2024年9月 8日(日) 10:15 JST

小さな覚悟

「ぬいいとさん、ちょっと痩せた?
なんかスマートになったよ〜」
同じ職場のつーさんから声がかかった

「え?そぉお?あら、うれしいわ♪」
自覚はなかったけど素直にうけとめる(笑)。

「なんかダイエットしてたん?」
「いやー、特になにも。
そういえばCからCRに変わってから徐々に体重減ったかなぁ。」
「それって、ダイエットじゃなくてただ単に職場に削り取られてるだけやん(笑)」
「あはは!ホンマやなぁ!(^∇^)」

去年の夏に職場の契約内容を変えた。
世帯主の社会保険の扶養内に収まるように働くC契約から、社会保険に加入して勤務時間の制限を気にせず働けるCR契約へ。

月の勤務時間が一気に1.5倍に増えた。
で、給料も1.5倍になったかといえばそうではない。
勤務3日分の賃金が社会保険料で飛んでいく。
その分世帯主の旦那さんの社会保険料が減るのかといえばそうではない。
そうなるとわかっていたのでここに至るまでかなり迷った。
踏み切るのに結構覚悟がいった。

ただ1日6時間×週3日が週4〜5日になっただけなので世の中的には小さな覚悟、といったところか?

「とりあえず雇用保険の恩恵が受けられるよう一年はがんばろう」
そう自分に言い聞かせたあの夏の日。
ようやくというか、あっちゅうまにというか、その一年が過ぎた。

まだ辞めへんで。

AKATSUKI JAPAN

ん?チームファール5って、なに?
あー、昔の10ファールのことか。

30秒ルールって、今は24秒になってるんや。
10秒も8秒ってか!
3秒ルール、5秒ルール、忘れかけてたわ。

NBAの試合観てたらなんやみんなトラベリングしまくりやん!と思ったら、いつのまにか条件付きで3歩歩いても大丈夫なようになってんなぁ。

てか、今のバスケはマウスピース必携なんや!

スリーポイントシュートなんてない時代やったけど。
私の中のルールブックは修正しまくりやけど。
フリースローがまだ届くかどうか、かなり危ういけど。

AKATSUKI JAPANをみていると、そんなあたしでもバスケをやっていたってことがちょっと誇らしく思える。

公式戦では一点も入れたことないけどな。
完全な自己満足やけどな。
でも、ルールにはついていけるで。

6日目以降

(「5日目」よりつづき)
初めてご覧になる方は「0日目〜1日目」からどうぞ^_^
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6日目。
ようやくしゃーないから(笑)かやくごはんでも炊こうかという気になる。
他のおかずはないけど。
極軽症かと思われた旦那さんも、ここへきて喉痛や鼻詰まりがかなりつらそうだ。

明日の仕事に備えて、リハビリがてら買い物に。
5日ぶりのシャバだ。
行って帰ってくると、やっぱりどんよりしんどい。
心なしかやたらからだが深呼吸を欲する。
、、、明日はオープン作業か。
あのおびただしい数のテーブルと椅子、全速力で拭かないといけないのか。
お店開く前にリタイアしそう。
もったとしてもそのあとヘタすると数時間喋りっぱなし?
んーーーーー、呼吸困難ならんか?
散々悩んだ挙句、お店にてるてる。
「もう1日お休みください!」
もう決してからだは若くはない。
ごめんなさい、自重いたします。
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以降、仕事もランチもお遊びもすべてキャンセルし、ゆっくり静養させていただいた。
十日後、お仕事復帰。
症状は治ったけど体力、筋力、ガタ落ち。
さぁ、またがんばろ。
(おしまい。最後まで読んでいただきありがとうございました。)

5日目

(「4日目」よりつづき)
初めてご覧になる方は「0日目〜1日目」からどうぞ^_^
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5日目になってほんの少し味覚を感じるようになってきた。
ちょっとしたものくらいは作れるようになったが
「かやくごはん食べたいなぁ」
という旦那さんの言葉にガチ切れする。
「そんな仕込み多いもん、言わんとって!」
旦那さん、輪を掛けてたたみかけてくる。
「それからほうれん草のお浸しと、豚汁と(笑)」
仲えぇ夫婦、ということにしておこう。

結局、豆ごはんを炊く。
豆ごはんにえんどう豆の玉子とじ、あとは鶏肉を焼く。
豆に豆って、、、脳みそ腐ってる(笑)。
文句を言わない旦那さん。
すまんのー、もうちょっとがまんして〜。
(「6日目以降」へつづく)

4日目

(「3日目」よりつづき)
初めてご覧になる方は「0日目〜1日目」からどうぞ^_^
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「昨日の夜からなんか喉痛いし微熱あるし、念のため医者いってくるわ」
旦那さんがそう言いながら同じ耳鼻科に向かった4日目。
検査の結果、、、ごめん、とんでもないものプレゼントしちゃったね。
それでも微熱もすぐ下がり、体調も変化なし。
極軽症、といったところか。

けいらんうどんが無性に食べたくなって、作ってみた。
ひとくち食べる。
…美味しくなーい!( ̄へ ̄)
それでも頭の中で記憶にあるけいらんうどんの味を呼び起こして、これは美味しいんだと自己暗示をかけて完食する。

食べても美味しくないとわかっているのに、なぜかいろんなものが食べたくなってくる。
からだが欲しているのか?それとも脳みそが要求しているのか?

シュークリームはどうかな?
…味がしなーい!
チョコレートは?
…にがーい!
ごはん+韓国のりは?
…ま、まあまあか。
どうやら塩味、酸味、苦味、そしてほんの少しの甘味は感じるけど旨味が全くわからないようだ。
嗅覚やられてるからやろな。
先日買ったちょっと良いお肉、そろそろ食べないとなぁとコロナ夫婦ふたりサシで焼肉を囲む夜。
味がないとわかっているのに何故か食べたい。
けいらんうどんのごとく、お肉の柔らかい歯応えだけを感じながら、きっと美味しいんだろうなぁと頭の中で思い込ませて箸をすすめる。
(「5日目」へつづく)

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