2024年12月23日(月) 00:31 JST

感謝しています

「 みんな同じようなコメントしてるけど『 こう言え。』って
  言われてるんかなぁ。」

オリンピックメダリストたちのコメントを聞いていての
うちの旦那様の率直なコメント。
(^-^) ま、確かに。

「 ここまで支えてくれた家族や周りの方たち、チームメート
 そして声をからしてまで応援してくださった皆さんに
  心から感謝したいと思います。」

強制的に言わされているとは考えられないが
何か例文でもあるのかなと、ふとよぎってしまうのも
わからなくはない。

ただ、おそらくどのメダリストもその言葉に偽りは
ないと思うし、メダリストに限らずあの舞台に関わった
アスリートの大半がそういう思いを持っていると思う。

スポーツは( スポーツに限ったことじゃないけど )
大なり小なりお金がかかる。
そして目指すところが高くなるほどほぼそれに比例して
先立つものの必要性が大きくなる。

たとえばアスリートたちの過去を振り返った場合
幼少時代、意欲と才能はあるけどレッスン料が払えなくて
教室をやめざるをえなかった同級生が周りにいたかもしれない。

子どもの遠征費捻出に借金しまくってる親がいる
なんて話を小耳に挟んだことがあったかもしれない。

会社の経費節減のために所属クラブが解散に追い込まれる
なんて話はもう珍しくないお話になった。

オリンピック出場を決めたもののスポンサーがなく
東奔西走した水泳メダリストもいた。

そういやあの熱血市民ランナーもオリンピック直前には
ミキハウスのウェアを着ていたな。

そんな壁を乗り越えてきた選手たちはもちろん
実際にそんな壁に合うことなく自らの鍛錬だけに注力できた
恵まれた選手たちもきっとそんな話がまわりにゴロゴロ
転がっていて、世の中の厳しさを感じていただろう。

「 心から感謝したい。」

ありきたりだけど、生きた言葉だ。

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オリンピック選手に限らず、イマドキの若いモンは
本当に大変だなぁと、常日頃から職場の keshidama さんと
話している。

この厳しい世の中に揉まれている、慎ましやかだけど
底力のあるイマドキの若いモンたち。
彼らに任せれば未来はそんなに暗くないとは思うのだが
はたしてその彼らが世の中の中枢を担うまで
この日本は無事に存在しているだろうか。

塾やお教室に真面目に通ってさえすればエライとほめられ
親に大枚はたかせて入学した大学は遊ぶところだと豪語し
売り手市場で企業から手厚い接待を受けた就職活動を経て
絢爛豪華な結婚式をすることが親孝行だった
バブル世代の私たち。
そんなバブリーが今、世の中の中枢を担っている。
イマドキの若いモンに比べてどこか軟弱なところがあるのは
否めない、と感じるのはぬいいとさんだけだろうか。
それとも担う世の中が厳しすぎるのか。

イマドキの若いもんにバトンを渡すまで
なんとか日本をなくさないようにしないと。
がんばろう、バブル世代!