2024年12月23日(月) 08:53 JST

あたいの家族

人事を尽くして天命を待つ

昨年度のPTA活動で成人教育委員長をしていた時のこと。
裁判所見学ツアーを組み、その後のお食事会の段取りもして
準備万端ととのえたあとで
「 不意のアクシデントにおける対処 」
のシミュレーションを頭の中でしました。

「 遅刻者があったらどうする? 」
「 電車がストップしたり遅れたりしたら? 」
「 相棒のようこさんが急にこれなくなったら? 」
「 私が熱でたおれたら? 」
「 Y太が学校休んだら? 」
いろんなアクシデントも「 想定内 」とすれば
慌てず対処できます。

しかし、いろいろ考えていくうちに
中にはコレはどうなのよ?!ってな事象も。
「 当日台風が来たらどないするん?」
「 なに?中学がインフルエンザ流行で休校?
  うぁ!こっちに来るなぁ!(>人<)」
前日にはお食事のキャンセルはできません。
最悪、お金だけ使って計画中止の事態に!
…で、ぬいいとさんが取った対策は…
「 何事もないよう、ただひたすら祈る。」
(笑)(笑)(笑)。
祈りが通じたようで、大きなトラブルもなく
無事見学ツアーを終えることができましたとさ。
………………………………………
抱えるものが大きくなればなるほど
そしていろんなことをクリアしていくにつれ
「 これだけは運を天に任せるしかない。」
というものが存在することに気付かされます。
それは、たとえば天候やケガ病気、身内の不幸など
つい想定し忘れてしまいがちなことであることも
少なくありません。

シルバーウィーク真っ只中のとある日のこと。
1日の仕事がほぼ終わりかけた時にオヤジがポツリ。
「 はぁ〜、倒れそうやわ。」
この連休は倒れてられないことは
オヤジが一番わかっています。
自分の体調を一番気遣っているのもオヤジでした。
言わずもがな、な事とは思いましたが

「 元気づけよう 」

そんな思いでぬいいとさんがおやじにハッパかけます。
「 しんどいよなぁ〜。
  でも倒れとられへんでぇ。^皿^
  連休明けにワンサと小切手回ってくるでぇ〜(笑)。
  とにかく体の負担になる余計なことはせんと
  無事に、つつがなく連休は過ごそなぁ。^^」

そして次の日の朝、…オヤジが倒れました。
今にして思えばなんと心ない娘だったことでしょう(笑)。
(笑い事やない。)

私が連絡受けて駆けつけたころには
何事もなかったように仕事していましたが
それまではかなり大変だったらしい。
「 ひょっとして脳梗塞?」的な症状。
大丈夫なんかいな…。
今日、なんとかシルバーウィークを終えましたが
本当に綱渡り状態でした。
明日、病院行ってくれるかなぁ…。

連休中、私が一番願っていたのは
「 できるだけ売り上げること 」
ではなく
「 とにかく誰もケガや病気をせず
  つつがなく連休を過ごすこと 」
でした。

気をつけていても、万全を期していても
アクシデントはいつ襲ってくるかわかりません。

台所が安定した状態であればそんなに大事なビジネスなら
想定されるアクシデントに幾重にも
サポートかけるのですが…。
極端な話、「 日々、神頼み 」が現状です。

大漁だぁ!


旦那とY太が魚釣りに行ってきました。
…たいに、あじに、ぐち…20匹ほどあったでしょうか
…正直、途方にくれました(笑)。

日々のノルマだけこなしてなるべく穏便に
連休を過ごす所存だったのですが…
「 コレ、全部さばいたらぜったい
  肩こり起こして熱が出る 」
と察知。
この連休は這ってでも仕事しないといけません。
しかしせっかくの獲物をむげにするわけにもいかず
とりあえずウロコとって内臓取るところまでがんばることに。

夫婦で2時間魚と格闘。
途中、よほど
「 魚虎パパ(Y太の同級生のパパ、魚屋さんです。) 」
に懇願してさばいてもらおうと思ったことか(笑)。
最後は「 調理師のプライド 」がそれを邪魔しました。

責任感じた旦那様がウロコ取りだけ
ほとんどしてくれたので
なんとか寝込まずにすみました。^^
お父さんも一日中慣れない魚釣りで疲れてるはずなのに
ゴメンね。^^;

