2024年11月15日(金) 16:08 JST

やめる。

週一バイトで退職の話題になった時
なつこさんがしみじみとこう言った。
「『やめる』ってことも
  シンドイもんやよねぇ。」
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6月下旬に入って、以前お店の厨房で働いていた
板場さんがやってきた。
17年前、ぬいいとさんの実家が店を閉めた時に
すぐ近くに夫婦でキリモリ出来る程度の
ちいさなお店を開いた。
後にウチも営業再開してちょっとした
商売がたき状態になったが、それでも
食うに困らない状態で長年がんばってこられた。
そのお店を今月末で畳むのでご挨拶にこられた
というわけだった。
理由は「奥様の体力の限界。」
この道一筋何十年とやってこられた板場さんだ。
さぞかし断腸のおもいであろう。
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前述の板場さんが我が家で働く前に厨房で
働いていた板場さんもつい先日
挨拶にこられたらしい。
ウチで修行し、のれんわけをして店を出し
これまたこの道一筋何十年と
やってこられた板場さんだ。
理由は「後継者不在。」
年齢もウチのオヤジとそう変わらない。
「体力の限界」もあろうが
断を下すまでの勇気は察するにあまりある。
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丸5年パートに入ってくれてたIちゃんが
6月いっぱいで退職となった。
Iちゃんなりの決断。
引き留めるよしもなし。
ほんとにたくさん助けてくれた。
ほんとならとっくの昔に決断されてても
おかしくないほどだった。
最後の10日間、何も言わずにただひたすら
6500枚の「折り紙」に協力してくれた。
助かったわ。ありがとね♪
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「やめる」って、ある意味「続ける」のとは
またちがった、なんともいえないしんどさがある。
仕事に限らず、なんでもそうやけど。