2025年1月10日(金) 03:11 JST

接客上手はひとりにあらず

ぬいいとさんは現在実家でもある食堂で
お運びさんをしています。
小学校6年生の時から店先で食券売ってたので
「 いらっしゃいませ歴35年 」でございます。
http://nuiito3.com/n_profile/syokureki.html

特に接客教育をうけたわけではないのですが
長年やってると、それなりに様になってきますし、時には
「 うぁ、あたしって、接客させたらピカイチやなぁ!」
なんて自分に酔う瞬間もしばしばあるんですよ。
アホでしょ。(^皿^)゛(笑)(笑)

事の真相はともかく、気分よく店まわりしていて
「 コレがあたしの天職だぁ!」
なんて自分勝手に思っていたぬいいとさんなんですが
何十年経った今頃になってようやく気付いたことがあるんです。

「 気分よく、自分に酔いしれるくらいの接客できるのは
  バックが安定しているから。」

…今ごろきづいたんかい〜!ですか?(笑)
………………………………………………
お店では定番メニューのカスタマイズには
可能な限りお応えしています。
たとえば
「 丼のネギ抜いて 」だとか
「 うどん、やわらかめにして 」だとか
「 きつねうどんをあんかけにしてお餅1ツいれてネギ多め 」
だとか。
物覚えの悪いぬいいとさんが厨房の人間なら
「 (ノ`□´)ノ彡┷ お前ら、えぇかげんにせぇよ! 」
と、膳ひっくりかえしたくなるところなのに(笑)
ウチの厨房のお兄さんは十品以上通ってるような
めちゃ忙しい時間でも、ニッコリ涼しい顔して
完璧にすべての品物あげてきはるんですよね。
あまりに完璧なので、それがスゴいこととは思いつつ
どこかで当たり前になっていたこと
そしてそんなカスタマイズオーダーにも
ニッコリ笑って「 かしこまりぃ〜 」と
ホールの人間がお客さんに言えるのも
すべて厨房がシッカリ品物をあげてくれるから
ということに、遅まきながら今ごろきづきました次第です。

最近、そのお兄さんに代わってちょくちょくオヤジが
厨房前列に立つことが増えました。
御とし・85歳。
歳の割には動くのですが、世の中的にはスローです(笑)。
そして難解カスタマイズメニューが通ると
ものすごくショックを受けます(笑)(笑)。
ホールのぬいいとさんと姉のkeshidamaさんは
オヤジが持病の心臓発作起こさないよう(笑)←笑い事やない
オーダーをスローに通したり、急ぎのお客さんがいないか
自前にチェックして対応したりと懸命です。
大手チェーン店なら引退勧告ものですが
いろんな事情で当店は皆さまからどないな批判を浴びようが
今いるメンバーで挑むしかありません。
これ以上雇えませんしね。^^;
こうしてまた接客の階段をひとつ登ったつもりの
ぬいいとさんです。
………………………………………………
このご時世ですので、ウチの店もかなりキビシい状態が
続いています。
早い話が「 その日暮らし 」です(笑)←笑い事やない。
まぁそんな倒れそうで倒れない生活も、何年も続けていると
そんなしぶとさに自ら酔いしれてしまうこともあります。
( アカンがな^^;)

「 その日暮らし 」ということで、その日の釣り銭にさえ
困ってしまうこともしばしばあります。
そんなときは一万円札が入って来るとオヤジがすかさず
「 両替に走ります! 」と言って、向かいの銀行まで走り
…いやいや、歩いて行きます。ムチャはいかんので。^^
銀行休みの土日は大変!
1万円札崩すために買い物行脚です。
主な行き先は何度行っても顔が刺さない
近所の超特大ドラッグストア。
まぁおそらくバレバレやと思うけど(笑)。

オヤジが汗してゲットしてきた千円札の束を
「 ハイ♪9千円とぉ… 」なんて
お客さんにニッコリ笑いながらおかえしできるのも
甲斐甲斐しく走るオヤジの姿を
こうやってブログに面白がって書いてしまえるのも
オヤジがいやな顔ひとつせず意気揚々と走って
いや、歩いて行ってくれるからです。

