しつこく英会話講座でのお話。
レッスンの時間が少し余った時のこと。
「いい機会なので "th" の発音練習しましょう。」
と、レッスン生にティッシュペーパーが一枚ずつ配られた。
「まず両手でティッシュペーパーを持って、目の前に垂らしてください。
次に歯と歯の間から舌を1センチ出して。
そしてそのまま勢いよくペーパーに息をふきかけてください。
勢いよく、何度も吹き上げて。」
わかりづらいことかと思うので、実際にやってみるとこんなかんじ。
"th" の発音単に舌噛んで発音すればえぇっちゅうもんではなく、けっこう息を吐かないとこの "th" の発音はネイティブには伝わらないとのこと。
元々英語っていうのは肺活量がいる言語だそうだ。対して日本語はそれほど息の強さを必要としない。
「だから日本語ばかりしゃべってるといざ英語をしゃべるときに息が足らなくなる。
なので私は毎朝起きた時にコレをやってます。」
それが先程の "th" 発音練習だ。
先生は英会話講師のほかに、インバウンドさん相手のお仕事もなさってる。
だから普段から我々より何百倍も英語で会話する機会が多いはずだ。
それでもである。
あれだけ流暢に喋っていても、である。
プロならばこんなのはトーゼンで「努力」とは言わないんだろうな。
たった数回レッスン受けたぐらいでいい気になってボケかましてたらアカンな。
懲りずにかますけど(笑)。
"th" の発音も勉強になったけど、それ以上にこの先生から学ぶことはたくさんある。
え?なに?先生、職場・夢がある村に英会話教えにきたことがあるって?