2024年12月23日(月) 13:44 JST

オオカミ少年の声

ピリオドを打ってから思いのままに過ごしていたが
数ヶ月経った昨年末、父の心身の衰えが急に目立ち始めた。
食べない、通院不能、入浴サービスドタキャン、etc…

「ひょっとしたら年越せないかも」

一頃はそんな状態だったが、敏腕ケアマネさんの
的確な判断とブルドーザー的対応でみごと復活!
年明け数週間後にはおうどん一杯食べられるくらいまで
回復した。

「いつ、何があってもおかしくない状況」

医師からそう告げられて、かれこれ1年は経っただろうか。
何度ももうアカンのとちゃうか?という場面に遭遇して
そのたびに復活してきたオヤジさんである。

実姉 keshidamaさんと私にとって、医師の言葉が
オオカミ少年の声と化していた。

ピリオドを打ってから

お仕事ちょうだい♪」の生活は続く。

「 とにかくまずは思いのままに過ごしたい 」

というのがあったので、シフトのある仕事は避けた。
数日ごとにお仕事を決める日雇い派遣バイトに登録する。

ライン作業で苦い経験したのにも懲りず
ウタマロに逢いたくて再びラインの仕事に行きぃの
ミナミのたい焼き屋さんで、わちゃわちゃ働きぃの
パンストに黒ヒール着用の中華レストランで奮闘しぃのと
バタバタバタと単発でお仕事をこなしていた。

あいまに区役所でリーズナブルな講習会を見つけては
ぱわぁぽいんと習いに行きぃの、介護教室に行きぃの
役立つもの、そうでもないもの、いろいろ参加した。

何年ぶりかで家族揃って遠出もした。
笑の大学の学祭見学を絡めての1泊旅行である。
大袈裟ではなく、ここ数年正月以外は全く連休は
取らなかったので、家族旅行はいつも私抜きだった。
前に行った家族旅行はたしか7年前の九州旅行?

あいまに父の通院の付き添いやら、お彼岸のお手伝いやら。
お店から距離は置いたものの、実の親兄弟までは
放って置くわけにはいかない。
微力ながらも家族として、できうる協力はした。

そうこうしてるうちに

「シフトは組みたくない」

から

「シフトが組めない」

状況になる。

ピリオドを打ってから3ヶ月ほどたった
師走の声が聞こえた頃だった。

お仕事ちょうだい♪

今からちょうど1年ほど前のお話。
ピリオドを打つ前から決まっていた
単発のお仕事があった。
全国規模で5年ごとに行われるあの調査の調査員だ。
100件以上あるお家を1件1件回ってポスティングしぃの
様子伺いしぃの、場合によっちゃ直接お訪ねしぃの
なんてお仕事である。
いつぞやに6千枚×2回のチラシをポスティングした
ぬいいとさんには、なんてこたぁないお仕事だ。
(ご興味ある方は2007.7.12~17
辺りをご覧ください。)

ただこのお話をいただいた時点では時間的に余裕がなく
それまでの仕事にピリオドを打つ予定もなかったので
「2区画」という範囲でお仕事を申し込んだ。
が、しかし!急にお暇を頂戴し、もて余す状態となる。

で、ダメ元でお願いしてみる。

「急に暇になったから、お仕事ちょうだぁい♪^^」

「あぁ、全部決まっちゃったからもうないよ~」

「じゃあ、キャンセル出たら回してちょんまげ~♪^^」

「じゃあ、キャンセル出たらまた電話するねぇ」

「少々遠くても行くから、よろ~♪^^」

親方日の丸の施設だからもっと丁寧な会話だったけど。

割の良いお仕事だったのでなかなかキャンセルは
出ないとは思ったけど、それでもどこかで穴は空くハズ
案の定、空きが出た。
「プラス2区画ゲット」である。

後にその空きが出た地域の住民が話してるのを小耳に挟む。

「あ~たらさんが(調査の仕事)アカンようになったから
 なんやったらワシやったってもえぇねんで
  って言うたんやけどな、役所の兄ちゃんに
  『大丈夫です』って言われてな…。」

ゴメンおっちゃん、ソレ、アタシがもらった。( ̄▽ ̄)ゞ
待っていては仕事は来ない。
分をわきまえつつ、貪欲に。
そうすると最終的にありがたいお仕事に巡り会える。