そんな綱渡りも本当にどうにもならなくて
1万円札をお断りすることも、まま、あります。
「 なんや、釣り銭も用意してへんのかいな!
  あんたらぎょうさん( たくさん )儲けとるやろに!」
なんて言われたこともありますがね。
そんなときは
「 すんませぇん^^; こうみえてもこの店
  結構ビンボーなんです〜(^皿^)゛」
と、穏やかに返しておきます。
こうやって接客の階段をまたひとつ登ったつもりの
ぬいいとさんでございます。
………………………………………………
かなりヤバい状況で倒れそうになのに
意気揚々と店まわりをしていられるのは
私が接客上手だからでもお気楽だからでもなく
「 バックがシッカリしてるから。」

今働いている現場だけでなく、どこの現場でもそうでしたが
厨房なり、そのバックであるトップなりがあやふやな状態の時は
直接現場で応対に出ているものも不安になり、ブレが生じます。
そして、お客さんへの対応もあやふやになる…
お客さんに不安を与えてしまい、ついには離れしまう…
逆もまたしかりです。

また、ぬいいとさん側のバックがしっかりしている
というのもあります。
こちらの話は話し出すとかなり横路それるのでこのへんで。
………………………………………………
このままだとお話が尽きませんのでいったん休憩。
おあと、時の首相
「 管 直人さん 」のお話に続きます。

タイトル、何にしよ?

美大目指して塾で猛特訓中の高3笑だが
今通っている高校は「 建築デザイン科 」。
当然のことながら希望進路に関係なく
建築系の課題が次から次へと容赦なくやってくる。
今日提出期限だった課題のテーマは
「 私の街のデイサービスセンター( やったっけ? )」

自分の住んでいる街にマッチした高齢者対象の施設を建てよ!
というものだ。

笑が設定したコンセプトは
「 銭湯のあるデイサービスセンター 」

オラが街、生野というところは
銭湯( おふろ屋さん )が市内で一番多い街で
幼いときから銭湯に慣れ親しんでいるお年寄りが多い。
ただ、体が不自由になって銭湯に行けなくなった人のために
施設内に銭湯を作り、なおかつ施設の利用者じゃない人
( ビジター )も利用出来るようにして
地域との繋がりももとう
といったもの。

数ヶ月前から地域内に実際ある空き地を探索したり
家族で隣町にあるスーパー銭湯までリサーチしに行ったりと
あれこれ家族ぐるみでも協力( という名の『便乗』w )

そして提出日前夜のきのうのこと。
笑「 タイトル、何にしよ?」

デッカイ用紙にはもうすでに「 設計図 」と
先にあげた「 コンセプト 」がキッチリと出来上がってて
あとはタイトルのところだけが余白になっていた。

ぬいいとさん、笑・考案のコンセプトを前に
しばし考えた末に出した答えは…

「 昨日の参院選で大躍進したみんなの党にあやかって
 『 みんなの銭湯 』って、どない?(^皿^)」

ぬいいとさん的にはクリーンヒットだと思ったが
笑の答えは
「 ……もうえぇわ。」だった。(笑)(笑)

それでも懲りずに
「 あ、みんなの党の掲げてる政策は
『この指止ぉ〜まれ』方式やから
『この湯に……』」
なんてあとを続けるぬいいとさんに対し背を向ける笑。
そら、おかんに訊いたらそないなるでぇ〜(笑)(笑)。
まぁそないなるとわかってて笑も訊いてきたところをみると
笑もかなり煮詰まってたんやろうな。

