2025年1月11日(土) 05:23 JST

お料理はそんなに好きじゃない

栄養士・調理師の免許を持っていて
「 食 」に関する仕事に随時ついていて
毎日ごはんをつくるのが当たり前の体( てい )で
その上ご丁寧に「 ばんごはんサイト 」まで立ち上げてる
今日のぬいいとさん。
「 料理を作るのが好きでたまらない 」
の印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれないが
実は本当のところ、あんまり「 好き 」という自覚はない。
いや、元々は「 好き 」から始まったんだろうけど
今はそうでもない。
絶対上げ膳据え膳の方がいいに決まってる(笑)。

家庭においては一応毎日体裁は整えているが
20年作り続けているにもかかわらず
未だにレシピを見ないと作れないものもあるし
高級料亭や三ツ星レストランに勤めたとしても
3日で三行半突きつけられるほどの腕しかないし
また、そこの壁を越えて料理をきわめようという考えも
毛頭ない。

でも、それでも毎日作ってる。

理由は
「 経済的なこと 」(笑)。
やっぱり自分で作るのが一番安い。
「 食べに行く方が安上がり 」なひとり暮らしになれば
きっと食べに出てばかりか、スーパーのお惣菜やレトルトで
まかなっちゃうんだろうな。

あともうひとつは、自分で作った方がおいしいものや
自分にしか作れないものがあるから
というのも理由のひとつ。
たとえばタルタルソースはどんなに手間がかかっても
自家製だ。
酢豚ベースはタマノイに頼りまくりだけど(笑)。

ただひとつ、自分のなかで確固としてもっているものは
「 食に関しては何を振られても即座に線引きができる。」
ということ。

たとえば
「 コレコレこういうことを1万円でやってほしいんだけど 」
という依頼がきたとした場合、状況に応じて
やるかやらないかは即座に判断できる。
もっといろいろ例をあげたいけど
出勤時間が迫ってきたので省略。

要するに言いたいことは…
「 デザインやホームページ作りに関しても
  同じスタンスでやっていこう 」
ということに決めたこと。

細かいルールは私の中にある。

「 最下位 」がダメなら

少し前にやりたいこと
「 最下位には最下位なりの戦い方がある 」
と書いて、
「 『最下位』なんて書いちゃだめ!」
と、姫に諭されてしまいましたが…
でもね、客観的に見ても私の腕、技術的には
「 最下位同然 」なんですよ(笑)。

美術系の学校を出たわけでもなければデッサンもできない
手は遅い、何かお手本見ないと形作れない
それよりなによりここ数年描いてない。
でもね、自分で仕上げたものを見て
自分でホレボレするようなものが数年に一度
出来上がることがあるんです。
そんなときは、他人の評価なんてお構いなし
もう、完全に自惚れ状態です(笑)。
自分で天才じゃないかと思ってしまうところまで
飛んじゃうのでそれを戒めるための言葉として
「 最下位 」を使いました。

コレは漫画家・西原理恵子さんのウケウリ。
地元で絵に関してはお山の大将だった彼女が
進学した武蔵野美大で待ち受けていたのは
「 学年最下位の成績 」
現実を突きつけられた彼女が思いたったのが
「 最下位には最下位なりの戦い方がある 」
どんな戦い方をしたか詳細は覚えてませんが
今の彼女があるのは根本にその精神があるから。
美大でてるにもかかわらず
漫画を生業としているにもかかわらず
彼女の書斎の傍らには使い古された
「 基本のデザインカット集 」
が転がっていて、未だにそれを紐解いて
絵を描くことがあるそうです。
なんだかちょっと安心しました。

「 技術が乏しくても、絵を描く権利はある。」

さて「 最下位 」を使っちゃダメならば
こういう風に言おうかな?
「 インスタントラーメン作って出しても
商売は成り立つ。」
…なんのこっちゃ?(笑)

笑の野望

笑の選択( 2年前を回顧
の、続き。

最近の高校は、早い時期から卒業後の進路について
学校側からお伺いがくる。
「 進学しないで漫画家のアシスタントになる。」
だとか
「 やっぱりとりあえずアチコチの大学見てから。」
など、1年、2年といろいろ揺れていた笑が
ここへきて的を絞ってきた。

