サイトにまつわるお話②問題発覚
- 2022年6月25日(土) 12:53 JST
- 投稿者: ぬいいとさん
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(サイトにまつわるお話①プロローグ・たとえ話だよのつづき)
※( )内は読み飛ばした方がわかりやすいです。
GWも大詰めを迎えたころ、マタニティ雪からラインがきた。
「なんか、ぬいいとさんの家とか食堂って、今閉めてるん?」
誰でも気軽に来れるようにと土地を借りてコソッと建てた家とか食堂、知らん間に来てくれてたんや。
ありがとうな。
持ち主である私でさえ最近あまり立ち寄ってなくて、雪に言われるまで異変に気づかなかった。
慌ててぬいいとさんの家と食堂に行ってみると土地のまわりにバリケードが張られて立ち入れなくなっていた。(サイトが見れなくなっていた。)
留守の間に何かあったのかな?と、家のポスト(PCメール)を開けてみたら2通の手紙が。
土地の大家さんからだ。
1通は10日前の日付で内容はこう。
「ぬいいとさんに貸している土地の中の建物のひとつ『ほほえみさんの家』に大量の害虫(スパムメール)が侵入し増殖しているようです。
ご近所への影響を避けるために
恐れ入りますが害虫駆除および侵入の防止対策を施したのちに(CAPTCHA認証の実装等を施したのちに)ご連絡ください。」
そしてもう1通、日付はその一週間後で同じく大家さんから。
「一週間様子をみましたが、害虫の侵入増殖が収まらないので、緊急処置としてぬいいとさんの土地区画内の家屋を全て施錠、立ち入り禁止(サーバーアカウントを凍結)としました。
今後もご近所に悪影響を及ぼすような状況が続きますと、契約解除、家屋の強制撤去(アカウント、並びにドメインの削除)をさせていただく場合がございます。
お手数ですが、害虫に犯された築古年の家屋を、害虫対策がしっかりとしたお家にリフォームするなど(古いシステムを脆弱性のない最新版のCMSに置き換える等)、適切な処置を賜りますようお願い申し上げます。」
言葉はとても丁寧だが内容はとても厳しい。
要は
「古い家チャッチャとリフォームしてくれな、契約解除して建てた家ぜんぶぶっ壊してまうで!」
ってことだ。
手紙を読んで途方にくれてしまう。
ど、どこをどこからどうすればいいんや?
せめて一通目の手紙が来た時点で気づいていれば害虫駆除くらいはできたのに。
全てはポスト確認、お家の管理や様子見を怠った報いだ。
救いはたまたま雪が訪問して気づいて教えてくれたこと。
それがなければ知らぬ間に契約解除、お家撤去されて強制退去させられてるところだ。
雪、ホンマ、おおきにな!
まずは悪意ではないということと、こちらの誠意伝えなければ!
ということで、留守がちで連絡の取りにくい(GWで長期休業中)大家さんにお手紙を書く。
・お返事が遅れたことへのおわび
・問題解決に向けて善処するけれども時間がかかりそうなこと
・とりあえずは契約解除と家屋の撤去だけは避けてほしいこと
等を心の中で土下座をしながら手紙に認める。
(サイトにまつわるお話③害虫退治へ、つづく)