2024年12月22日(日) 22:15 JST

形にのこす・1

最近話題の「 親の品格 」を読み終えた。
率直な感想。
「 思ったより優しい内容だったかなぁ。」

ハッと何かを気づかされるようなことは
あまりなかったような気がする。

子どもが幼少の頃から結婚した後のことまで
ありとあらゆる親の心得が記されているが
言わずもがななことが大半を占めていたように思う。

ただ、この「言わずもがななこと」がわかってない親が
老若男女を問わず結構存在することと
わかっていてもついつい忘れてしまうことも多々あるということから
こういう風にひとつの形としてまとめあげてくださるということは
やはりそれはそれでありがたいことだし
とても価値あることだと思う。

思うに…
この「親の品格」という本は、風邪薬にたとえれば
「 軽い風邪の諸症状によく効くちょっと優れた市販薬 」
って感じかな?
たくさん売れてて、薬屋〔本屋〕に足を運ぶくらいの体力があり
自力でなんとかしようという気力がある
患者〔迷える親〕ならこの薬〔本〕でなんとか回復できそうだ。

ただ、私は重篤な患者さん〔迷える親〕が気にかかる。

〔つづく〕