「 おら、東京さ行ぐだ。」
東京にある猫みたいな名前の芸大に行くとな。
「 浪人覚悟で受験しないと 」
とは笑の弁。
合格者の七割が浪人生だそうだ。
受験生は粗方その手の塾に行くのが当たり前。
ただ絵を描くのが好きなだけでは踏み込めない
そのような世界のようだ。

笑「 ひとり暮らしもしてみたいし〜。」
ぬ「 なぁ〜にぃ〜ぃ?!ひとりぐらしぃ〜?!
   …おかんもしたいぞぉ!!」
いや、そういう問題とちゃうやろ。

笑は塾代や入学してからの授業料など
お金のことを気にしているが
親のスタンスは
「 出来る限りの支援はするけど
  無理な部分は自分で調達してね♪」
そして笑のスタンスは
「 足らんかったら私の貯金使って。
  それでも足らなかったら自ら稼ぐ。」
である。
ただ、心配なのは…予想以上に金かかる(笑)。
ま、まま、家族みんなが元気ならどうにかなるやろ。
いや、どうにかする。
どうにもならなくても命までは取られないだろう(笑)。

公立高校無償化、そんなんいらんで!
の考えは変わらないけど
「 郷に入らば郷に従え 」(笑)
頑なにならず国民として受けられる恩恵は
ありがたく頂戴して、浮いたお金は塾代にまわすか
進学資金として積み立てよう。
背に腹はかえられませぬ。

1月から週一で塾に通い出した。
6時間、絵描きっぱなしだそうだ。
こんな形で我が家に受験渦がやってくるとは。
春からは時間は短くなるけど週5になるらしい。
世の受験生がほぼ毎日深夜まで塾通いしていたのを
「 あんなに詰め込んでパンクしないのかしら?」
などと他人ごとながら心配して見ていたが
他人ごとじゃなくなってきた。
「 毎日そんだけ絵描いててイヤになれへん? 」
の素朴な母の疑問に
「 それ以前にやらなアカンことやし。
  私、デッサンへたくそやし。」
と答える笑。
デザインやる人間が集結している高校に身を置いている。
自分の腕がどんなレベルなのかは本人が一番良くわかってる。

母の心配はひとつ。
からだに無理がこなければいいんだけど。
まぁ、まずは見守ろう。

コレ、忍ばせてます


2010年に笑が出した年賀状。
母はものすごく気にいりました。

「 おかんにも送って〜!」
…素無視の笑。

ぬ「 σ(^-^;) ま、わざわざ送らずとも
  パソコンにはいってるわな。
  勝手にプリントアウトしていい?」
笑「 どうぞ勝手にしてぇ。 」
ぬ「 ブログで御披露目しちゃダメよね?^^; 」
笑「 それはアカン。」

なぜかいつも携えたい衝動にかられたので
いつも引っさげてるポーチに入るくらいの大きさにしようと
少し小さめにプリントアウトするつもりが
なぜかこんなにちっちゃくなっちゃいました〜(笑)。
まぁ、これも幸い。
ポーチよりももっといつも持ち歩いてる財布に
忍ばせることにしました。

てなことで、アカンといわれたけど
これくらいならセーフ?
実物見たい方はお会いした時に。^^

最近読んだ本


本当はPCからスマートにAmazonのリンク
貼ろうとおもったけど、それしようとすると
また機会逃しそうなので、体裁構わず写メ載せ。

この手の本は何度となく読んだが
今回のはしっくりきた。
一度読破し、ただいま2度目。
体にインストールされるまでしばらく何度か
読み返すことになると思う。

少し内容が強引なところもある。
例えば
「 崩れた書類の山は、中身をみずに全部捨てる 」
といったかんじ。

ただ、先日その書類の山に無造作にものを置いて
バッサリと床に落ちたのが、まさしくこの本だった(笑)。
著者の言葉を忠実に守るとしたら、この本も捨てるべきなのだが…。

上岡竜太郎いわく。「 先輩の言うことは話7分に聞きや。」
そやな、この本はまだ私にはもう少し必要だ。
バッサリ床に落ちたけど、著者の提言は無視して
もうちょっと置いておこう。

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