2024年12月24日(火) 00:29 JST

ひまわりが…

毎年兵庫県南光町のひまわり畑が
ローカル番組で報道されるのをみて
「 あ!行きたい!」
とは思うものの、オンエアされてから思い立った頃には
もう見頃がおわっているので
いつも思いを遂げずに終わっていた。

そこで、思うだけでは叶わないと今年は夏休み前から
タイミングを見計らっていたのだが
長梅雨で天候に恵まれなかったりいろいろあって
気づけば8月に突入、立秋を迎えようかとしていた。
「 南光町のひまわりはもう無理やなぁ 」
Y太とそんな話をしていたら、テレビで
今が見頃のひまわり畑の様子がオンエアされていた。
早速ネットで検索、そして私のオフの日に
なんとかまだひまわりが咲いていそうな町が
かろうじてひとつだけあった。
「 当日お天気が良くてまだ見頃なら行こうか?」
なぁんて言ってたのだが…。
町の名は「 佐用町 」。
昨日からテレビに映るその町では
住民の方々が土嚢積みに必死だ。
ひまわりどころじゃない。
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先日、親愛なる友が旅のみやげを持って訪ねてきてくれた。
「 霧がスゴくて一歩先も見えなくて〜。」
それでもなんとか富士山が拝めたお話など
みやげ話でこちらもホッコリした気分を味わうことができた。

今朝、その旅先だったところで大きな地震が。
おまけに台風まで接近している。
車いすを携えての家族旅行。
あおりを受けた方にはもうしわけないが
友の旅が今日でなくてよかった。
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少し前の話だが、皆既日食を前にして
私が案じていたことのひとつに
「 その日に台風が来ないだろうか?
  津波や大地震が起こらないだろうか?」
が、あった。
曇り空の中の皆既日食も素晴らしいと聞いていた。
その気になれば一年後に異国の地で
ダイヤモンドリングを見ることも可能だ。
でも大事故がおこってしまうと目も当てられない。

前日にはその皆既日食を楽しみにしていたかもしれない
施設のご老人たちが、土砂崩れでたくさん亡くなられた。
「 今日という日は、昨日亡くなった人が
  あれほど生きたいと願っていた日だ。」
タイムリーにそんな言葉を目の当たりにする。

「 皆既日食の島 」からの中継で
46年前の皆既日食を見て
宇宙を目指すことを決めたという毛利衛さんが
どんより曇ったそぼ降る雨のなかで
語ってらした言葉が印象的だった。
「 皆既日食を体験すると本当に
  自然の偉大さを肌で感じることができます。
  また、まさしく今こうやって小さな傘をさしながら
  日食を待っている自分自身をひとつをとっても
  お天気さえもどうすることもできない
  大自然のまえでは人間なんてとっても小さいものなんだ
  っていうことを思い知らされるわけであります。」
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「 生きててなんぼ。」
ちなみに、娘の帰宅が予定よりかなり遅くなり
とってもとっても心配になったとき
ぬいいと母が娘に送るお伺いメールは
「 生きてるか? 」
とたった一言である。
相手に負担にならず、こちらが知りたいことだけを伝える
格好の言葉だ。