パパのブログより
- 2011年3月 7日(月) 11:17 JST
- 投稿者: ぬいいとさん
- 表示回数 3,962
こんな時間にアップしてるけど、決してサボってる訳ではない
ぬいいとさんです。
記事だけは携帯メールに溜めてあります。
*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*
パパのことより。
「 結局そのパパはブログでどんな風に
ぬいいとさんのことを書いたの?」
…なぁんて言葉が各方面からあったわけではないのですが
( ミ(ο_ _)ο ドテッ…ないんかい! )
ちょっとみなさんに御披露目したくてココでアップ。
「 いつまでもぬいいとさんのパパでいたいから 」
という理由で(笑)リンクや本名を明かさない
というお約束でお許し頂戴しましたので、おひろめ〜♪
~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~
〈マボロシの食堂〉
寺田町に小さな食堂がある。
見た事も行った事もないので“小さな”と云う形容は不適切かも知れない。その食堂はフランス料理屋でもイタリア料理屋でもない。食堂のメニューには高級ワインもフカヒレスープも載っていない(と思う)。ミシュランの☆もない。
私はその食堂の「カレーうどん」が食べたい。でも訪れる機会はないだろう。いや、行く気になれば明日にでも行ける。寺田町の食堂に限らず、アフリカでも南米でも行ける。チュニジアでもエジプトでも行ける。自分の体に甘えて出不精を正当化しているだけのである。
私が寺田町の食堂へ行きたいと思うのは、その店の看板娘とメル友だからだ。ひょんな事からネットの海の中で知り合った。裁判関係でも、労働運動、市民団体の類でもない。まったく個人的なものである。看板娘の名誉のためにも断っておくが「出会い系サイト」等はまったくの無関係である。1年ほどメールを続けている内に看板娘の様子が段々分ってきた。
彼女は三児の母である。勿論、私よりずっと年下で若い。聡明で行動力があるから、妻、母、看板娘をこなした上に、色んな事に手を出して苦しむ。或いは裏切られて落ち込む。だが根が単純なのか、ポジティブなのか立ち直りは早い。deepな大阪女は強い。勿論、顔は知らない。
作秋、私の「総会」を開くので思い切って看板娘を誘ってみた。会えるとしたら他に機会は少ない。出不精だし、老醜を晒したくない思いもある。断られると思っていたが、以外にも看板娘からOKの返事をもらった。
会場で待っていると小柄な女性が受付の前に現れた。背中しか見えないが直ぐに看板娘だと分った。
「○○さん?」
「はい。初めまして」
「初めまして。よく来てくれました」
私以外、誰ひとりとして出席者を知らない彼女だから、私の傍らの席へ座ってもらった。仲間に尋ねられると、「愛人や」と答えておいた。五体満足なら冗談でも吐けぬ言葉である。
私が地下鉄を利用する時、職員は必ず「女性専用車両」に誘導する。嘘だと思うのなら「女性専用車両」を降りると、必ずプラットホームの傍らにエレベータがあります(私鉄は車椅子スペースの車両が用意されている)。つまり大阪市営地下鉄は私を男と見なしていないともいえる。私は擦れっからしの無頼年寄りだから、女性車両をニヤニヤして楽しむ事ができる。だが車椅子の若い男には辛いですゾ。「人畜無害」と思われるのは男にとって最大の屈辱です。
若い女性は男友達に「お兄さんみたい〜」と絶対云わないで下さいね。男はその言葉に傷つき打ちのめされます。時代は変わり、昨今の草食系男子は何も感じないだろうが。
私は初めて看板娘の顔を見た。額は柴咲コウ、眉は北川景子、鼻は長澤まさみ、目は黒木メイサ、口は堀北真希、耳はシルク姉さんに似ている。どんな顔じゃ(笑)
居心地が悪かったに違いないが、看板娘は最後まで残ってくれた。「総会」には重い荷物を背負った人達ばかりである。家族を亡くし裁判で争っている人、夫を過労自死で失った奥さん、労働運動や市民活動で軋轢を背負う人達・・・・・・・・・看板娘だって、私の知らない重荷を背負って喘いでいるに違いあるまい。人生の半分は挫折であり、残りの半分は忍耐である。
