2024年12月22日(日) 00:56 JST

ご近所さん

体温計をさがしもとめて

2ヶ月以上のオフが決定的となったぬいいとさん。
入社して2日出勤しただけで32日間の自宅待機となったY太。
そんななかで旦那さんは未だ普通に出勤している。
変わったことといえば、出勤前に自宅での検温が義務づけられたこと。

「この体温計、何分待たなアカンねん?」

「5分。」

「ごふん~?ながっ!」

「おとーさん、いらち(せっかち)やから待ってられへんわな。
 30秒で計れるヤツ買ってくるわ。
 ついでに大阪城まで行ってこようかなぁ。」

「アホか、あんまりうろつくな!大阪城はやめとけよ!」

「へーい。」

というわけで割引クーポン券を携えてドラッグストアへ向かった。

マツキヨ、ない。
スギ、ない。

隣町へ向かう。
マツキヨ、ない。
ダイコク、ない。

・・・ヤバイ。
これってヤバイやつやん!

たぶんこの先もないやろなぁとは思いつつ、一縷の望みを託すのと、日課のウォーキングをかねて隣町の隣町へ歩みを進める。

サン、ダイコク、やっぱりない。
薬局は軒並みアウトやな。
ここまで来たらとその先にあるホームセンターまで足を伸ばす。
・・・やっぱりない。

諦めて帰ろうと思ったのだが、ふと数百メートル先をみると、大阪城公園の入り口が。

「このあいだ歩きすぎてリハビリの先生に嗜められたしな。
 今朝パパさんにも止められたしな。」

一度は背を向けて帰りかけたのだが・・・。

やっぱり来てしまった。



さすがにお城のそばまで行くと、帰りは電車で帰宅が必至となるので、入口までで我慢。

「明日からスタバ休みやで。」

と、Y太からきいていたのでしばしのお別れとばかりにお気に入りのエスプレッソアフォガードフラペチーノをテイクアウト。



往復約6km。
リハビリ先生ごめんなさい、またやってもた。
(それが原因かわからないけど3日後に腰痛に見舞われる。)
以後、ウォーキングは半径2km範囲内にしよう。

極楽浄土の庭

我が家から徒歩で十数分のところに四天王寺さんがある。
小学生の時には庭のようにして遊び、おとなになって近隣に舞い戻ってきてからも散歩コースのひとつになっている。

ところが境内を熟知しているつもりでいたが、未だに足を踏み入れていない場所があった。

有料エリアである。(笑)

そのうちのひとつ、「極楽浄土の庭」に行ってみた。

時は4月入って間もない平日の昼下がり。
拝観料300円なり。
庭園内には数人、三密にはほど遠い。
ゆっくりひとまわりしても十数分ほどの決して広くはないスペース。
それでも川がある、池がある、小さいけれども滝がある。




何よりあたり一面桜が満開。
雀じゃない、なんやわからん鳥がさえずっていて、まさに極楽浄土だ。
ほんまの極楽浄土、行ったことないからしらんけど。
極楽浄土の庭

帰ろうとして出入り口にあるこんな立札みたらもう一回まわらずにはいられなくなってしまった。


拝観料の元をとろうと隅から隅まで3周くらいまわって堪能した。

~~~~~~~~~~~~~

穴場だ。
そう思って二日後に旦那さん誘って再び訪れた。
日曜日の午前、このあいだよりは人がいるかなと思いきや

「今はだれもいないので、おふたりでゆっくりどうぞ♪」

なんとぜいたくな!

「あんなとこにたけのこ顔出してるで。」


「この石塔の下、亀やん!」


あたしひとりじゃ気づけなかったところを旦那さんが次から次へと見つけだす。
いと、たのし。

いつも見る境内にある亀の池は外来種のアカミミガメに占拠されているが、ここにはそうでない亀(名前わからん)がのんびりのびのびしてる。


もみじの木もけっこうあったから秋には紅葉が楽しめそうだなぁと、次の楽しみを残して極楽浄土の庭をあとにした。

