2024年5月13日(月) 07:01 JST

一生勉強?

「 最下位 」がダメなら

少し前にやりたいこと
「 最下位には最下位なりの戦い方がある 」
と書いて、
「 『最下位』なんて書いちゃだめ!」
と、姫に諭されてしまいましたが…
でもね、客観的に見ても私の腕、技術的には
「 最下位同然 」なんですよ(笑)。

美術系の学校を出たわけでもなければデッサンもできない
手は遅い、何かお手本見ないと形作れない
それよりなによりここ数年描いてない。
でもね、自分で仕上げたものを見て
自分でホレボレするようなものが数年に一度
出来上がることがあるんです。
そんなときは、他人の評価なんてお構いなし
もう、完全に自惚れ状態です(笑)。
自分で天才じゃないかと思ってしまうところまで
飛んじゃうのでそれを戒めるための言葉として
「 最下位 」を使いました。

コレは漫画家・西原理恵子さんのウケウリ。
地元で絵に関してはお山の大将だった彼女が
進学した武蔵野美大で待ち受けていたのは
「 学年最下位の成績 」
現実を突きつけられた彼女が思いたったのが
「 最下位には最下位なりの戦い方がある 」
どんな戦い方をしたか詳細は覚えてませんが
今の彼女があるのは根本にその精神があるから。
美大でてるにもかかわらず
漫画を生業としているにもかかわらず
彼女の書斎の傍らには使い古された
「 基本のデザインカット集 」
が転がっていて、未だにそれを紐解いて
絵を描くことがあるそうです。
なんだかちょっと安心しました。

「 技術が乏しくても、絵を描く権利はある。」

さて「 最下位 」を使っちゃダメならば
こういう風に言おうかな?
「 インスタントラーメン作って出しても
商売は成り立つ。」
…なんのこっちゃ?(笑)

最近読んだ本


本当はPCからスマートにAmazonのリンク
貼ろうとおもったけど、それしようとすると
また機会逃しそうなので、体裁構わず写メ載せ。

この手の本は何度となく読んだが
今回のはしっくりきた。
一度読破し、ただいま2度目。
体にインストールされるまでしばらく何度か
読み返すことになると思う。

少し内容が強引なところもある。
例えば
「 崩れた書類の山は、中身をみずに全部捨てる 」
といったかんじ。

ただ、先日その書類の山に無造作にものを置いて
バッサリと床に落ちたのが、まさしくこの本だった(笑)。
著者の言葉を忠実に守るとしたら、この本も捨てるべきなのだが…。

上岡竜太郎いわく。「 先輩の言うことは話7分に聞きや。」
そやな、この本はまだ私にはもう少し必要だ。
バッサリ床に落ちたけど、著者の提言は無視して
もうちょっと置いておこう。

捨てること

で、前述の本を読んでから当面のスローガンは
「 捨てること 」
となった。

いろいろあるけどまずはウォーミングアップ。

今日は引き出しの中ひとつ、とか
冷蔵庫の中だけとか
ちょっとずつチマチマやり始めてる。
一気にやってしまいたいけど
そういう時間を持つのは今の私には不可能。
一気にやるには3日、下手すりゃ1週間
いや、もっと必要かも。

なぜかこのぬいいとさん、実家の方の「 捨て作業 」も
手をつけだした。
こちらも毎日チマチマちょっとずつ
荷物や書類、ダンボール箱の山を崩していってる。

術はすでに把握している。
課題は「 持続性 」だ。

「 はぁ?何ぃ?捨てるって、そのことぉ?! 」
いや、だからこれはウォーミングアップ。

「 捨てるもの 」は多岐に渡る。

今日、かなり隙間な時間にまっちんママに
相談メールを送った。
「 はぐくみサイト、閉めようと思うねんけど。」

ライブにまつわるエトセトラ

昨秋、とあるアマチュアバンドのライブに
誘われて行ってきた。
親愛なる「 姫 」の職場仲間がそのメンバーのひとりで
幼稚園からの幼なじみ4人( 男2女2 )からなるバンドだ。
http://blog.livedoor.jp/umeyots/

地元のスタジオで4年間弾きこもったのちに
意を決して臨んだ初ライブ。
アラサーメンバー相手に失礼な言い方かもしれないが
初々しくも堂々とした初ライブだった。

音楽は大好きだけど、細かいことはよくわからない私
実は曲も一回きいただけでは覚えられない。
わんわん鳴り響く狭いライブハウスなので歌詞もわからない。
彼らの音楽のどこがよかったか、なんてことは
「 アレンジがわたし好み 」
とぐらいしかいうことができないんだけれど
彼ら、彼女たちのかもし出す空気が
すごく私の肌にあっていたことと
「 いままで弾きこもってたなんてもったいない 」
という思いが強烈に残ったライブだった。
「 次もぜったい行こう!」
と、ほどなく次のセカンドライブの告知があった。

「 …やば。Y太の誕生日やん。(><;) 」

……………………………………………………

自分の楽しみのために息子の誕生日放っていくのも
なんだかなぁがあって行こうかどうしようか迷った。
そんなところに姫からの打診が…
「 仕事、頼もうかと思ったんだけど… 」
何?!しごとってかぁ?!

