2024年12月22日(日) 02:04 JST

距離を縮める

旧知の仲の方は本当にたくさんいる。
いそがしい年代なのでその中のほとんどは
こちらの意識とは無関係に自然と数年ご無沙汰状態なのであるが
中にはワケあって
「 永らく付き合ってきたけど、もうこの人とは距離を置こう。」
と、意識的に距離を置いている人物もかなり少ない数ではあるが
いないことはない。

その中のひとりの方からちょっとしたお声がかかった。
距離を置こうと思ったけれど…
最近発信しているその人の綴りものを読んでみた。
興味のある話題でもないのにスルスルと私の中に入ってくる。
言葉にはできないが、以前のこの人とは違う何かを感じた。

そして、私がその人と距離を置こうと決めた日の
日記の日付を確認した。

「 もう、5年も前の話か… 」

5年のあいだにお互い何か変わっているかもしれない。
その時はその人の単なる不満のはけ口の相手だった私だが
それは相手が悪いのではなく、単に私がその人にとって
それにしか値しない人と成りだったのかもしれない。
もしくは、おこがましい言い方かもしれないが
当時の私にとって私の大事な時間を費やすに
値しない関係だった、とも言える。

少し距離を近づけてみようと思う。