにはならなきゃ。

先日、プライベートで作った動画を観た職場上司からこんな声がかかる。

「ぬいいとさん、すごいやん!
 YouTubeやったら?」

あー、やっぱりまだまだそのレベルかぁ!(笑)
YouTubeでもやってんの?ではないねんな!(笑)(笑)

未だ試行錯誤状態であることに焦りを感じる今日このごろである。

起こるべくして起こる

  • 2022年5月23日(月) 09:37 JST
  • 投稿者: ゲストユーザー
  • 表示回数 1,108
ぬいいとさんはモノグサである。

やらなあかんな〜(やらないといけないなぁ)と思いながらついついホッタラカシ(放置したまま)にしてしまうことが多々ある。
ただそれが、もうええかげんにしぃや!ってな状態になると、絶妙なタイミングでアクシデントが起こることがままある。

掃除機かけるだけでほとんど拭き掃除しないキッチンの床。
「たまには拭かなアカンねんけどな〜」
と、思うだけでホッタラカシにしておくと、ある日突然床に大量の水をぶちまけてしまい床全体を拭かざるをえなくなる。

日々の生ゴミをとりあえずストックしておく大きなゴミ箱。
ビニール袋に入ったものをストックするのでそんなに汚れないのだが、それでも屋外に置いてるから数ヶ月経つとホコリだらけになる。
「たまには拭いたらなアカンな」
と思うだけてホッタラカシにしていると、ある日ビニール袋に穴があいてゴミ箱の中が汚水まみれ。
拭くだけじゃおさまらず、お風呂場で徹底的に洗う羽目になる。

玄関先の掃き掃除。
ゴミや枯葉がチラホラあるんだけど、なんとなく外ゴミを家の中にストックするのがイヤなぬいいとさん。
「ゴミ出しの日の朝に掃除しよう。」
と一時ホッタラカシ。
でも結局朝の慌しさに負けて先延ばしにすること幾週間。
ある日強風が吹き荒れ、吹き溜まりとなった我が家の玄関先が近所の街路樹の枯葉でいっぱいになる。
ゴミ出しの日を待たずしてレレレのレ〜と掃き掃除。

いずれの場合もアクシデントが起こった直後は
「最悪ぅーーー‼︎」
と思うけど、すぐに思いなおして
「コレは『ホッタラカシにせずたまにはやれよ』っていう天の声やな」
と自らを省みるのがもうクセとなっている。
クセって、、、どんだけのホッタラカシ人生やねん、やな。
・・・・・・・・・・・・・・
先日、このぬいいとさんのサイトをはじめ、晩ごはんサイト、ほほえみさんのサイト、全て閲覧できなくなってしまった。
主な原因はサイトのホッタラカシと、PCメールのチェック怠慢。

サイトがスパム攻撃されているというサーバー会社からの警告メールにもきづかず放置。
その結果サーバーが凍結されサイトが閲覧不可となった。

たまたまホイル焼きの加熱時間を調べるためにサイトを訪問したマタニティ雪が気づいて知らせてくれた。
雪、ありがとうな。

その後あちこちにシステムエラーが出て途方に暮れ
「最悪ぅーーー!」
となったが、geekな神(誰やねん?w)が助けてくださった。
もう西の方向に足向けて寝られない。
多謝。

作業続きで十日間ほど路頭に迷ってたけどGW明けで束の間のおひまを頂戴していたのも幸いした。

不幸中のたくさんの幸いをただ単にラッキー♪と思ってはいけない。
これは天の声が
『サイトを続けるなら責任持てよ』
ということを言ってるんだろうなと勝手に解釈した。

あ、サイト、とりあえず戻ってます。

内職・エキスパートの巻

「おかあさん、お仕事は何やってはるん?」

「あー、掃除のパートと、あとは内職」

交際中だった頃の私と彼(今の旦那さん)との会話である。

(内職かぁ。)

正直、あぁ、そうなん?としか思わなかった。
結婚してからその内職での収入が月数万円と知ってからも、あぁそんなもんなんやなとしか思わなかった。
バカにするとかそういうのではなく、まわりにサンプルがなかったのでピンとこなかったのである。

そのキャリアに気づかされたのは嫁に来て数年後のこと。

「内職、始めたんですよ♪^^」

と、私の後から嫁に来た義妹Kちゃんが。

「え?どんな内職?」

「紙に糊つけて三角くじ作るんです。」

詳細は忘れたが、確か2~3枚作って1円って言ってたと記憶する。
それでもピンとこないので突っ込んだ。

「それでどれくらいになるん?」

「1日やって500円くらいかなぁ?」

当たり前のように話すKちゃんを見て初めて悟った。

ご、ごひゃくえん?!
内職のビギナーって、そんなもんなんや!
と、同時におかあさんがやっている内職って、当たり前のレベルじゃないんやってことにやっと気づかされた。

実家へ帰ると必ず段ボール箱の山があり、パート勤めをやめてからも大工職人のおとうさんを巻き込んで(失礼!
)常になにかしらの内職をしていた。

「次から次に持ってきはるねん。」

アテになるから持ってきはるねんな。
内職だろうがなんだろうが、結局は経験、実績、信用なんや。
実家の段ボール箱の山を見るたびにそう心したものである。

その義父母も92歳と87歳。
先日実家へ帰るとまた段ボール箱が積まれてた。
最近はめっきり少なくなったそうだけど、それでもたまにこのエキスパートの元に内職はやってくるらしい。

部屋ではおとうさんが金づち片手になにかしらトントンやってらっしゃる。

「これはな、おとうさんにしかでけへんねん。
(おとうさんにしかできないの。)」

確かに、すごく簡単そうにやっているけど、よくみたら大工さんでないと到底できない作業だ。

「92歳がやってる、って言うたらみんなビックリしはるねん。」

これもキャリアやな。
いやはや脱帽である。

私の内職もこれからやな。
今は三角くじ内職と同じレベルだ。

あ、ちなみに私の家には段ボール箱の山は一切ございません、とだけ申し上げておきますね。
内職・ビギナーの巻をご覧になってそんなイメージを持った方がけっこういらっしゃったみたいなので。(^^)

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