実質、報酬などこれっぽっちも期待はしていなかったが
出ていくための大義名分が欲しかった。
後から夕方や夜の公的行事の予定も入ってきた。
ますます「 大義名分 」が必要だ。
で、姫に尋ねる。
「 仕事て、何? 」
姫「 撮影→写真集作成 」
姫は私の鼻先に人参ぶら下げてきた。

そんなこんなでY太には誕生日の前倒しで焼き肉外食しぃの
当日はせめてもと一緒にケーキを買いに行きぃの
精一杯のバースデーフォローしたにもかかわらず
「 はぁ〜。息子の誕生日ほっといてライブ行くかぁ? 」
なんてちょっとイジワルな小言を言われながら(笑)
しかるべき日にしかるべき場所へ向かった。

………………………………………………………

運動会の写真はこれまで
吐くほど撮りまくったぬいいとさんだが
ライブ撮影はズブの素人だ。
自前にいろいろ勉強していきたかったのだが
間に合わなかった。
「 とりあえず撮った後に反省会 」に方針は変わった。

もともと器用ではなく、両立できない質なので
姫には自前に
「 撮影に専念、手拍子その他は一切端折ります。」
と宣言していた。

ライブが始まる。
緊張した面持ちの彼らを前にまず思ったこと、それはなぜか
「 申し訳ない。」
だった。
彼らが一番望んでいるのは、写真をとってもらうことでなく
「 自分たちの音楽で楽しんでもらうこと 」
ただ、今の私のキャパでは音楽も楽しんで
写真もバッチリ撮り楽しんで
なんて芸当はできない。
( 運動会ならできるんだけど(笑) )

一瞬よぎった「 申し訳ない 」を払拭して
別の角度から私なりにライブを存分に楽しませてもらった。
「 すとろんぐうぉ〜まん」流れてたのも気付かないくらい
集中してしもたけど。
パッと聞いていたく気に入った「 めきしこの風 」
もう完全に頭の中から消えてしまってるけど。
( 何度もいうが、一度聞いただけでは覚えられない。)

………………………………………………………

撮影結果は惨たんたるものだった。
予期していたことなので大きなショックはなかったが
さて、写真集出すほどのものは皆無といってよいほどだ。
コレはちょっと方向転換しないと。^^;
「 3ちゃん、うまく撮れてないかなぁ? 」
頼みは同じようにライブに来てカメラを構えていた姫の愛息だ。
後日、彼が撮影した写真が送られてきた。

…すばらしい。

さすが元写真部所属の姫の息子だ。
「 嫉妬を感じるほどの出来映え。」
誤解のないように、これは私が時折使う
私流、最上級クラスほめ言葉のつもりだ。

彼の写真にも衝撃を受けたが
私がもうひとつ予期していなかったことは
彼撮影の写真を見た時の自分の中に起きた感情
「 くやしい〜! 」である。
写真集を作ることだけが目的ならば
3ちゃん撮影のナイスショットをもらったときに
「 あ!助かった!ありがたい〜(^O^) 」
とまずは思うはずだし、事実写真が送られてくるまでは
それを期待していた。
それが「 くやしい〜! 」である。
誤解のないように、彼に対しての「 くやしい〜!」ではない。
自分に対しての「 くやしい〜!」である。
自分の意のままに写真がとれないくやしさを
再認識させてくれた。
やはり私は「 映像デザイン科 」だ。
3ちゃん、ぬいいとおばちゃん気付いたよ。
ありがとね。^^

写真じたいもそうだが、姫曰わく
「 黒子に徹する 」
が、実は全然徹し切れてなかったことも
メンバーのみなさんに対して申し訳なかった点だ。

バシャバシャ心置きなくライブ写真が撮れるのも
小さなライブハウスでやっているあいだだけだ。
メジャーになって撮影禁止の会場でライブするようになるまで
もうしばらく楽しませてもらおう。
余裕のよっちゃんで左拳上げながら
右手でシャッター切れるようになるまで。

あ、自分的に一番「 くやし〜! 」があった写真
アップさせてください。
本人さんの許可、いるかなぁ?
ピンボケやからえぇんちゃうん?が、あるけど。


心地よいプレッシャー

あの手作りフライヤーとなかよく共存できるものが
はたしてこの私にできるんだろうか・・・?
ちょっと不安になってきた。

思いのままに作ろうと思うと、越えなければならない垣根が
越してしまいたい垣根があるんだけど
それに要する力は今回は状況的にちょっと
私の許容量を越えてしまいそう。

ま、今回は無理せずクライアントの提案通りに
決められた枠の中で楽しむことにしよう。

ごめん、ワケあって詳しく話せないけど。

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