2024年12月27日(金) 19:56 JST

普通って

先日AKB48を卒業したぬいいとさんです。
以下、フィクションのオンパレード。

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ちょっとした家具を購入しようと
子どもを連れてホームセンターに出向いた。
頃合いのものが格安であったのだが
「 組み立てはお客様の方でお願いします。」
と、但し書きがあった。
なるほどそれゆえの格安か、とワケアリな事には納得したが
私のキャパと照らし合わせてみるとどう考えても
自分で組み立てるには無理がある。
なんとかならぬものかとサービスカウンターにかけあう 。

自「 おそらく自分で組み立てられないから
お金がかかってもいいのでどなたか出張サービスで
組み立ててくださるか、展示品を頂戴できないかしら?」
店「 構わないですけど出張サービスは少々お高いですよ。
家具の組み立ては説明書をみれば意外と簡単ですし
ご主人にお願いすればすぐにできると思いますよ。」
自「 うち、旦那いないんですけど。」
店「 ……。」

「 子連れ主婦に旦那がいる。」
普通はそうだけど、みんながみんなそうではない。

「 家具の組み立て、パソコンの操作、車の運転は
妻より旦那の方が長けている。」
普通はそうだけど、みんながみんなそうではない。

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結婚して数ヶ月が経った。
周りから決まってかけられる言葉は
「 お子様はまだ?」
悪いけど、私はもう子どもを産める身体じゃない。

「 結婚したら子どもができる。」
普通はそうだけど、みんながみんなそうではない。

………………………………………………

皇族のお妃にご懐妊の噂が飛び交った。
まだ正式発表がないうちから、街を挙げてのお祭り騒ぎ。
ほどなくご懐妊後に流産されたことが発表される。

「 ご懐妊したらあとは何のトラブルもなく10ヶ月10日後には
(正確には290日後には)かわいい赤ちゃんが生まれる。」
普通はそうだけど、みんながみんなそうではない。
愛子様を身ごもられた時にその教訓は生かされた。

……………………………………………………

「 生まれて来る子は五体満足だ。」
普通はそうだけど、みんながみんなそうではない。
乙武氏の母が生まれてきた我が子を初めて見たときの第一声は
「 かわいい♪」だったという。
お母様の本当の心の中までは察することはできないが
五体満足が普通だと思っていたら出てこない言葉だと思う。

その後彼は学校にも通い、仕事もして結婚もし
子宝にも恵まれた。

「 障害を持つと人としての生活ができない。
将来が不憫で可哀想だ。」
普通はそう思われるかもしれないけど
みんながみんなそうなるわけではない。

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不幸にも強姦事件にみまわれ、裁判で法廷に立つことになった。
被告側弁護士から情け容赦ない尋問が浴びせられる。
「 過去にその場限りの関係をもった男性がいたことはありますか?」
「 本当は心の中では同意していたんではないですか?」
「 膣部裂傷の形跡がないということは濡れていた
つまり気持ちよかったんじゃないですか?」
以上、大昔に観た映画「 ザ・レイプ 」より抜粋。

この手の裁判は被害者であるにもかかわらず
答えたくない赤裸々な告白までしなければならない事態まで
起こることがあるらしい。
例えば「 ご主人との夜の営みの回数は?」みたいな。

もし、私が法廷に立つことがあって
「 ご主人との夜の営みは?」
なんて尋ねられたら、間違いなく
「 皆無です。」
と答える。
もし虚偽の発言をしたら罰せられる国会証人喚問の場で
「 ご主人との夜の営みは?」
と尋ねられたとしても、毅然とした態度で
「 皆無です。」
と答えるだろう。
…って、私は何しょうもない事を熱く語ってるんだ。(笑)

要は、自分の「 普通 」が世の中の「 普通 」とは限らない
世の中の「 普通 」が個々の「 普通 」とは限らない
ということを言いたかっただけのことである。

そう、百組のカップルがいれば百組の普通があるのよね、パパ。

やんばだむ

まだまだ知らないことだらけのぬいいとさんです。

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先日見入ってしまったNNNドキュメントのテーマは
「 八ツ場ダム 長すぎる翻弄 」

お恥ずかしながら世の中に疎いぬいいとさん
「 八ツ場ダム 」の名前は認知していたが
なぜ、計画中止がわざわざ選挙公約にあげられるほど
重要なのか全然理解していなかった。

舞台は群馬県に流れる吾妻川流域。
戦後間もなくに見舞われた台風による水害を教訓に
主に洪水調節を目的として八ツ場ダム建設が計画されてから
もう60年以上も経つ。

ダム建設によって、観光地である川原湯温泉街などが
ダムの底に沈んでしまうことからダム建設反対運動がおこったこと。

計画が進むにつれて住民のあいだでも賛否が別れて
いさかいがたえなかったこと。
家庭内での意見相違の狭間に立たされ、自殺した知人もいた
なんてことを、十数年経った今はじめて重い口を開いて
話してくれた住民が印象的だった。

ようやく計画が前向きに進んだかと思えば今度は
立ち退き保証金と、代替え地の敷地代にあまりにも開きがあり
住民それぞれの思惑の違いから合意に至らず、計画が中断。

街を出て行く人たちの苦悩、未だに残る人たちの苦悩。
計画が進まない代替え地では商売の目処がたたない。
残って商売をしてもどんどん住民がへっていくので
経営は悪化する一方。
どちらの道を選んでも将来はおろか、明日の糧さえおぼつかない

そして政権交代による降って湧いたようなダム中止計画。
これまでのすったもんだはいったいなんだったのか!

