告る。
- 2006年5月30日(火) 00:00 JST
- 投稿者: ぬいいとさん
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「 お勉強のお話 」の途中なんですが、
全然関係ないお話を少々…。
○.:*:'゜♪.:*:'゜○.:*:・'゜♪.:*:・'゜○.:*:・'♪.:*:・'゜○.:*:・'
みなさんは、 「 告ったこと 」あります?
えっ?なにをって?
ま、いろいろありますが
一番ポピュラーなのはやっぱり
「 恋の告白 」でしょ?
実はね、このぬいいとさん、生まれてこのかた
自ら告ったことがないんです。
ひとつは告らずに恋が成就しないパターン。
もうひとつはいつ告ろうかとボヤボヤしてるうちに
相手から告られてしまうパターン。
ズルい女です。(笑)
小学校六年生の時、とっても気になる子がいました。
「 よしもとくん 」
背は低い、そないスポーツ万能でもない
へんなオヤジギャグとばす
クラスの女子全員で人気投票した時も
たった一票しか入らない
(もち、あたしが入れたのよん)
はっきり言ってモテるタイプじゃありません。
取り柄といえばお勉強がよくできたこと
そして何よりぬいいと少女の心を射止めたのは
抜群にうまかった彼の 「 ピアノ 」でした。
音楽の時間に彼が弾いた
「 花のまわりで 」
初めて聴いた時の衝撃は今でも鮮明に心に残ってるし
その音色は今でも耳の奥に残ってます。
ウブな小6ぬいいとさん、本人にはもちろん
今日に至るまでまわりの誰にも告ることはありません。
そうそ、いつだったか担任のきくこ先生が
「 ぬいいとさんはどんなタイプの子が好きなの? 」
なんて訊いてきたことがあってね。
「 あたし、バカと天才は紙一重タイプがいいんです 」
なんて言ったら
「 あー、よしもとくんみたいな子ね 」
と、あっさり言い当てられちゃってね。
心の中でアセったわ。 「 先生、図星すぎるがな 」(笑汗)
で、そのまま告ることなく卒業し
お互い別の中学に行きました。
女子校生活で有名人にキャーキャーいいながらも
彼のことはやはり心の隅にありまして
地元中学の卒業アルバムを知人に見せてもらった時も
なにげに、でも必死に彼を探しましたよ。
「 ワーグナーのような偉大な音楽家になりたい 」
将来の夢をこう語ってました。
第五学区トップの高校に入学した、というのが
あたしの知る彼に関する最後の情報でした。
その後、告らないまでも自分の気持ちに素直に生きてきて
それなりにいろいろあるうちに
彼のこともいつのまにか心から消えてしまいます。
結婚、出産、そしてふたりの子育てにまみれてた
なんてこたぁないある夏の日のこと。
きくこ先生から届いた暑中見舞にこんなことが
書いてありました。
「 よしもとくん、亡くなられたそうですね。」
涙もなにも出なかったけど
ちょっと真っ白になりました。
今にして思えば
「 あなたが好きです 」
と言えなかったことに後悔はしてないけど
「 実はよしもとくんにゾッコンやってんでぇ!!」
と、背中バンバン叩きながらオバはん口調で暴露することが
もう、できないってことが残念です。
いつか会ったときに言ってやろうと思ってたのになぁ。
「 未来がわからない 」
がゆえに、告るタイミングって難しいなぁ…なぁんて
思い巡らせながら、ふとそんな昔話が頭をよぎった
日曜の夜でした。
全然関係ないお話を少々…。
○.:*:'゜♪.:*:'゜○.:*:・'゜♪.:*:・'゜○.:*:・'♪.:*:・'゜○.:*:・'
みなさんは、 「 告ったこと 」あります?
えっ?なにをって?
ま、いろいろありますが
一番ポピュラーなのはやっぱり
「 恋の告白 」でしょ?
実はね、このぬいいとさん、生まれてこのかた
自ら告ったことがないんです。
ひとつは告らずに恋が成就しないパターン。
もうひとつはいつ告ろうかとボヤボヤしてるうちに
相手から告られてしまうパターン。
ズルい女です。(笑)
小学校六年生の時、とっても気になる子がいました。
「 よしもとくん 」
背は低い、そないスポーツ万能でもない
へんなオヤジギャグとばす
クラスの女子全員で人気投票した時も
たった一票しか入らない
(もち、あたしが入れたのよん)
はっきり言ってモテるタイプじゃありません。
取り柄といえばお勉強がよくできたこと
そして何よりぬいいと少女の心を射止めたのは
抜群にうまかった彼の 「 ピアノ 」でした。
音楽の時間に彼が弾いた
「 花のまわりで 」
初めて聴いた時の衝撃は今でも鮮明に心に残ってるし
その音色は今でも耳の奥に残ってます。
ウブな小6ぬいいとさん、本人にはもちろん
今日に至るまでまわりの誰にも告ることはありません。
そうそ、いつだったか担任のきくこ先生が
「 ぬいいとさんはどんなタイプの子が好きなの? 」
なんて訊いてきたことがあってね。
「 あたし、バカと天才は紙一重タイプがいいんです 」
なんて言ったら
「 あー、よしもとくんみたいな子ね 」
と、あっさり言い当てられちゃってね。
心の中でアセったわ。 「 先生、図星すぎるがな 」(笑汗)
で、そのまま告ることなく卒業し
お互い別の中学に行きました。
女子校生活で有名人にキャーキャーいいながらも
彼のことはやはり心の隅にありまして
地元中学の卒業アルバムを知人に見せてもらった時も
なにげに、でも必死に彼を探しましたよ。
「 ワーグナーのような偉大な音楽家になりたい 」
将来の夢をこう語ってました。
第五学区トップの高校に入学した、というのが
あたしの知る彼に関する最後の情報でした。
その後、告らないまでも自分の気持ちに素直に生きてきて
それなりにいろいろあるうちに
彼のこともいつのまにか心から消えてしまいます。
結婚、出産、そしてふたりの子育てにまみれてた
なんてこたぁないある夏の日のこと。
きくこ先生から届いた暑中見舞にこんなことが
書いてありました。
「 よしもとくん、亡くなられたそうですね。」
涙もなにも出なかったけど
ちょっと真っ白になりました。
今にして思えば
「 あなたが好きです 」
と言えなかったことに後悔はしてないけど
「 実はよしもとくんにゾッコンやってんでぇ!!」
と、背中バンバン叩きながらオバはん口調で暴露することが
もう、できないってことが残念です。
いつか会ったときに言ってやろうと思ってたのになぁ。
「 未来がわからない 」
がゆえに、告るタイミングって難しいなぁ…なぁんて
思い巡らせながら、ふとそんな昔話が頭をよぎった
日曜の夜でした。