思想や信条が敵対する人達も同席してくれた。全ての垣根を越えて個人で参加してくれた皆さんに感謝。感謝。
ぬいいとさんです。
記事だけは携帯メールに溜めてあります。
*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*
パパのことより。
「 結局そのパパはブログでどんな風に
ぬいいとさんのことを書いたの?」
…なぁんて言葉が各方面からあったわけではないのですが
( ミ(ο_ _)ο ドテッ…ないんかい! )
ちょっとみなさんに御披露目したくてココでアップ。
「 いつまでもぬいいとさんのパパでいたいから 」
という理由で(笑)リンクや本名を明かさない
というお約束でお許し頂戴しましたので、おひろめ〜♪
~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~
〈マボロシの食堂〉
寺田町に小さな食堂がある。
見た事も行った事もないので“小さな”と云う形容は不適切かも知れない。その食堂はフランス料理屋でもイタリア料理屋でもない。食堂のメニューには高級ワインもフカヒレスープも載っていない(と思う)。ミシュランの☆もない。
私はその食堂の「カレーうどん」が食べたい。でも訪れる機会はないだろう。いや、行く気になれば明日にでも行ける。寺田町の食堂に限らず、アフリカでも南米でも行ける。チュニジアでもエジプトでも行ける。自分の体に甘えて出不精を正当化しているだけのである。
私が寺田町の食堂へ行きたいと思うのは、その店の看板娘とメル友だからだ。ひょんな事からネットの海の中で知り合った。裁判関係でも、労働運動、市民団体の類でもない。まったく個人的なものである。看板娘の名誉のためにも断っておくが「出会い系サイト」等はまったくの無関係である。1年ほどメールを続けている内に看板娘の様子が段々分ってきた。
彼女は三児の母である。勿論、私よりずっと年下で若い。聡明で行動力があるから、妻、母、看板娘をこなした上に、色んな事に手を出して苦しむ。或いは裏切られて落ち込む。だが根が単純なのか、ポジティブなのか立ち直りは早い。deepな大阪女は強い。勿論、顔は知らない。
作秋、私の「総会」を開くので思い切って看板娘を誘ってみた。会えるとしたら他に機会は少ない。出不精だし、老醜を晒したくない思いもある。断られると思っていたが、以外にも看板娘からOKの返事をもらった。
会場で待っていると小柄な女性が受付の前に現れた。背中しか見えないが直ぐに看板娘だと分った。
「○○さん?」
「はい。初めまして」
「初めまして。よく来てくれました」
私以外、誰ひとりとして出席者を知らない彼女だから、私の傍らの席へ座ってもらった。仲間に尋ねられると、「愛人や」と答えておいた。五体満足なら冗談でも吐けぬ言葉である。
私が地下鉄を利用する時、職員は必ず「女性専用車両」に誘導する。嘘だと思うのなら「女性専用車両」を降りると、必ずプラットホームの傍らにエレベータがあります(私鉄は車椅子スペースの車両が用意されている)。つまり大阪市営地下鉄は私を男と見なしていないともいえる。私は擦れっからしの無頼年寄りだから、女性車両をニヤニヤして楽しむ事ができる。だが車椅子の若い男には辛いですゾ。「人畜無害」と思われるのは男にとって最大の屈辱です。
若い女性は男友達に「お兄さんみたい〜」と絶対云わないで下さいね。男はその言葉に傷つき打ちのめされます。時代は変わり、昨今の草食系男子は何も感じないだろうが。
私は初めて看板娘の顔を見た。額は柴咲コウ、眉は北川景子、鼻は長澤まさみ、目は黒木メイサ、口は堀北真希、耳はシルク姉さんに似ている。どんな顔じゃ(笑)
居心地が悪かったに違いないが、看板娘は最後まで残ってくれた。「総会」には重い荷物を背負った人達ばかりである。家族を亡くし裁判で争っている人、夫を過労自死で失った奥さん、労働運動や市民活動で軋轢を背負う人達・・・・・・・・・看板娘だって、私の知らない重荷を背負って喘いでいるに違いあるまい。人生の半分は挫折であり、残りの半分は忍耐である。
思想や信条が敵対する人達も同席してくれた。全ての垣根を越えて個人で参加してくれた皆さんに感謝。感謝。