2024年12月23日(月) 05:18 JST

好条件

たい焼き屋さんと並行してよく紹介されていたお仕事に
中華レストランでのホールのお仕事というのがあった。
経験豊富、お昼どきの4時間、無理なく働けそうなのだが
時給が結構高いのとパンストに黒ヒール着用というのが
なんだか敷居が高く思えて躊躇していた。
すると登録会社の方から連絡が入った。

「 ぬいいとさ〜ん、中華レストランのお仕事いかがっすか?」

流れに任せる方なので行くことにした。

オフィス街のレストランのランチタイムは
目の回るような忙しさ、まさしく猫の手も借りたい程である。
日雇いバイトなのでやることは限られているが
猫の手くらいにはなる。
ただその「 猫の手 」に対する報酬の大きさに
なんともいえぬ遠慮心が拭い去れなかった。

「 これでレギュラーさんはいくらもらってはるんやろ? 」

案の定、レギュラーの方の不満の声が耳に入ってくる。

「 私ら2500円くらいもらってもいいくらいやわ。」

そりゃ、そない言いたくもなるわな。
私もそう思う。
「 猫の手 」なら最低賃金そこそこでちょうどいいくらいだ。
仕事内容やレギュラーの方々にはなんの不満もなかったけど
ものすごく好条件なお仕事にもかかわらず
その後のお仕事募集にちょっと及び腰になる自分がいた。

でも、一般募集ではなく、1本吊りでやってくる。

「 ぬいいとさ〜ん、中華レストランのお仕事いかがっすか? 」

父の介護の絡みで1ヶ月半ほどお仕事に出れず
お断り続きになってるにもかかわらず、お声をかけて下さる。
ありがたいことやな。
それも稀にみる好条件、尻込みしてたら罰当たりかも。

昨日、久方ぶりに中華レストランのお仕事に行く。
3回目だ。
1回目9号、2回目11号、そして今回は15号
貸し出されるユニフォームのサイズが段々大きくなっている。
着痩せする質なのか、それでも実体は徐々にバレバレだ。

たい焼き屋さんの募集は最近全然ないけれど
こちらはかなりコンスタントに募集が入る。
大事にしよう。