2024年12月22日(日) 17:01 JST

Pの一代プロジェクト・前編

「 なぁなぁ、『 Pの一代プロジェクト 』って何?」
先立ってよりほほえみさんからツッコミが。

「 P 」とは「 PTA 」の略語です。
あ、そんなこれまでのPを覆すような
そんな大それた事しようとしているんじゃないんですよ。
今年度はPTA広報の委員長をしているぬいいとさん。
今回で着任3回目ということで、もう慣れたもの。
そこで小学校最後のお役目ということもあり
後任の方のために、そしてなにより
自分自身に悔いをのこさないために
いろんな企てをしているのですが
その中のひとつである
「 通常年3回出している広報紙とはべつに
  学校の運動会を題材にした広報紙を
  号外として出す。」
というのを私が勝手に自分自身の中で
「 一代プロジェクト 」と位置付けてるだけなんです。

「 なんや、運動会新聞1回つくるだけでそんなたいそうな。 」

そう、作業的にはね。ところがドッコイ!
いろいろ細かいハードルがあるんですよ。

案外知られていないことなのですが
学校の子どもたちに関わる行事はたくさんありますが
それらにはそれぞれ担当している(主催である)組織があって
小学校の運動会は学校が主催の「 学校行事 」となります。
かたや広報委員会は「 PTA 」という組織に属し
「 広報紙はPTA行事を中心に記事を構成する。」
という掟があります。
なのでこれまでの我が校での「 PTA広報紙 」は
学校行事である「 運動会 」についてはノータッチ。
まぁそんな掟なんて無視して「 運動会特集 」を組んで
P広報紙出している学校もあるんですけどね。
ただ、フツウのお母さんにとって年3回広報紙を発行する
ということだけでもかなりたいへんなこと
「 運動会 」まで手を回す余裕はありません。
そんなわけで「 運動会新聞 」は
我がP広報では前例がないのです。

「 なら、学校から『 運動会新聞 』出てるのでは?」
それがね、出ていないんですよ〜。
学校側が出す新聞は1学期末と3学期末だけ。
学校側も悪気があるわけでもなければ
避けているわけでもないのですが
こちらも「 前例がない。」ので無意識的ノータッチ。

「 子どもたちがせっかく頑張ったのに
  何も残っていないのもなんだかなぁ…。」
ってなことで相棒のまゆみさんに
「 運動会新聞発行どう?」
と、ご意見伺い。
まゆみさんもほぼフルタイムで働く身
話持ちかけて難色しめすようならあきらめよう。
そう思ってたのですが、ありがたいことに快諾頂戴し
いざ「 運動会新聞発行 」へ向けてスタート!

「 学校行事 」そのものをまともに載せるのは
P広報紙としての意味合いがなく
「 ブブ〜〜〜〜ッ!」なのですが
そこはPTAの何らかの息がかかれば
一転、P広報紙として筋が通ったものになります。
そこで吹きかけた息は
「『 運動会 』をお題目とした
 『 PTA短歌・川柳募集 』」

Pの代表取締役である「 四役さん 」ならびに
運動会主催者である「 学校側 」にも
快諾していただき、列車は走り出しました。

余談ですが、P行事って結構
「 各方面に承諾もらう 」
ってのがつきものなんです。
たまに「 めんどっちぃ(面倒くさい) 」
と思うこともあるのですが、コレさえ怠らなければ
結構何でもスムーズに事が運んで
結果的にはお互いとてもストレスためずに済みます。
「 まるで会社みたいやなぁ 」
とよく笑い話にしてるのですが
現場一筋でOL経験のない私にとって
Pステージでプチ会社経験させてもらったことは
本当にありがたかったなぁと思います。

あ、話がそれましたね。^^;

さて、何もかもが初めてのプロジェクト。
一番の心配は
「 短歌・川柳、集まるかなぁ?」
自前に全校PTA宛にプリント配布しぃの
P実行委員会で呼びかけぇの
教職員の方々にも別口におたより出しぃの
運動会前日に校内知る限りのお母さんにメール乱発しぃの
当日正面玄関に投稿ポスト置きぃの
可能な限り、自前の種まきはしました。
さて、花は咲くかなぁ〜?