2024年12月22日(日) 18:08 JST

霊感娘~今日は母の命日です。

 大学受験間近のバイトのKさん。
街なかの大衆食堂である当店には一見似つかわしくない
イマドキのギャルですが もう二年半も土日に入ってもらって
助けてもらってます。
彼女、実は霊感がとても強く話し出すと枚挙にいとまが
ありませんが、その信憑性もかなりのモンです。
( と、少なくとも私は思う )
最近は少なくなりましたが来た当初は
お客さんが誰も来てないのにお茶を入れて
「 アレ?!おかしいなぁ。 」
ってな事がままありました。
ある日彼女がおもむろに言うんです。

「なんかおばあちゃんがたまにこの辺ウロウロしてるんですー。」

え?!おばあちゃん?またなんか変な事言い出したで。で、どんな人?
「背が低くて足痛そうにしてて、
  なんかサランサランした布地のブラウス着てるんです。」

「 ・・・・・おかあちゃんや!! 」

姉と顔を見合わせました。
ちなみに彼女と母はトーゼン面識ありません。
彼女の話は続きます。
「 なんかね、私に 『 ういろう、ういろう 』 って言うんですけど、
  ういろうって、何なんですか? (ガクッ!!)」
「 そういやたまに自分でういろう買うて食べてやったわ 」 と、姉。
その日のうちに近鉄デパ地下に 「 ういろう 」買いに行きましたわ。

長男の出生届と母の死亡届は同じ日に生野区役所に出されてます。
「 生まれ変わり 」と言うにはあまりにもキャラが違う息子ですが。

今日はその母の命日です。
「 ういろう 」供えたら 「たまにはちゃうモンちょうだいなぁ。」
         なんて言われたりして。 (^^)