2024年11月18日(月) 09:51 JST

接客上手はひとりにあらず

ぬいいとさんは現在実家でもある食堂で
お運びさんをしています。
小学校6年生の時から店先で食券売ってたので
「 いらっしゃいませ歴35年 」でございます。
http://nuiito3.com/n_profile/syokureki.html

特に接客教育をうけたわけではないのですが
長年やってると、それなりに様になってきますし、時には
「 うぁ、あたしって、接客させたらピカイチやなぁ!」
なんて自分に酔う瞬間もしばしばあるんですよ。
アホでしょ。(^皿^)゛(笑)(笑)

事の真相はともかく、気分よく店まわりしていて
「 コレがあたしの天職だぁ!」
なんて自分勝手に思っていたぬいいとさんなんですが
何十年経った今頃になってようやく気付いたことがあるんです。

「 気分よく、自分に酔いしれるくらいの接客できるのは
  バックが安定しているから。」

…今ごろきづいたんかい〜!ですか?(笑)
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お店では定番メニューのカスタマイズには
可能な限りお応えしています。
たとえば
「 丼のネギ抜いて 」だとか
「 うどん、やわらかめにして 」だとか
「 きつねうどんをあんかけにしてお餅1ツいれてネギ多め 」
だとか。
物覚えの悪いぬいいとさんが厨房の人間なら
「 (ノ`□´)ノ彡┷ お前ら、えぇかげんにせぇよ! 」
と、膳ひっくりかえしたくなるところなのに(笑)
ウチの厨房のお兄さんは十品以上通ってるような
めちゃ忙しい時間でも、ニッコリ涼しい顔して
完璧にすべての品物あげてきはるんですよね。
あまりに完璧なので、それがスゴいこととは思いつつ
どこかで当たり前になっていたこと
そしてそんなカスタマイズオーダーにも
ニッコリ笑って「 かしこまりぃ〜 」と
ホールの人間がお客さんに言えるのも
すべて厨房がシッカリ品物をあげてくれるから
ということに、遅まきながら今ごろきづきました次第です。

最近、そのお兄さんに代わってちょくちょくオヤジが
厨房前列に立つことが増えました。
御とし・85歳。
歳の割には動くのですが、世の中的にはスローです(笑)。
そして難解カスタマイズメニューが通ると
ものすごくショックを受けます(笑)(笑)。
ホールのぬいいとさんと姉のkeshidamaさんは
オヤジが持病の心臓発作起こさないよう(笑)←笑い事やない
オーダーをスローに通したり、急ぎのお客さんがいないか
自前にチェックして対応したりと懸命です。
大手チェーン店なら引退勧告ものですが
いろんな事情で当店は皆さまからどないな批判を浴びようが
今いるメンバーで挑むしかありません。
これ以上雇えませんしね。^^;
こうしてまた接客の階段をひとつ登ったつもりの
ぬいいとさんです。
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このご時世ですので、ウチの店もかなりキビシい状態が
続いています。
早い話が「 その日暮らし 」です(笑)←笑い事やない。
まぁそんな倒れそうで倒れない生活も、何年も続けていると
そんなしぶとさに自ら酔いしれてしまうこともあります。
( アカンがな^^;)

「 その日暮らし 」ということで、その日の釣り銭にさえ
困ってしまうこともしばしばあります。
そんなときは一万円札が入って来るとオヤジがすかさず
「 両替に走ります! 」と言って、向かいの銀行まで走り
…いやいや、歩いて行きます。ムチャはいかんので。^^
銀行休みの土日は大変!
1万円札崩すために買い物行脚です。
主な行き先は何度行っても顔が刺さない
近所の超特大ドラッグストア。
まぁおそらくバレバレやと思うけど(笑)。

オヤジが汗してゲットしてきた千円札の束を
「 ハイ♪9千円とぉ… 」なんて
お客さんにニッコリ笑いながらおかえしできるのも
甲斐甲斐しく走るオヤジの姿を
こうやってブログに面白がって書いてしまえるのも
オヤジがいやな顔ひとつせず意気揚々と走って
いや、歩いて行ってくれるからです。

そんな綱渡りも本当にどうにもならなくて
1万円札をお断りすることも、まま、あります。
「 なんや、釣り銭も用意してへんのかいな!
  あんたらぎょうさん( たくさん )儲けとるやろに!」
なんて言われたこともありますがね。
そんなときは
「 すんませぇん^^; こうみえてもこの店
  結構ビンボーなんです〜(^皿^)゛」
と、穏やかに返しておきます。
こうやって接客の階段をまたひとつ登ったつもりの
ぬいいとさんでございます。
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かなりヤバい状況で倒れそうになのに
意気揚々と店まわりをしていられるのは
私が接客上手だからでもお気楽だからでもなく
「 バックがシッカリしてるから。」

今働いている現場だけでなく、どこの現場でもそうでしたが
厨房なり、そのバックであるトップなりがあやふやな状態の時は
直接現場で応対に出ているものも不安になり、ブレが生じます。
そして、お客さんへの対応もあやふやになる…
お客さんに不安を与えてしまい、ついには離れしまう…
逆もまたしかりです。

また、ぬいいとさん側のバックがしっかりしている
というのもあります。
こちらの話は話し出すとかなり横路それるのでこのへんで。
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このままだとお話が尽きませんのでいったん休憩。
おあと、時の首相
「 管 直人さん 」のお話に続きます。