で、数時間後、旦那と遅い夕食をとっていたところに
笑がやってきた。

ぬ「 結局タイトルは何にしたん? 」
笑「 ん?もう『 みんなの銭湯 』にしたわ。」
ぬ「( 爆笑 )もしかして、今、スゴい敗北感に
  襲われてない?(笑)(笑)(笑) 」
そばでマジに笑に同情する旦那。
「 もっとまともなタイトルないんかい…… 」
機嫌よく笑ってるのはぬいいとさんだけだった。
………………………………………………
将来の目的がまだ定まらない1年生の時は
とりあえず目の前にある課題をそれはそれは完璧にこなして
高得点を頂戴していた笑だが
「 美大受験 」を志すと決めてからは
学校での課題はあくまで「 ノルマ 」となった。
不合格にならない程度に適当なところで手を打つ。
語彙が乏しく投げやりな表現になってしまったが
笑の通う高校の教育方針の根底には
「 社会に通用する人間を育てる 」
がある。
技術的なこともそうだが
「 約束( 期日 )を守る 」
という社会人として大事なこともいろいろ教えておられる。
自分の感性が納得する完璧なものを仕上げるのも大事なことだが
そこに期日だとか、コストだとか、いろんな制約がからんでくると
「 適正な手抜き 」が必要となってくる。
そしてそれを自在にできるのはその道の「 熟練工 」たる人だ。
この術は何をするうえでも、そう、毎日のご飯を作るうえでも
会得していれば応用は利く。
盛大磨いておきたいと、この歳になっても思う。

笑たちに出される課題は、高校レベルとはいえ
途中で投げ出す生徒さんさえいるくらいの
決して低くないレベルのものだ。
あれだけ時間に制約がある中で課題に取り組み
自分なりの完璧ではないけど、そこそこ納得いくところまで仕上げる。
建築士として活躍できるほどではないけど
製図のバイトくらいはできるやろな。
そして、きっとこれから向かう道に進んでも
その腕はぜったいどこかで生きてくるはずだ。
決して回り道ではないぞ。
…と、相変わらずひと事でお気楽に旗振って
応援するだけのぬいいとさんである。

さて、長々とここまで綴ったけど
「 タイトル 」何にしよ?(笑)

梅に関する妄想・その1

今日(って、日付変わっちゃったから昨日か?)
梅ライブ に、行ってまいりました。
ライブレポは気が向いたらそのうちにするとしてっと(オイ!?)
今日は以前から梅に関して心に引っ掛かっていたことに関する
私の妄想をばお披露目。

梅に関する妄想・その1
「 なぜ、YouTUBEにお披露目しない? 」
奇しくもポン酢のnaoさんも今日、同じ事いってたよなぁ。

アマバンドなのでCDを発売してるわけでもなければ
キャンペーンにあちこち出かけてるわけでもありません。
いろんなスタンスがあるので別に彼らにどうこうせい!
という要望はサラサラないのですが、
ファンの立場としては彼らの歌をお気軽に皆さんにも
お披露目したい、があります。
平たく言えば「お気に入りの曲を入れたカセット(今はCD?)を人にあげる」
なんて、音楽ファンなら大昔からやってるようなことが
彼らの曲に関してはできないのです。

それより何より、今の時代なら「YouTUBE」なんて便利なものがあります。
しかし、彼らはアップしていません。
何曲かスタジオレコーディングしてるので
クリアな音源があることはネタが上がっています。
しかしyoutubeであがっているのはライブスタジオがアップしている
メチャメチャ音質悪いライブ映像が少しだけです。
最初は「 アップの仕方がわからないとか? 」
なんて、今にして思えば失礼なこと妄想していたのですが(笑)
どうやらそうでもない様子。

そこで、ぬいいとさんの勝手な妄想が始まる。
彼らの代表曲ともいえる「おさななじみ」は
覚えやすくてテンポがよく、誰もが共感できる部分があり
ちょっとプッシュすればすぐにでもメジャーデビューできそうな代物。
ただ、彼らには彼らのポリシーやスタンスがあり
いますぐどうこうするというところまで機が熟していないのかも。
でもこれをyoutubeにアップしてまかり間違って
もし、だれかにパクられでもしたら!!!
いまのところこの曲に著作権はない(と思う)。
出されたもん勝ちだ。
機が熟すまで、いや梅を本気で世に出そうと動き出すまでは
我々の愛すべき曲たちは、ひたすら隠そう。

・・・なぁんてな。www
真相はさだかではございません。

梅に関する妄想・その2

梅に関する妄想・その2
「 なぜ、嫁が来ない? 」

には唯一妻帯者の方がいらっしゃいます。
お子ちゃまも3人いらっしゃるとのこと。
梅ライブはいつもこじんまりとしたライブスタジオで行われるので
別にビデオ写真撮影禁止!とか、幼児入場お断り!などの掟は一切なく
お客さんの立場としてはかなり自由にふるまえる環境です。
あ、でも、お子様はじめ、ビギナーの方にとっては
かなり音響スゴくて最初は少し戸惑いがありますけどね。^^;

