2024年12月23日(月) 04:41 JST

教官身の上話

 最終日には少し先生の身の上話も聞くことができました。
  ( 聴き出してやった ( ̄ー+ ̄) というのが正しい。)

Aスクール四人のインストラクターがそれぞれ個人経営であること
数年前までその四人が勤務していたT教習所が突然閉鎖されたこと
一年間別の教習所で働いた後、Aスクールをたちあげ
一年経った今ようやくどうにか寝食には困らない程度にはなったこと
三人のお子様達の免許取得はみんなご自身で手解きされたこと。

 「 この免許があればどこでも何でもできます! 」

この言葉が私の脳天に突き刺さりました。
「 うわっ!私の免許、腐ってる!! 」
 後々、年賀状で高らかにみなさんに宣言したのは
   「 脱・三ぺー 」 でした。
※注「 三ぺー 」 とは、
ペーパードライバー・ペーパー調理師・ペーパー栄養士の事をいいます。 (;^_^A゛

 五日間で要所を押さえながらも励ましたり緊張をほぐしたりと
「 ものを教えるって、こういうことか。プロって、こういうことなんや。 」
というのをまざまざと見せ付けられた気分でした。
「 できる 」のと 「 教える 」のとは違うんですね。
運転技術以外にもたくさん学ばせてもらって
あの教習料金は決して高くはなかったなと思います。

 奥様のことが気になって、免許持ってらっしゃるのかたずねると
「 あー、持ってません!頭悪いし眼ぇ悪い。事故でも起こされたら
  私の仕事にさしさわるので免許とるな!言うてます。」
…ですと。いずこも自分の嫁のスキルアップには非協力的です。
 最後別れ際に先生が
「 ご主人に横に乗ってもらうのが一番ええねんけど 」
と、ひとこと。
 先生!あなたの唯一の間違いはそこ!
どんな仲のいい夫婦でも嫁が運転席にのると修羅場と化します。
  ( 100%間違いナイ!! )
我が家もご多分に漏れず。
自前に予測できたことなので私はすべてひとりですすめてます。
 今度あなた様ご自慢のお車、運転してさしあげましょかぁ?
「 Σ( ̄□ ̄;) あ゛~~~!! それだけはご勘弁を~~~!! 」
あら、遠慮しなくてもよろしいことよ。 ( ̄ー+ ̄)