2024年12月23日(月) 08:14 JST

決死の質問

ひとくち飲んで、やっぱ美味しくないからと
飲みかけのお酒を全部旦那さんのグラスに移した時に
初めて体調がイマイチだったことに気づいてもらえた
ぬいいとさんです。

「 酒残すって…、よっぽど調子悪いねんなぁ!」やて。
先立って体調崩した時はいろいろフォローしてくれた旦那様
実は半信半疑ながらの行動だったのね....(ρ_-)o
ま、たくさん助けてもらったからええけど。(^m^)

今日はうがい代わりに四段仕込み、喉に通してます。
………………………………………………
ぬいいとさんがバスケットボールを磨いて…もとい(笑)
追いかけていた中学2年の秋のこと。
3年の先輩方が引退する運びとなり、いよいよ私達の代が
やってきた時のお話です。

新しい部長、副部長、マネージャー、会計を
決定する段になって、なにやら面白くない風の噂が
私達2年生軍団の耳に入ってきました。

「 3年生が
 『私達の一番キライな人が部長になるかも』
  って、言っている。」

なんやかやいうても中学生です。
表現がストレート。
おとなになってしまった今では理解できるのですが
思春期乙女は多感です。

2年生軍団は一様に影で反発します。
「 なんでそんなこといわれなアカンねん!?」
それでも上下関係が厳しい体育会系、先輩に立ち向かって
抗議する勇気はありません。

そうこうしてるうちに新部長を決める前のミーティングとして
3年生を交えてお話する機会がありました。
3年生から後輩たちへの最後の思いを伝え〜の
新役選定に関するお話がありぃの
2年生からもあれこれ意見は出しましたが
どうしても誰も「 あのこと 」にツッコミ入れる勇気が
ありません。

時間も経って会もおひらきにしようかとなった時
たまらずぬいいとさんが手をあげてしまいました。

「 せんぱぁい、今度の部長って
  3年生が一番キライな人が部長になるかもしれないって
  本当ですかぁ?!」

記憶では、涙流して訴えてた姿があります。
もし本当ならばその言葉で2年生全員が不快な思いをしている
といったようなことも告げた記憶があります。

結局
「 え?そんなことないでぇ。^^; 」
という、平和的な回答でその場はおわりましたが
会が終わったあとで部長候補のひとりだった
T子が私にこう言ってくれました。

「 ぬいいとさん、一番訊きたかったこと訊いてくれて
  ありがとう。
  訊きたかったけど、訊く勇気がなかってん。」

私が一番訊きたかったことをとっさに尋ねてしまったんだけど
それに対してすぐに「 ありがとう 」と言ってくれたT子。
私の行動に間違いがなかったことを確信できて
今にして思えば私こそ、ありがとうです。

細かく分析すれば、部長候補であったT子に比べれば
ノーマークだった私の方が比較的訊きやすかった
ってのもありましたよね。
それでも当時の私にとっては勇気のいることでした。

「 周りのヒトが訊きにくいことを尋ねる。」
思えば私の「 質問グセ 」はこの時に
火がついてしまったのかもしれません。

あ、ちなみにその時の私のお役目は
「 マネージャー 」となりました。
後に専任マネージャーが入ってきたので
お役御免となりましたけど。