2024年11月 6日(水) 03:37 JST

イチロー先生

WBCたけなわですが、野球に興味のない方でも
「 イチロー 」くらいはご存じかと思います。

その昔、TVでイチローが小学生に囲まれて
いろいろトークしてる番組があった時のこと。

ある小学生の質問
「 どうしたらイチロー選手のような
  立派な野球選手になれますか? 」

に、イチロー選手、少し間をおいてこう言いました

「 あのね・・・・・宿題やろうね♪ (^^) 」

場が少しなごんだところで、少しだけ表情を引き締めて
彼は言葉をつづけました。

「 自分が気乗りしないことをやりとげようとすることは
  後々、とても大きな力となります。」

ほ~~~。
さすが道を極めてらっしゃる方は違う。
そのひとの背丈に合わせてわかりやすく
ツボを押さえて端的にお話してくださいます。

確かに、自分がやりたいことをなしとげようとする時
必ず省いてしまいたいややこしい作業もつきまとってきます。
やりたくないこともやらなければならない時もあります。
自分の想いをとりさげなければならない時もあります。

最近では金メダルの荒川静香選手がオリンピック選考試合に
得点対象にならないイナバウアーをあきらめたことが
ソレに近い事例でしょうか。

オリンピック出場を果たし、そこで初めて自分のやりたい演技をする。
メダルをとった時の演技もすてきでしたが
ぬいいとさん的にはエキジビションの滑りの方が
心に染みましたよ。

「 気乗りしないこともやりとげる 」

本当にやりたいことがあると、それにともなうマイナス材料なんて
苦とも思わずクリアしてしまう。
そんなパワーを得るための予行演習ってことですかね?
イチロー先生?