で、他のグループでは結構ちっちゃい子連れて
嫁が自分の旦那のライブ見にくる、なんて光景を
ちょくちょくみかけるのですが・・・
「ギタリストの嫁、けえへんなぁ。」
なんて、このぬいいとさん、なぜかいつも気になってました。
「子どもが小さいから。」 とか、そんなことも理由の一つなんだろうけど
それにしてもなぁ・・・。

気になる理由は
「 ひょっとして、ちょっと前のぬいいとさんと同じ心境?」
ライブで輝いてる梅ギタリストの陰にいる嫁の置かれてる環境が
なんとなくひところのぬいいとさんが置かれていた環境と
どうしてもダブってしまうこと。
詳細は省いてしまいますが、一言でいえば「 あたしって、何? 」
と、無性に虚しくなって、何もかもが前向きになれない時がありました。
一種の「 トラウマ 」 が原因だったかもしれないですね。
あ、誤解のないように。旦那には罪はありません。
ただ、輝きすぎていただけなんです。(笑)
私の思い過しなら、お笑い話で済んで「ハイ、御披楽喜よ!」なのですが。
私の場合、人間ができていなくて頑なだったこともあり
その状況がどうでもよくなるところまで解脱するのに
数年、いや、十数年かかりました。
いや、厳密にいえばいまもどこかでくすぶっていなくもないです。

そんなこんなで心の隅に引っ掛かりながらも
4度目のライブを迎えた昨日、会場には
やんちゃ坊主3人と、その母らしき方の姿がありました。
よかった。私の思い過しで。
「ハイ、御披楽喜よ!」 とここに来た方は笑って済ませてください。
ライブが終わってその嫁さんらしき方に一言ご挨拶したかったんだけど
今、ここで書いた妄想話をいきなり見ず知らずの人にぶっちゃけられても
あまりにも唐突すぎて嫁さんも引くやろな、と
お声をかける勇気がありませんでした。(笑)
ご縁があれば、また今度。

ちょ、ちょっと待って!

ワールドカップでの健闘をたたえて
和歌山市が地元出身の駒野選手に
なんとか賞( ゴメン、忘れた )を
贈ることに決めたらしいけど…

ちょ、ちょっと待って!

にわかサッカー観戦者のぬいいとさんなので
今からいうこと外してたら申し訳ないけど。

PKではあんな結果だったけど、多くの人が仰るとおり
彼には罪はないし、チームメイトやファン、マスコミの
彼に対する温かい対応に私も深く共感した。
多くの人が思うように、彼には上を向いて堂々とこれからも
プレイしていってほしいと私も思う。

が、しかし!
確かに駒野選手は3試合か4試合か忘れたけど
ほぼフルで試合に出場。
今大会の日本大躍進に貢献したことに関して
地元レベルでの表彰くらいならば
受けるに値する活躍なのかもしれない。

でもね、コレって、もし駒野選手がPK決めてても
もしくはPK蹴ってなくても
和歌山市は賞を贈るつもりやったんかなぁ?
いや、あのPK外しがなくても贈る予定やったんなら
別にえぇねんけどね。

気が向けばぼんやりと漠然と、それでもしっかり全試合
見届けてしまったにわかサッカー観戦者のぬいいとさんなので
正直、PK外さなければ「 駒野選手 」なんて人が
いたことも忘れていたし、これだけフルに活躍してたことも
わからなかった。

和歌山市がそんなぬいいとさんと同じ低いレベルで
あのPK外しがあったから駒野という選手が
にわかに世間でクローズアップされ
急遽表彰話が持ち上がったんだとしたら…
私が真のサッカーファンだとしたら
「 ちょ、ちょっと待って!」
と、言いたくなるかも。
「 お前ら、サッカーわかってて表彰しとんのんかい?! 」
ってなかんじで。

駒野選手がスバラシイこともぼんやりとではあるが
素人の私にもわかる。
PK外しに罪はないことも重々承知だ。
でも「 PK外しがキッカケの英雄扱い 」は
どうしたものか?
私が駒野選手なら…ちょっと困るなぁ。
私が駒野選手なら、静かに、上を向いて進みたい。

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