2025年1月11日(土) 03:36 JST

燃えるぜ

今日は長女・雪の中学校卒業式。
…バリ、寒かったッス。雪

昨夜はなっちゃんママ(雪が幼稚園の時からのお付き合い)から
久しぶりにメール頂戴しましてね。

「 お願い!できたらウチの子
  撮っといてぇ!」

なっちゃんが卒業生代表で答辞よむことになったけど
なっちゃんママはPTA役員席に着かないといけないので
写真撮影ができないとのこと。
のんびり我が子だけ2・3枚おさめようと思ってましたが…

「 ガッテン承知でぃ!! 」
ぬいいとさん、燃えてきましたがなぁ。


思えば幼稚園の時はふたりとも一眼レフ片手に
我が子の姿追っかけるのに必死でした。
先生への自前調査から当日の場所取りまで
ガッチリスクラム組んで、そりゃぁもう
セミプロ並の気合いでしたよ(笑)。

その後、小学校ではPTAが異常に少なく
どんな行事も写真撮影がとても楽なこともあって
ここ数年は下準備なしでのんびりカメラ構えるだけでした。

この日は式の進行から、なっちゃんの立ち位置、方向まで
当日朝に我が子から自前のデータチェック!

雪 「 わたしは撮っていらんで。」
ぬ 「 せやから、なっちゃん撮るねんて!」

最近被写体になることをトミに嫌がる雪。
おかげでセーラー服姿の雪のスナップは皆無でした。
フフッ、これを口実に燃えてやる。
撮ってやる。( ̄ー+ ̄)炎

古くからご存じの方からは
例のカメラを構えるぬいいとさんを見つけるなり

「 ごめん!カメラないから一枚撮っておいて! 」

と、ひと声かかります。
…ますます燃えますがな。炎炎炎

でも結局初めての卒業式ということで段取りがわからず
微妙なところで迷いがあってあまり思うように撮れませんでした。
何より少し現役(?)離れてたのが敗因でしたね。

ここ4年連続で卒業・入学がありました。
来年はひと休みで、そこから先はまた四年連続です。
もちろんそれは三人が末長く、何事もなく、過ごしていればこその事。

「 元気に学校へ行く 」

あたりまえと思わず感謝しようっと。

それぞれの想い

今日の週一バイトはちょっとばかし
現場の仲間と立ち話する余裕がありました。

同じカウンターで作業してる、池チャン。
26歳、独身、一人暮らし。(ドウデモエエ?)

淡路島から単身出てきてるのは知っていたのですが
郷にお父さん、ひとつ下の弟さんと14歳下の妹さんが
いらっしゃるそうで、その妹さんが今年
小学校卒業だそうです。

お母さんがいないので気分はプチママ。
妹に不憫な想いはさせたくないと
卒業式の衣装にもリキが入ります。

 「靴だけ決まってたので、それを写メで送ってもらい
  それに合わせて服はバッチリ私が
  コーディネートしたんですよぉ。
  今日、あちらに荷物が届く予定なんです。
  もぉー、お父さんには任せられないわ♪」

お母さんは40歳という若さで病気で他界されたそうで
変な話ですが、お互い母親を亡くした時の話で
しばし盛り上がってしまいました。

プチママ、がんばびっくり

☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。*

帰りがけ、 I 先輩が
「 ちょっと、ちょっと、一寸! 」
と、 あたしの手を引っ張って強制送還。
きれいにラッピングされたハンカチを
手渡してくださいました。

「 退職に先立ち、皆さんにお礼 」ということで。

この現場のオープン以来8年間勤めてこられましたが
今月で退職されるそうです。
この話を聞いた時はショックがありましたが
先輩にもいろいろ想いがあるようです。

 「週一、平日、昼、四時間バイト」
I 先輩のおかげです。感謝!!
また、お食事に行きましょう!

カラシは怒って・・・。

今日の週一バイトの現場にて。

松ちゃんが粉の洋カラシに水を入れて
練っているところにチーフ登場。

 「あっ!カラシはお湯で練らな、アカンがなぁ!困った

チーフ曰く、粉のカラシは60度くらいのお湯で練らないと
風味が出ないとの事。
ちなみに粉わさびはお水で練ります。

 「へー、知らんかったなぁ。」
 「今まで両方ともお水で練ってたわ。」

松ちゃんと石ちゃんがへぇ~ボタン押しながら
ひとつ賢くなったと言います。

実はぬいいとさん、知ってたのですが
なんとなくそれを言うと場の雰囲気が壊れそうで
横でへらへら笑うしか出来ずにいたのですが。

続けて石ちゃんが言います。
 「ぬいいとさん、『すましじる』って
  漢字でどう書くか知ってる?」

落ち込みはてなえ?澄んだお汁って書くとか?

 「んー、いいトコ突いてるけどなぁ。
  教えたれへーん。( ̄ー+ ̄) 」

そんなぁ!今日一日中気になってしゃぁないやん!

 「カラシは怒ってお湯で練り
  わさびは笑って水で練る。」
栄養士として現場にいた頃に教えてもらいました。
でも、黙ってて良かった。 ( ´ー`)ダッシュ
そのおかげで、「すましじる」のことや
「お湯の温度は60度」なんていうマメ知識
ゲットすることができました。
人間、前に出るだけが能じゃありません。

  「 世の中知らない事って、まだまだあるよねぇ 」
松ちゃん、ホント、その通りです!

イチロー先生

WBCたけなわですが、野球に興味のない方でも
「 イチロー 」くらいはご存じかと思います。

その昔、TVでイチローが小学生に囲まれて
いろいろトークしてる番組があった時のこと。

ある小学生の質問
「 どうしたらイチロー選手のような
  立派な野球選手になれますか? 」

に、イチロー選手、少し間をおいてこう言いました

「 あのね・・・・・宿題やろうね♪ (^^) 」

場が少しなごんだところで、少しだけ表情を引き締めて
彼は言葉をつづけました。

「 自分が気乗りしないことをやりとげようとすることは
  後々、とても大きな力となります。」

ほ~~~。
さすが道を極めてらっしゃる方は違う。
そのひとの背丈に合わせてわかりやすく
ツボを押さえて端的にお話してくださいます。

確かに、自分がやりたいことをなしとげようとする時
必ず省いてしまいたいややこしい作業もつきまとってきます。
やりたくないこともやらなければならない時もあります。
自分の想いをとりさげなければならない時もあります。

最近では金メダルの荒川静香選手がオリンピック選考試合に
得点対象にならないイナバウアーをあきらめたことが
ソレに近い事例でしょうか。

オリンピック出場を果たし、そこで初めて自分のやりたい演技をする。
メダルをとった時の演技もすてきでしたが
ぬいいとさん的にはエキジビションの滑りの方が
心に染みましたよ。

「 気乗りしないこともやりとげる 」

本当にやりたいことがあると、それにともなうマイナス材料なんて
苦とも思わずクリアしてしまう。
そんなパワーを得るための予行演習ってことですかね?
イチロー先生?

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