2024年12月22日(日) 17:22 JST

Google先生

もひとつ、英会話のお話。

自宅でGoogle翻訳を使って自主練習。

What do you do?
(あなたの職業はなんですか?)
とたずねられたら。



はぁはぁ、そういえばいいのね?
と、頭では百も承知。
問題はアウトプット。
きちんと相手に伝わるように話さなくちゃ。

なので今度はGoogle先生のマイクに向かって話してみる。

「あいうぉーくあっとあれすとらん、いんあんあみゅーずめんとぱーく♪」

するとGoogle先生にはこう聞こえたらしい。



た、たまねぎってか!

意外とむずかしい "th"

しつこく英会話講座でのお話。

レッスンの時間が少し余った時のこと。

「いい機会なので "th" の発音練習しましょう。」

と、レッスン生にティッシュペーパーが一枚ずつ配られた。

「まず両手でティッシュペーパーを持って、目の前に垂らしてください。
 次に歯と歯の間から舌を1センチ出して。
 そしてそのまま勢いよくペーパーに息をふきかけてください。
 勢いよく、何度も吹き上げて。」

わかりづらいことかと思うので、実際にやってみるとこんなかんじ。

"th" の発音

単に舌噛んで発音すればえぇっちゅうもんではなく、けっこう息を吐かないとこの "th" の発音はネイティブには伝わらないとのこと。

元々英語っていうのは肺活量がいる言語だそうだ。対して日本語はそれほど息の強さを必要としない。

「だから日本語ばかりしゃべってるといざ英語をしゃべるときに息が足らなくなる。
 なので私は毎朝起きた時にコレをやってます。」
それが先程の "th" 発音練習だ。

先生は英会話講師のほかに、インバウンドさん相手のお仕事もなさってる。
だから普段から我々より何百倍も英語で会話する機会が多いはずだ。
それでもである。
あれだけ流暢に喋っていても、である。
プロならばこんなのはトーゼンで「努力」とは言わないんだろうな。
たった数回レッスン受けたぐらいでいい気になってボケかましてたらアカンな。
懲りずにかますけど(笑)。

"th" の発音も勉強になったけど、それ以上にこの先生から学ぶことはたくさんある。

え?なに?先生、職場・夢がある村に英会話教えにきたことがあるって?

英語でボケたい

英会話に通いだしてしばらくした頃のお話。
職場のレジでインバウンドさん相手にちょっとボケをかましてみたくなった。

ぬ"Where are you from?"
  (どちらからおみえですか?)

イ"Australia."
  (オーストラリアだよ)

ぬ"Nice! How did you come in Japan,airplain or swimming?"
  (いいですね!どうやって日本に来たんですか?飛行機?それとも泳いで?)

イ"(笑)Swimming?! Too far!!(笑)"
  (笑)泳いでぇ!?遠っ!!(笑)

ウケた。(^^)q
調子に乗って今度はアジア系の方にふっかけてみる。

ぬ"Where are you from?"

イ"Chinese."

ぬ"Nice! How did you come in Japan,airplain or swimming?"

イ"(しばらく考えて真顔で)airplane."