最近になって建設再開の方針転換があったものの
これまで何度も工事が中止・延期され、本来ならば
もうできあがっているはずのダムや代替え地の温泉街は
未だに姿形はなく、完成は2〜4年先だという。

「 完成すればOKというもんじゃない。
  その街の趣が醸し出されるまでにはそれからまだ数年が必要
  それまで生きているのか働けるのかどうわからない。」

旅館を経営している
70歳代くらいかと思われるご主人が
ため息をつく。

それでもみんなふるさとへの思いは変わらず
祭りの季節には去った者も街に舞い戻り未だに残る者と
ふるさとを懐かしむ様子が流れていた。

年を追って駆け足ながらもわかりやすく構成されていた。
八ツ場ダムに関してほぼ真っ白だった私の頭には
ありがたすぎる番組だった。

「 ぬいいとさん、何を今更そんなこと言うてるの?」

社会の仕組みをよくご存知な方からすれば
私のような人間は滑稽かもしれない。
ただ…2年前に八ツ場ダムのことを公約に掲げながら
八ツ場ダムに関する知識が私と同レベルな立候補者も
けっこういらっしゃったんじゃないかな?ということは
ぬいいとさんの憶測、ということにしておこう。(^皿^)ヾ

番組を観ながら八ツ場ダムに翻弄された人たちと
3.11震災被災者の姿がなぜかずっとダブって仕方がなかった。
人がやったことなのに、人ではどうすることもできないことに
なんの罪もない人たちが振り回されている。
それも60年もの長いあいだだ。
震災は天災だけど、コレはなんていうのかなぁ
なんて思っていたら、八ツ場の住民の方が番組の最後に
答えを言ってくれた。

「 我々は公共事業という災害にみまわれたんだ。」

まさしく。

えぬえぬえぬどきゅめんと

見るつもりなど毛頭なかった深夜番組NNNドキュメントに
不意に引き込まれてしまったぬいいとさんです。

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バイトから帰宅した笑の食事を作り、洗い物を片付けると
深夜1時になっていた。
さぁホットミルクでも飲んで床に就こうかと思いながら
ふと目にやったテレビで八ツ場ダム関連のドキュメンタリーに
知らず知らずのうちに釘付けになってしまった。

( 八ツ場ダムのことで感じたことは後にお話しします。)

決して楽しい番組ではないけれど、とても上質な内容。
日曜深夜に放送するにはMOTTAINAI、だけども
日曜深夜だからこそ、これだけの枠がとれて
比較的世の中の損得勘定に左右されない踏み込んだ内容で
番組を作ることができるんだろうな、と思った。

今回見た八ツ場ダム問題のあまりに長く重い
翻弄の過程のことを思うと、1時間では語り尽くせない事が
ほかにもゴマンとあるだろう。
また、こんな日曜深夜の枠でも取り上げる内容によっては
世の中の損得勘定に影響されることもあるのかもしれない。
ただ、それでも世の中のことに疎い主婦の眼の鱗を
ポロリと落とすに必要な最大公約数の事象をあげて
視聴者の心に静かに訴えて問題提起し
少しでも認知してもらおうとしている。

ググってみると意外にも歴史の古い番組だった。( 1970〜 )
きっと、今までにも「 NNNドキュメント 」という番組を
意識することなく、何度か視ていたことがあるんだろうな。

毎週視てたら、ちょっとは見聞が広がるかしら?

そうきたかぁ!

AKB48のぬいいとさんです。
…もうわかったっちゅ〜に。

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いつもお世話になっている天ぷら屋のお兄ちゃんが
お昼ごはんを食べにやってきた。
厨房にはオヤジと連日ご来訪のてんまのおばちゃんが。
天ぷら屋の兄ちゃん、厨房を覗いておばちゃんを見ながら
おしゃべりしだす。

天「 あ、あの人、大将( オヤジ )のごきょうだいやんな?」

ぬ「 そう!よく似てるでしょ。(*^ww^*)


激似やからきょうだい、ってすぐわかったわ!とかいう答えが
返ってくると思っていたら…

「 このあいだ来たときにな、まず大将が厨房にいてはって
  何か用事するために物陰に入りはったなぁ思たら
  しばらくしたらあの人( てんまのおばちゃん )が
 その物陰から出てきはってな。
 オレ、一瞬大将が女装して出てきたと思てんでぇ!
 『 え?大将、冗談キツイわ!』ってマジで思たわ!(笑)」

( 笑笑笑笑笑笑笑 )

兄ちゃん、そうきたかぁ!

あなたにあげた夜を返して!

最近オヤジが厨房でよく鼻歌を唄う。
曲は森進一さんの「 港町ブルース 」。

♪背伸びしてみ〜る海峡ぉ〜
 今日も汽笛が遠ざかるぅ〜
 ふふん〜ふふん〜ふふんふぅ〜
 ふ〜んふふん〜ふふんふぅ〜
 みぃなと〜港函館ぇ〜、通りぃ雨ぇ〜♪

大正時代の若者は、いつまで経ってもウブだ。
( 上からぬいいとさん発言。)

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