それでもY太が直々釣った鯛や鯵を
刺身にして食べたことのなんと美味かったこと!
コレが魚釣りの醍醐味ですよね。
かけがえのない、いい経験になったことと思います。

ちなみに旦那は「 ちっちゃいフグ 」しか
釣れなかったので、どなたかに譲ってきたそうです。
そやね、それは私がさばいたら犯罪になる(笑)。

嵐を呼ぶ女

「 ぅわ、電車遅れてるし。(-_-メ 」

重い荷物を肩に下げながらこうこぼして
三泊四日のクラブ合宿に出かけた笑。
笑が向かう岡山方面行きの電車が
豪雨のために遅れているとの報道があった。
「 またかいな。^皿^; 」
とは、家族のリアクション。
何を隠そうこの笑は「 嵐を呼ぶ女 」なのだ。
小学校のサマーキャンプでは台風で中止になったり
現地で直撃受けたりした。
中学の一泊移住では突然の雷で
笑のクラスの女子だけが川下り中止となった。
極めつけは中学最後の修学旅行。
沖縄で台風襲来。
他にもいろいろあったような気がする〜うぅ〜う。
それでも
「 なんやよういろんなものに当たるなぁ 」
程度でさして気にも留めていなかったのだが
昨年、高1の合宿でこれまた現地で
警報が出るほどのものげっつい豪雨にみまわれた。
そのとき初めて気がついた。
「 原因はウチの娘かぃ!」
中学まではほぼメンツが同じだったが
母校からこの高校に来たのは
笑意外にだれもいない。
何をか言わんや、である。
「 雨おんな 」はよくいてるけど
コイツはハンパやない。

いとさんを偲んで

ぬいいとさんの母 「 いとさん 」 は、生前よく
こんなことを言っていました。
「お母ちゃんの葬式の時はな、赤ぁい花飾ってナ。
 菊だのゆりだのそんなくっさい色の花はいらんでw。」
そんなぁ、縁起のないこといいなやぁ!(><)
「だってこんなん元気なうちに言うとかな、わかれへんやろ。」

で、Y太が生まれた10日後に突然その日がやってきたわけですが
さすがに祭壇を赤い花で埋め尽くして、なんて
そんな余裕も考えもなく、せめてもと赤いチューリップの花束を
いとさんの柩にしのばせ、送り出しました。
あれから11年・・・・・。

先日、忌野清志郎さんのロック葬が営まれました。
ピンクの額縁に赤やピンク等、色とりどりの花で
埋め尽くされた祭壇、紅白の幕・・・。
「 いとさんがもしこれを見たら
  『 こんなんもええなぁ~。 』
 なぁんて言ってたんかなぁ。 」
なぁんて、あれこれ思いをはせたりして。
そや、そんなことよりお花供えるの忘れてた。^^;
母の日、夕方にあわててカーネーションを買いにいきました。

笑・出産ドラマ

数ヶ月前に「 雪・出産ドラマ 」を投稿した後
笑やY太の出産ドラマが綴れずにいた。
兄弟はみな平等に、ってことで
まずは笑の出産修羅場…いや(笑)ドラマから。
………………………………………………
雪が生まれてまだ一年も経たないとある冬の日
近所の小料理屋でてっちりをつついていていた時のこと。
大好物のふぐの白子を口にしたとたん
かすかに「 うっ。」ときた。
雪を産んで以来、まだ月のものはやってこないけど
でもなんだか身に覚えのあるこの気持ち悪さ。
半信半疑で人生で初の妊娠検査薬にトライ。
結果は「 くろ 」だった。
雪を身ごもったときのまわりの反応は
「 え?もうできたん?! 」
だったが、笑を身ごもったときのまわりの反応は
「 え?またできたん?!」
だった。(笑)
一番青ざめてたのはうちの旦那様。
「 もう金輪際お前には指一本触れない!」
ある意味キケンな女だ、ということは
旦那がよく知っている。(笑)

妊娠中も大きなトラブルはなく
雪の時の妊娠時期と同じように時を過ごした。
ひとつ違ったのは、笑がもうそろそろお腹から出てこようとする頃に
かねてよりなかなか筆が進まなかったなかった
「 はみがきだいすき 」
の絵本を猛ダッシュで仕上げたことか。
胎教って、音楽だけじゃないのねぇ〜、ってなことは
その後かなりの年月が経ってから悟ることとなる。
出産は、雪の分娩時の半分の時間だったが
経過の状況はほとんど同じ。
「 半分に圧縮 」といった感じのお産か?
生まれてきてすぐに院長先生にかけられた言葉
「 (男か女か)どちらか自分で確かめてごらん 」
もいっしょ。
そして生まれてきた笑は父似でも母似でもなく
「 雪似 」の乙女だった。

産後ほどなく少し落ちついた頃に、陰部切開の縫合。
院長先生、針を差しながら曰わく。
「 うち、産み分けもやってるからね。
  ご希望やったら妊娠する前にきてね♪」
って、そんなぁ!
今産んだばっかりでヘトヘトやのに
そんな追い討ちかけるようなこと言わんとって!
それも大股開いた状態で…^^;
妊娠中に絵本を描いていたこともあって
「 美しい絵 」 で笑(仮名)と命名。
ぬいいとさんはマジで「 笑子(えみこ) 」と
名付けたかったが、あえなく却下。

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