2025年4月 1日(火) 18:00 JST

お仕事オシゴト!

ゴーストライター

このぬいいとさん、実はゴーストライターをしている。

「え?何々?誰の?どんな?」

そこはゴーストライターなのでナイショ♪^^

何か大きなプロジェクトに関わっていたり、膨大な報酬があるわけでもない。
こどもの夏休みの宿題を手伝うのと同じレベル、もしくはそれ以下の作業である。
なので後に新垣隆氏みたく大勢の人の前で記者会見することもないのでご安心を。

日々生活していると、時として自分の苦手なことを課せられる時がある。

「 自分が気乗りしないことをやりとげようとすることは
  後々、とても大きな力となります。」

は、イチロー語録の中の私が好きな言葉だが、10代20代の若者ならともかく、五十路も半ばを過ぎると自分の気力も体力も吟味して遣わないと本来の目的を見失いかねない。
てなことで綴ることが苦でない私が、綴りが苦手で困っている同士を助けることにした。

「ぬいいとさん、甘やかしたらあかんやん!」

その人の成長の妨げになることなら、もしくは著作権が関わるようなものなら手は貸さないんだけどね。
自らが苦手とする分野に長けた人物と繋がりを持ち、いざというときは力を借りる、ということもその人の能力のひとつである。
何もかも自分でするだけが能じゃない。

だが私が自ら買って出たこととはいえ、なんらかの見返りがないと次はないかな?と思ってしまうのも正直な気持ちだ。

そんなこんなを綴っていたら既述の同士からメールが来た。

「ありがとう」

報酬はその言葉だけで十分である。

無意識

「ぬいいとさぁん!レジ打ち間違ってましたよ!」
レジチェックの上司からご指摘をうけた。

え?いつ?どこで?
全く身に覚えがない。
完全にミスしたとわかった時はもちろん、身に覚えがない時も100%の自信がない時はとりあえずは謝ると決めている。
で、一旦は謝ったのだが、しかしどうも腑に落ちない。
指摘された間違いは私が最も入念にチェックしている作業「Gペイ対応」だ。

「本当に私ですか?」

一度は謝ったものの、そのあと思わず口から出てしまった。
確かに問題のレシートには私の「足あと」がついている。
それでも納得いかない。
全然違う場所にある「あのキー」と「このキー」を押し間違えるなんて考えられない。

「お茶交代の時じゃないですか?」

ほんの数十秒バックヤードで水分補給する間、代わりにレジに入った人が間違ったのでは?と思い、
珍しく食ってかかってしまった。

「お昼のそんな時間にお茶交代しないですよ。慣れてきて流れ作業になるとミスが出てくるから気をつけて。」

と、上司。
確かに、ごもっともである。
客観的にみて私の落ち度は明らかなことは頭ではわかっているのに、しかし心はまだ納得していない。

冷静にふりかえってみる。
何度かお茶交代があったが、そういえば私が帰ってきた時に代理の人が「Gペイ対応」してた記憶が私にはないな。

今一度レジのキーボードの並びを見直してみる。

「(・_・) ・・・・・あっ。」

「Gペイ対応」の際、「このキー」を押す前に押す「そのキー」の真上に「あのキー」があることに気づいた。
(なんのこっちゃわからん、てか?笑)

「(>_<)はぁ、やっぱりわたしかも。」

ようやく悟った。
同時に、無意識とはいえお茶交代の仲間に一瞬でも濡れ衣を着せてしまった自分が怖いと思った。
(|| ゜Д゜) お~こわ、怖いコワイ。
かくして、やっと心から謝ることができた。

