姦しい
- 2016年4月27日(水) 18:26 JST
- 投稿者: ぬいいとさん
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とても近くにありながら行く機会のなかった病院に来た。
前に訪れたのは53年前だ。
病室に入ると実姉ピカリさんが来てた。
わちゃわちゃと、つもる話がどちらからともなく始まる。
ほどなくもうひとりの実姉 keshidama さんがやってくる。
わちゃわちゃわちゃと話の三重奏となる。
「 あ!この部屋こんなとこにトイレあるやん!
ちょうど良かった、いっとこ♪」
「 ほな私もその次行くわ♪」
傍らにはオヤジさんが聞こえてるのか否かわからないが
眠ってる躰で時折右手をわちゃわちゃと動かしている。
「 ここ、私ら産まれた病院やんな?」
「 そやで、ぬいいとさんが産まれた時も私ら来たし。」
「 そやそや、あの頃は窓から味の素の看板見えてたよな。」
「 カルピスの看板もあったでぇ。」
「 そんなんあたし、覚えてないわ〜。」
「 そらアンタまだ産まれたばっかりやから当たり前や(笑) 」
あの頃とは違う、真新しくなった病院の窓から外を眺めると
でぇ〜ん!と日本一高いビル、ハルカスがそびえ立っている。
♪おんな三人寄〜ったら、かしましい〜とは愉快だね♪
これを唄えるのは昭和の関西人だけやろな。
こんな日が少しでも長く続きますように 。
前に訪れたのは53年前だ。
病室に入ると実姉ピカリさんが来てた。
わちゃわちゃと、つもる話がどちらからともなく始まる。
ほどなくもうひとりの実姉 keshidama さんがやってくる。
わちゃわちゃわちゃと話の三重奏となる。
「 あ!この部屋こんなとこにトイレあるやん!
ちょうど良かった、いっとこ♪」
「 ほな私もその次行くわ♪」
傍らにはオヤジさんが聞こえてるのか否かわからないが
眠ってる躰で時折右手をわちゃわちゃと動かしている。
「 ここ、私ら産まれた病院やんな?」
「 そやで、ぬいいとさんが産まれた時も私ら来たし。」
「 そやそや、あの頃は窓から味の素の看板見えてたよな。」
「 カルピスの看板もあったでぇ。」
「 そんなんあたし、覚えてないわ〜。」
「 そらアンタまだ産まれたばっかりやから当たり前や(笑) 」
あの頃とは違う、真新しくなった病院の窓から外を眺めると
でぇ〜ん!と日本一高いビル、ハルカスがそびえ立っている。
♪おんな三人寄〜ったら、かしましい〜とは愉快だね♪
これを唄えるのは昭和の関西人だけやろな。
こんな日が少しでも長く続きますように 。