2024年12月22日(日) 02:11 JST

カニ

昨年末の出来事。

義弟家族からなまの蟹一杯と殻つき牡蠣が届いた。
しかも少しでも新鮮なうちにとわざわざ旅の帰りに我が家に立ち寄って。

ありがたき幸せ。(ー人ー)

「 カニ、まだ生きてるで。(^皿^)」

忘年会で帰りが深夜になった私に旦那さんが言う。

「 いうてもそないに動かないやろ 」

と、夕方届いた発泡スチロールの箱を私がガバッと開けると中からカニの足がニョキニョキと元気にはみ出してきた。

「 Σ( ̄□ ̄!!) わぁ゛~~~ !!
 無理むりムリむりぃっ!!」

慌ててスチロールのふたを閉める。
明日の朝には大人しくなってることを願い、その夜の殺生はご勘弁願ってそのまま床についた。

翌朝。
天に召されてることを祈って、そろーりそろりとふたを開けてみる。

「ふぇ~い!おはよー♪!!」

と背伸びをせんとばかりに、昨日にも増して元気な足が飛び出てくる。

「 Σ( ̄□ ̄!!) わぁ゛~~~ !!
 無理むりムリむりぃっ!!」

しかしその日はお仕事、このまま夕方まで発泡スチロールの中に置いておくワケにはいかない。
冷蔵庫に入れておくか?
いや、帰ってきて冷蔵庫開けたらカニが好き放題にして、パラダイス状態になってたらなおさらおったまげである。
その日はお弁当作るのを勘弁してもらって、出勤時刻までカニに専念することにした。

ふと一緒に入っていたチラシをよ~くみると、カニのしめ方が隅の方にちっちゃ~く書いてあった。

「真水につけるとおとなしくなる」

(ー_ー;)…意を決してやってみる。

キッチンのシンクに水をため、そろーりそろりとカニを沈める。
すると次の瞬間、今にもシンクから這い出てきそうな勢いで、それまでにないくらい足をバタつかせてきた!


https://youtu.be/iVjMDn3j870

(動画は少しおちついた状態、リアルに撮影できなくて残念!)

Σ( ̄□ ̄!!)わ~~~~っ!!
どないしょどないしょどないしょ!!
絶対ムリ!!と思ったが数分後にはおとなしくなった。

(―_―;;;) ヤレヤレ。

それでもまだおくちが少々ワサワサしてたけど、時間も迫ってたのでごめんやっしゃと包丁と調理ばさみでシロウトさばき。
その夜、ようやくご相伴にあずかることができた。

(〃  ̄▽ ̄)・・・美味。
( ※ ̄▽ ̄※)・・・幸せ。
!( ̄▽ ̄)ゞ・・・多謝。