かくして、後々ぬいいとさんが日雇い派遣バイトで稼ぐ
何倍ものお手当てを頂戴する。

ぜぇんぶオヤジさんが滞納してた固定資産税に消えたけど。

ピリオド

おしらせ
先月のこと、ぬいいとさんと実姉keshidamaさんとの会話。

ぬ「お盆は手伝いに行くわな~。
  おはぎもあるし、ふたりじゃ回らんやろ。
  初盆やけど、休んどられへんわな!」

ke「ありがとー。
  そういえば、ぬいいとさんが辞めてから
  もう1年になるねんなぁ。」

ぬ「そうかぁ、もうそないになるかぁ」

ke「なんやかやいうて、ふたりでどうにか1年続いたわぁ」

ぬ「ホンマや!ようがんばったよなぁ!」

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父と姉夫婦がやっていた商売に
私も15年以上関わってきた。
その生活にピリオドを打ったのが
去年の夏のことだった。

血をわけた家族を切り離す,,,
断腸の思いだった。

「はぁ?なんで今頃になってカミングアウト?」

直接お話する機会があった方にはご報告してましたが
この場ではまだでしたよね。
なのであらためて、いまさらに(笑)、アナウンス。

ピリオドを打つまで、それから打ったあと
本当にいろいろあったけど、それはまた追々と。
生きてる証程度に、たまぁに家族のことアップしてたけど
ここ数年綴る気力がなくて、本当に書きたいことが
書けずにいた。

ようやく充電できたようなので、またお付き合い願います。

あ、読み逃げ、歓迎です。(^^)

ゆにばでびゅ〜♪

しばらくあまり綴っていなかったので、今更なプロフィールを少々。
ぬいいとさんちは大阪市内にある。
ユニバーサルスタジオジャパンへは1時間足らずで行ける。
しかも交通費は往復ワンコインでおつりがくる。
こどもたちが遠足で行くほどの近場なのだが
ぬいいとさんは行く機会がなかった。

ユニバが出来て15年。
そんな私が先日はじめて足を踏み入れた。

夏のイベントが終わり、次のハロウィンのイベントが始まる前の
ちょうど狭間の時期だったことや平日夕刻からの入場だったこと
加えてお天気もあまりよろしくなかったこともあって
園内は程よい混み具合、いや、ユニバ的には閑散日だった。

どれだけ普段混むかってことは
地元にいれば行ったことはなくても
自然と耳に入ってくるので察しがつく。
ハリー・ポッター100分待ち(結局40分で入れた)は
ラッキーの部類だとすぐに悟った。

「 お母さん、大丈夫? 」

一緒に行った娘がハリポタの注意書きを指さして言う。

「 次の方はご遠慮ください。
     ・
     ・
     ・
 ・乗り物酔いするひと。」

30年前、ディズニーランドのスペースマウンテンで
酔っ払った悪夢が甦った。
やばい、でも今さら引き返せない、まぁどうにかなるやろ。

で、案の定乗り物酔いする人間にはキツイものがあったけど
そこは長年の経験でなんとかクリアした。

「ひたすら目をつむる」

乗った意味あらへん。(笑)

娘たちも絶叫系アトラクションには特別思い入れはないので
ひたすら身体にやさしいアトラクションを依って回った。

「 こんな日にもったいないな。」

普段は200分待ち、混んでるときは5~6時間並んでも乗れない
という絶叫系も今日はラクラクの様相だ。
バイトで来れなかったY太くん、ざんねぇん!

パレードは悪天候で中止だったけど、そのかわりミニヨンと撮影会。
そこはユニバさん、押さえてはります。

娘たちと久々にいい時間が送れたこともあり、アトラクションも
楽しかったけど、また次行くかっつ~たら…ん~~~(笑)
パレードも見てへんのにこんなこと言うのもなんやけど
正直、1回行ったらもういいかなぁ?

あの雰囲気は嫌いじゃないけどなぁ、近いしなぁ
でも混むしなぁ、安くはないしなぁ
乗り物酔い人間じゃなかったらハマるんやろけどなぁ

まぁ、でも、1回行って気が済んだわ。(^^)

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