2024年12月22日(日) 01:24 JST

かまぼこ

最近こちらへ来られた方のためにちょいとご説明。
私、ぬいいとさんは実家であるとある大衆食堂で働いている。
リーズナブル価格でビジネスをしていて、仕入れをはじめ
下げられるコストはできる限り下げているが
それでも譲れないポイントがいくつかあり
そのひとつが「 かまぼこ 」である。
うどんやラーメンにひと切れ付けるだけなので
「 別に無名のやっすいやつでもいいんちゃうん?
 (別に無名の安いものでも良いんじゃないの?)」
という娘たちの意見にオヤジは耳を貸さない。
「 やっぱり『 別寅 』やないと。」
と、譲らないのである。

確かに、食べ比べてみると一味違う。
よくよく考えればうどんやラーメンにはたったひと切れだが
「 かやくうどん 」や「 なべやきうどん 」には
ずらずらずらとかまぼこたちが並ぶ。


かまぼこ好きにはたまらん逸品だが、このかまぼこたちが
味気ないものに代わるといっぺんに値打ちがさがってしまう。
オヤジの言う通りだ。

このかまぼこ、普段はスーパーで198円で売ってるのだが
ひと月に1~2度のサイクルで99円で売り出している時があり
そのときめがけてぬいいとさんが鬼買いしている。
一度に約30~40本。
きっとスーパーのレジ係の人たちは私のことを
「 かまぼこおんな 」
と噂しているに違いない。
ちょっとはずかしいけど、背に腹は代えられない。
かまぼこ買い占めし過ぎで出入り禁止になるまでがんばるぞ!

…ってなことを、私がいつも鬼買いしてるかまぼこの写真を
facebookの友がアップしていたのを見て
あらためて心したってなお話。

「 おまえ、店だけやなく1本くらいウチにも買うてこいや。」

写真の食いかけかまぼこは、我が家で買ったもの。
うちの旦那さんも、練り物好きである。