今度からはたった数十秒でも「足あと」のオンオフはこまめにしようと心した。
自分の失敗を罪のない仲間になすりつけないためにも。

――――――――――――

無意識の行動でミスを犯しているのが傍目に見て明らかなのに、それを頑なに認めない人を結構みてきている。
特にそれは不慣れな新人さんや年配の方に比較的多く見られる。

自分ではなかなか気づけないので指摘があったときは九割自信があっても1あやふやなときは省みる、を心していたが、それでもまだまだこんなこともある、といったお話。

「ぬいいとさぁん、ここにこんなもの捨てたらダメですよ!」

(;^^) あ、悪いけどそれはアタシじゃない。
そうそう、120%自信があるときはちゃんと言わなくちゃね。

おーでぃしょん

先日とある選考会にいってきた。

「おっ気がぁるに♪」

と言う言葉を真に受けて説明会に参加し、ただ右脳の赴くがままにエントリーした。
なんだか今の職場・夢に就職したときとほぼ同じだ。

エントリー理由は、ただ漠然と
「今挑戦しなければ後悔する。」
相変わらずええかげんな理由だ。

そう思って挑戦を決めたのだが、後に選考会の課題が手元に届いた時に、マジでエントリーしたことを後悔した。

「やたらと長い文章を丸暗記する。」

ぬいいとさんの最も苦手とする類いのものだ。
しかし逃げ出すわけにはいかない。
(´・ω・`) やらなしゃ~ない。

まるで橋田壽賀子の脚本に出てくるようなややこしいダダ長いセリフと格闘する毎日がその後続く。

「マジで無理。(/ー ー)/」
で、始まった一日目。
それでも幸い選考会まで二週間あった。
なんとかなるやろうと気を取り直してとにかく暗記あんきアンキ。

脳みその中の普段使わない領域を使ったからだろうか、三日目には軽く頭痛に見舞われた。

そしてあれよあれよと二週間。

・・・なんとかなるもんである。
本番は少々カミカミで、肝心なところで引っ掛かってしまったが、コレだけは押さえておこうと自分なりに思ったところはなんとかなった。

なにより、さっき言われたことさえ忘れる私が、八桁の数字を覚えるのでさえ危うい私が、二週間かかったとはいえあれだけ長い文章を覚えることがまだできるとわかったことが、大きな収穫だった。

結果は明日わかるのだけれど、私にとってはもうこの選考会を受けたことだけで満足、受けておいて本当に良かったと思っている。
どちらに転んでも悔いはない。

そして、どちらに転んでも次に進むだけだ。

駅伝大会

村内職場対抗駅伝大会があった。
不思議に思われるかもしれないであろう平日ほぼ深夜の開催。
ものめずらしさも手伝ってテレビカメラも入っていた。

スタート地点から少し離れたところで、同期で別店舗のりみさんとコソっと物陰から応援する。

「だれ~?!あのひとりだけクラウチングスタートなん!」

あ、あれ?うちの子です(笑)。

正攻法チームあり、仮装重視チームあり、みんな思い思いに楽しんでる。

第一走者がスタート地点に帰って来る。
中継所間際でコケて必死で立ち上がろうとしながらもなかなかたすきを渡せない選手が。
でもなぜか周りは笑ってる。

「だれ~?!あの茶番やってるの!」

はい、それ、うちの子です(笑)。

そんな楽しい仲間たちとぬいいとさんは仕事をしている。
順位?そんなの関係ねぇ。(鬼古)

こんぷらいあんす

職場・夢で働きだしてまだ数ヶ月頃のお話。

フロアで食べ放題のサラダを盛り付けていたところにひとりの若い女性が近づいてきた。

「すみませぇん、今日は☆★くん、
(仕事に)きてますかぁ?」

彼女?お友だち?それともファン?
せっかく訪ねてこられたのにあいにく今日は彼を見かけない。
この時間で見かけないということは9割方お休みだろうな。

「あ~、☆★くんね?
 おやすみですよ。」

と、言おうとして一瞬思いとどまった。

なんとなく女性の目の奥がおだやかでなく見えたのは私の思い過ごしだろうか?
ひょっとしたら彼に会いに来たのではなく、所在を確認しに来ただけ?
いない、って言ったらヤバイ?と、何の根拠もないのにとっさに私の右脳が反応した。

「今日は私はまだ見かけませんね。
 ひょっとしたらたまに他のお店に行ってることもあるので、お休みかどうかは私ではちょっとわからないんですけど~。」

オブラート2~3枚くらい包む感じでお伝えする。
職場は二階も合わせて300席はあろう大きなお店、同じ時間に働いてても出会えない職場仲間は毎日いる。
加えてハナレ的な系列のお店もある。

まんざらウソを言ってるわけではないし、対応はコレでえぇやんな?
と自分だけで勝手に納得していたら、女性が次のようにきた。

「このあと、出勤されるかどうか、時間とかわかりますか?」

ゲゲッ、食いついてきた!
職場上司にきけばすぐわかることなんだけどはてさて、、、

彼女に事実を伝えるのは彼にとってよろしくないんじゃないか?

という思いと

いや、彼女は純粋に彼に逢いたくて来てるかもしれないから事実を伝えるべきだ

という思いが短い時間の中で交錯する。

「あ~、今ちょっと担当者が席を外しておりまして、私ではわからないんです~。
お調べすることもできなくはないんですが、本部(仮名)まで連絡とるのにかなりお時間かかりますがどういたしましょう?」

コレで
「お願いします。」
ときたら、職場上司に尋ねようと思っていたら、彼女は諦めてその場を去った。

「コレでよかったのかな?」

店内無線の存在さえ知らなかった頃のお話。

ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★

その後どれくらいの月日が経ったころだろうか、上層部からこんなコンプライアンスの通達があった。

「むやみに職場仲間のシフトをお客様に教えないように。」

ある店員の入り日を何度か尋ねてシフトパターンを推測し、ストーカーまがいの行為があったとかなかったとか。

あのときの私の行動、間違ってなかったのかな?
よかったんだろうな?
よかったことにしておこう。
と、勝手に納得するぬいいとさん。

昨今の芸能ニュースをみて、そんな少し昔のことを思い出した。

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