・・・すべった。(^^;)

~~~~~~~~~~~~

英語が堪能な方が相手だと、こちらが拙い英語を喋っていても理解していただけて、なんとなく会話が成立する。
ところがノンネイティブ同士になるとなかなか成り立たない。

そんな場合はどうしたらいいのか?
何か術やコツはないのかな?
その辺りを先生に尋ねてみたところ、こんな答えが返ってきた。

「それはもういろいろたくさん話しかけて自分でみつけていくしかないですね~。(^^)」

あー、やっぱり自分で開拓していかなきゃいけないのね~。

この期におよんで

実は昨年秋から英会話講座にいってる。

今からTOEIC800取ろうとか事業で海外進出しようとかそんな大それたことはこれっぽっちも思っていない。
今の職場状況では中学生レベルの英語が「話す」ことができればまずは御の字なのである。
しかし駅前なんとか系の教室で月に何万円も払ってやるにはフトコロがちと痛いし、そこまでしてがある。
中学生の英語テキストからやろうか?いやそれでは「話す」ことはできない。
ネットやEテレのお世話になるか?いや、きっと続かない。

お金も気力も持続可能な術を探しに区役所へ赴く。
・・・・・あった。^^
自転車で行けなくもない所で、私にとって無理でない受講料、超初心者向けという誠にありがたい単発講座を見つけた。

初心者向け、平日午前の講座とあって、回りはナイスシニアばかり。
居心地良すぎる(笑)。

講師はアラサーの癒し系イケメン先生である。

「あせらず、一歩ずつ、着実に、楽しく」

この先生のモットーである。
回りの方々も穏やかでマイペース、リピーターが多いのもよくわかる。
居心地良すぎる(笑)。

しかしその言葉に甘えてせっかく習った諸々を復習しないまま、あっちゅう間に所定の10レッスンがおわってしまった。
いくつしゃべれるようになったんやろ?
焦らなさすぎにもほどがある。

引き続き同じ内容で開講されることになったので、ワークメイトも誘ってまたワンクール通うことに。
そのレッスンもコロナの煽りで4回で終わっちゃたけど。

おっきなオフが舞い込んだのでレッスン中になぐり書きしたノートを復習がてらまとめてみた。
ただ、いくら復習したとて、いくら必死で覚えたとて、しゃべって落とし込まないとダメなんだよな。

英会話教室にまつわるエトセトラはまだあるので、追々と。

ペーパー騒動

「お母ちゃん、なんでトイレットペーパーなんかあんのん?なんで買ったん?」

「しゃーないやん。落とし紙、売ってへんし。」

時は1973年、ぬいいとさんが小学校五年生の頃のお話。
オイルショックで物資がなくなるという噂が流れ、日本全国でトイレットペーパーが買い占められる騒動が起こった。

「お母ちゃんもな、買い占めなんてキライやねんけどあまりにも売ってないからなぁ。たまたまトイレットペーパー見かけたから買うといた。」

当時ぬいいとさんちのトイレにはトイレットペーパーのホルダーなんてなく、落とし紙を使っていた。

ん?落とし紙ってなんぞい?てか?
世の中にトイレットペーパーが出現する前に広く使われていた便所用の紙のこと。
四角い、ちょっとしわしわの、うっすらグレーかかった紙で、たまーに小さな文字が混じっていたことから新聞紙を再生して作られていたと思う、しらんけど。

かくしていつもは落とし紙をのせてる四角いトレイにトイレットペーパーが鎮座する日がしばらく続いた。
そのトイレットペーパーを使いきる前に騒動はおさまったけど。

~~~~~~~~~~~~~~

さてそれから約半世紀経ってまたあの騒動がやってきた。

「どうせすぐおさまるやろ。」

旦那さんと静観を決め込んだものの、トイレットペーパーのストックがあとわずかなことに気づく。
ちょうどスーパーMでは特売だ。
報道では
「じゅうぶんストックはあるから」
と必死にアナウンスし出して数日経つし、状況も落ち着いてるだろうと、当面必要なひとパックだけ買うことにした。

「開店めがけて行くで!」
と、スタートダッシュで家を出た旦那さん。
グスグズしてて出遅れること5分で後を追うぬいいとさん。
その5分が命取りになった。
とっととペーパー1個だけ取り、レジが空いてる間にちゃーっと買ってさっさと家に戻った旦那さん。
かたや私は旦那さん探しに店内に入ったものの、混雑で身動きがとれなくなった。

「あの時、テレビで観た光景やん!」
1973年のあの光景をリアルに体験する羽目になった。

~~~~~~~~~~~~

その数日後に実姉keshidamaさんちへ行った。

「トイレットペーパー、大丈夫?」

客商売なのでトイレットペーパーは切らすわけにはいかない。

「それがさぁ、どこ行ってもないしどうしようかなぁと思っててんけどな。なんとかこれでしのぐわ。」

といって登場したのが

「え?落とし紙ぃ~!?(笑)(笑)」

あのオイルショックの時の逆パターンに笑けた。

keshidamaさん、もしかしてと思ってとあるお店に行ったところ、ビンゴ!

「トイレットペーパーがなくてね、どうしようかなぁと。」

「うちにもないよ~」

「いや、それじゃなくて、落とし紙ありますか?」

「あ、あるある♪いくついる?」

「ひとつください。」

「え?ひとつでえぇの?」

「え?じゃあふたつ。いいんですか?」

「えぇよ~、まだ入ってくるし~。」

え?どこのお店かって?
ドラッグストアでもスーパーでもコンビニでもない、そこがあったかぁ!!ってな小さな個人経営のところ。
まだ騒動は終息しきってないのでどこのお店かはナイショ♪

落とし紙700枚入り250円(やったと思う)。
高いんか安いんかわからん。
外から見た感じでは昔のよりホワイティになっているような気がする。
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