~~~~~~~~~~~~~~

せっかくの穴場に人が押し寄せて迷惑になってもいけないので、アップするのをためらっていた。
(そこまでぬいいとさん、影響力ないで!てか?)
でもそんな心配をする必要もなくなった。


四天王寺さん、閉鎖。
みなさんにオススメできなかったのは残念だけど、行っておいてよかった。
秋までにはコロナ終息してるかな?
してますように。(ー人ー)
ご祈祷、ご供養、有料エリアの拝観はできないけど、幸い境内へは入れるとか。
また散歩に行こうっと。

天王寺七坂

3月24日(火)
隣町のとあるお寺に行こうとぐーるぐるマップ片手に散歩がてら歩いて行くことにした。
近くまで行くと「愛染坂(あいぜんざか)」の立て札が。



「おぉ、これがウワサの。」

知ってはいたけど通ったことがない。
てくてく下ってお目当てのお寺へ。

あいにく目当てのお寺には立ち入れなかったので、行きとは違う道から帰ることに。

「おやおや、ここにも。」



「清水坂(きよみずざか)」

そういえば大阪の坂って、なんか有名なんあったよな。
なんやったっけと検索の旅に出る。

そうそう、「天王寺七坂(てんのうじななさか)」。



日も暮れてきたので今日は帰ろっと♪

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3月25日(水)
またとあるお寺に参るために隣町の隣町へ。
ぐーるぐるマップ片手にまたまたてくてく歩く。
それにしても大阪市のほぼど真ん中なのに、このあたりは本当にお寺が多い。

目的地を訪れたあとにマップを縮小すると、おや、ちょっとがんばれば「真言坂(しんごんざか)」が。
てくてく歩くと、あった♪



ここまでくると七坂制覇したくなってきた。

「源聖寺坂(げんしょうじざか)」


「口縄坂(くちなわざか)」


「天神坂(てんじんざか)」


そして締めは「逢坂(おうさか)」


て、普通の道路やん!

コリアタウン

愛用のBBクリームとチークがなくなったので、散歩がてらコリアタウンまで徒歩でぶらぶらと。



GM最終日のこの日はやたら人だらけ、店内もごった返していてお勘定するのも長蛇の列。やっぱり平日にくるべきやな。身近過ぎて観光地という概念がなかったことを認識させられた。



近年観光客で賑わっているところといえば様々な言語が飛び交っているが、今日聞こえてきた言葉は9割以上が日本語。
なんか、かえって新鮮に感じた。

「韓国コスメが安い!」
で有名らしいコリアタウン。
実際にどんだけ安いか同じ商品を以前ネットで調べてみた。

確かに安い。
ネットでの底値でトントンぐらいだが、ネットではそこに送料がプラスされる。
しかしジモティーでなければコリアタウンまでの交通費がいるしなぁ。
まぁそこは自己判断ってことで。



コスメだけでなく、フードやK-POP関連グッズなど、韓国大好きな方にはたまらない街なんだろうな、ワカランけど。

キムチも韓国のりも大好きで、ここで買いたいけど店も種類も多すぎて絞り込めず、結局買えずに帰る、を繰り返すぬいいとさんであった。

遺作

油揚げの仕入れ先のご主人がお亡くなりになった。
午前中まで元気に店の奥で仕事してらしたのに
急に倒れて帰らぬ人となった。

…儚いなぁ。

「 何いたしましょ 」

「 …う〜ん、きつねでえぇわ。」

うどん屋にはあるのが当たり前、の位置付けで
比較的安価なゆえにともすれば軽く扱われがちな
きつねうどん。

「 きつねでえぇわ。」

とか言われておきながら、品切れだとたいそう残念がられる
きつねうどん。

「 豆腐屋のご主人の遺作やで。残りあとわずかやで。」

お客さんには言わないけれど
きつねうどんを運ぶたびに実姉 keshidama さんとそう呟く。

合掌。(-人-)
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