続・お宮に奉られた御守り
- 2013年8月30日(金) 09:12 JST
- 投稿者: ぬいいとさん
- 表示回数 3,995
(「 お宮に奉られた御守り 」よりつづき)
「 器具を挿れて一晩かけて入り口を広げ
次の日の朝抜きます。
お仕事のお休みの日はいつですか?」
ヨカッタ、お腹切られるんかと思った。
でも一晩でお宮の出入り口を広げる器具って
なに?どんなん?
もしかして電気じかけとか?
やだ、怖くて訊けない。
透明のはてなマークを頭上にたくさん漂わせながら
とりあえず3週間先の月曜夜、火曜朝のアポ取りをした。
*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆
さて、お約束の月曜夜。
「 今日はコレを挿れます。」
といって先生が手にしたモノは爪楊枝よりも少し太くて長い
こげ茶色のこよりみたいなモノだ。
コレのどこに電気やバネがあるんだ?
なんて的外れな透明はてなマークを頭上に浮かべながら
内診台に登る。
必殺仕事人の誰かに針でスルンと急所を刺されたような
なんともいえない感覚が走る。
「 はい、終わりましたよ〜。
今夜はあまりバタバタしないでくださいね。」
我慢はできるけど何もする気になれない鈍痛と
未だ成仏させることのできない透明のはてなマークを
お腹の中に抱えながら、蒸し暑い一夜を過ごす。
( もうちょっと、つづく )
「 器具を挿れて一晩かけて入り口を広げ
次の日の朝抜きます。
お仕事のお休みの日はいつですか?」
ヨカッタ、お腹切られるんかと思った。
でも一晩でお宮の出入り口を広げる器具って
なに?どんなん?
もしかして電気じかけとか?
やだ、怖くて訊けない。
透明のはてなマークを頭上にたくさん漂わせながら
とりあえず3週間先の月曜夜、火曜朝のアポ取りをした。
*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆
さて、お約束の月曜夜。
「 今日はコレを挿れます。」
といって先生が手にしたモノは爪楊枝よりも少し太くて長い
こげ茶色のこよりみたいなモノだ。
コレのどこに電気やバネがあるんだ?
なんて的外れな透明はてなマークを頭上に浮かべながら
内診台に登る。
必殺仕事人の誰かに針でスルンと急所を刺されたような
なんともいえない感覚が走る。
「 はい、終わりましたよ〜。
今夜はあまりバタバタしないでくださいね。」
我慢はできるけど何もする気になれない鈍痛と
未だ成仏させることのできない透明のはてなマークを
お腹の中に抱えながら、蒸し暑い一夜を過ごす。
( もうちょっと、つづく )