2024年12月24日(火) 03:01 JST

右から左へ受け流せなかった話( 中編 )

その出来事があってから数ヶ月がたちましたが
その後の彼のご活躍はちらほらと
ぬいいとさんの耳にも入ってきました。

実際に試合を見に行くとかは
なかなか出来ませんでしたが
それでも気付けばお伺いの言葉などかけながら
陰ながら応援していました。

そんなこんなでとある日、そのお母さんと
立ち話をしたときのことです。

最近どぉお?の、問いかけに
ちょっとスランプやねん、という答え。
良かったこと、悪かったこと
いろいろお話が進むうちに
話は学校の先生にまで及びました。

彼女いわく、例のプロ野球キャンプ体験のことで
先生のリアクションが気にいらなかった
とのこと。

そのキャンプ体験があった次の日に
なんの言葉掛けもなかったとか
だいぶ後になってからコメントくれたけど
忘れた頃に言われてもうれしさ半減だとか…

「 えっ?!それはちょっと違うやろ?」

…とは意気地なしのぬいいとさんは
言えなかったなぁ。(笑)

確かに彼の頑張りはすごかった。
でもそれは学校とは関係ないところの話です。
たとえばウチのY太がカブスカウトの大会で
( 実際にそんな大会はないけど )
日本最優秀カブスカウトに選ばれたとしても
学校には言わないか、言ってもただ事務的に

「 こんなことありましたんで
  とりあえず耳に入れときまぁす。」

とだけ伝えるだけ。
お褒めの言葉があれば儲けものと思うでしょう。

「 褒めてくれたらもっと自信がつくのに」

と言う気持ちもわかります。
ぬいいとさんも長女のことで担任の先生に
そういう思いを抱いたことがあるから。
確かにキャパのある先生ならば
そういう特殊な能力を持った児童がいた場合
常識の範囲内で、周りのみんなが納得する形で
その子の能力を御披露目する機会を
与えてくださいます。
例えば体育でサッカーの授業があれば
サッカー少年に模範演技をしてもらうとか
体操を本格的に習ってる子に
生活発表会で魔女の役あてがって
舞台上でばく転させまくるとか。
そういうチャンスがあればありがたく
自己表現すればいいけど、こちらから望むモンじゃない。
ですが先生とて人間、人間性の良し悪し関係なしに
キャパのない方もいらっしゃいます。

何だかお話が逸れちゃった感があるなぁ。
要するにぬいいとさんが言いたいのは…。

( まだまだ続きます。)