2024年12月22日(日) 02:05 JST

おーでぃしょん

先日とある選考会にいってきた。

「おっ気がぁるに♪」

と言う言葉を真に受けて説明会に参加し、ただ右脳の赴くがままにエントリーした。
なんだか今の職場・夢に就職したときとほぼ同じだ。

エントリー理由は、ただ漠然と
「今挑戦しなければ後悔する。」
相変わらずええかげんな理由だ。

そう思って挑戦を決めたのだが、後に選考会の課題が手元に届いた時に、マジでエントリーしたことを後悔した。

「やたらと長い文章を丸暗記する。」

ぬいいとさんの最も苦手とする類いのものだ。
しかし逃げ出すわけにはいかない。
(´・ω・`) やらなしゃ~ない。

まるで橋田壽賀子の脚本に出てくるようなややこしいダダ長いセリフと格闘する毎日がその後続く。

「マジで無理。(/ー ー)/」
で、始まった一日目。
それでも幸い選考会まで二週間あった。
なんとかなるやろうと気を取り直してとにかく暗記あんきアンキ。

脳みその中の普段使わない領域を使ったからだろうか、三日目には軽く頭痛に見舞われた。

そしてあれよあれよと二週間。

・・・なんとかなるもんである。
本番は少々カミカミで、肝心なところで引っ掛かってしまったが、コレだけは押さえておこうと自分なりに思ったところはなんとかなった。

なにより、さっき言われたことさえ忘れる私が、八桁の数字を覚えるのでさえ危うい私が、二週間かかったとはいえあれだけ長い文章を覚えることがまだできるとわかったことが、大きな収穫だった。

結果は明日わかるのだけれど、私にとってはもうこの選考会を受けたことだけで満足、受けておいて本当に良かったと思っている。
どちらに転んでも悔いはない。

そして、どちらに転んでも次に進むだけだ。