- 2004年12月21日(火) 00:00 JST
- 投稿者: ぬいいとさん
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突然彼がやって来たのは4日ほど前でしょうか。
「前の電線工事でご迷惑お掛けするんでご挨拶に来ましたぁ。」
後から判った事であるが、これは彼の本来の目的ではありません。
本来の目的をまともにインターホン越しに聞いていたら
おそらくあたしは扉を開かなかったでしょう。
「まず扉を開けてもらう。」これが意図した作戦なら大したもの。
彼の目的。「今、お宅が繋げているインターネットの回線を
光ファイバーに変え、電話回線もひっくるめて
我がK社に乗り換えてください。」
もちろん最初から単刀直入にそう切り出したわけではありません。
「今、使っている電話料金とADSL接続料金、プロバイダー料一切合切含めた料金が、
わが社のものに変えるとこれだけお安くなります。」
はぁはぁ、確かに。
でも乗り換えにかかる諸経費は?
うち、引っ越すかもわからんし。
春にN社の「あっと割引」で契約したとこやし。
等々、いろいろネガティブな質問にテンポよくポジティブに答えていきます。
今日に至るまで、2・3度ここに足を運んで来たでしょうか。
一見穏和ですがどこかプライドを覗かせています。「職人肌だ。」
結局光ファイバーがなんたるかも知らないしがない主婦、
乗り換えの手間と、安くなる手数料を秤にかけて
「んーーー、どっこいどっこいやねんけどなぁ・・・。」
なんて判断に迷っていましたが・・・。
突然、あたしの右脳がささやきました。
「この兄ちゃんひっ捕まえとき!後々あんたの勉強になるで!」
信頼するK井さん家に出入りしてる事も後押しして
この日、メデタク(?)ご契約とあいなりました。
くしくもこの日は「友引」。
さて、このお兄さん、何を勉強させてくれるんでしょ?
- 2004年12月18日(土) 00:00 JST
- 投稿者: ぬいいとさん
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○町内一周する間、時速20?qで降りるはずの自動ロックが降りなかった。 ( 朝練二日目 )
●まだ真っ暗な早朝の町内を無点灯で走る( 朝練三日目 )
◎朝練四日目、車庫出しの際ドテッ腹をこする。一週間後、息子にバレる。
○車庫入れの際、サイドブレーキをかけたまま根性で入れきる。
「 やたら動きが重いと思たわ 」
●出発しようとしたらワイパーが動き出し、止め方がわからず10分程悩む。
●平野のマックスバリューからの帰りの際
北に向かって走ってるつもりがなぜかはるか前方に山が…。
「 ん?!これ、東やんけぇ~~~!! 」
天気がいい日でよかった。一生東に向かって走るとこでした。
◎天王寺バイパス手前で左折し、自分では玉造筋を走ってるつもりが
なぜか前方に 「 谷町筋 」の標識が。
「 なんでやねぇ~~~ん?! ここはどこ?落ち着け落ち着け、地球は丸い。 」
七時を回ってやたら車が増える中、知らない道をどうにかこうにか帰ってきました。
(o_ _)oξドテッ!! あー、生きててよかった。
○車を車庫出しし、いったん降りてシャッターを下ろして戻ってみると…
「 …車が動いてる~~~!! \(o ̄□ ̄o)/ 」
サイドブレーキはかけたもののギアはドライブでした。
●灯油を入れにガソリンスタンドへ。
「 こっちのドアロック解除してくださぁい ( 店員さん )」
…ん?ドアロックってどこで解除すんの?聴くのが一番早い。
「 ごめん!お兄ちゃんどうしたらいいん? 」
◎サイドミラー出さずに走行
○ルームライトつけたまま走行
●目的の右左折場所を通り過ぎた事は数知れず。
◎アクセルとブレーキの軽い間違いは数知れず。
「 (o_ _)o ぬいいとさん、事の重大さに早く気付いてください!! 」
だから旦那には言えないのよ。絶対キー取りあげられるわん♪
もうちょっと上達したらあなた様ご自慢のお車、運転してさしあげ・・・・・
「 だから、やめっちゅーてるやろ~~~!!( 蹴 ) 」
まぁそんな遠慮せずに・・・・・。
- 2004年12月 9日(木) 00:00 JST
- 投稿者: ぬいいとさん
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最終日には少し先生の身の上話も聞くことができました。
( 聴き出してやった ( ̄ー+ ̄) というのが正しい。)
Aスクール四人のインストラクターがそれぞれ個人経営であること
数年前までその四人が勤務していたT教習所が突然閉鎖されたこと
一年間別の教習所で働いた後、Aスクールをたちあげ
一年経った今ようやくどうにか寝食には困らない程度にはなったこと
三人のお子様達の免許取得はみんなご自身で手解きされたこと。
「 この免許があればどこでも何でもできます! 」
この言葉が私の脳天に突き刺さりました。
「 うわっ!私の免許、腐ってる!! 」
後々、年賀状で高らかにみなさんに宣言したのは
「 脱・三ぺー 」 でした。
※注「 三ぺー 」 とは、
ペーパードライバー・ペーパー調理師・ペーパー栄養士の事をいいます。 (;^_^A゛
五日間で要所を押さえながらも励ましたり緊張をほぐしたりと
「 ものを教えるって、こういうことか。プロって、こういうことなんや。 」
というのをまざまざと見せ付けられた気分でした。
「 できる 」のと 「 教える 」のとは違うんですね。
運転技術以外にもたくさん学ばせてもらって
あの教習料金は決して高くはなかったなと思います。
奥様のことが気になって、免許持ってらっしゃるのかたずねると
「 あー、持ってません!頭悪いし眼ぇ悪い。事故でも起こされたら
私の仕事にさしさわるので免許とるな!言うてます。」
…ですと。いずこも自分の嫁のスキルアップには非協力的です。
最後別れ際に先生が
「 ご主人に横に乗ってもらうのが一番ええねんけど 」
と、ひとこと。
先生!あなたの唯一の間違いはそこ!
どんな仲のいい夫婦でも嫁が運転席にのると修羅場と化します。
( 100%間違いナイ!! )
我が家もご多分に漏れず。
自前に予測できたことなので私はすべてひとりですすめてます。
今度あなた様ご自慢のお車、運転してさしあげましょかぁ?
「 Σ( ̄□ ̄;) あ゛~~~!! それだけはご勘弁を~~~!! 」
あら、遠慮しなくてもよろしいことよ。 ( ̄ー+ ̄)
- 2004年12月 1日(水) 00:00 JST
- 投稿者: ぬいいとさん
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昨年、あたしと同様に十数年ペーパーだった中学以来の友人Kが脱ペーパーし、
「 必要にせまられた時が50・60いうたら何もでけへんで!今がラストチャンス! 」
と、おろおろしてる私の背中をポンと押してくれまして、
このたび運転教習を受ける事になりました。
Kが 「 こんなスクールあるで 」と紹介してくれたのが
このたびおせわになった「Aドライビングスクール」。
普通の教習所での料金と変わらないものの、それでも二の足を踏む料金。
数ヶ月悩んだあげく申し込みのTELをしたのは暮れもおし迫った12月の頭でした。
免許を取った教習所ではあまりいい思い出はなく
先生が最悪やったらどうしようという不安が一番にありましたが
五日間教習の初日を終え、まずその不安は解消されました。
アクセルとブレーキがどっちだかうろ覚えの状態からのスタートでしたが( 激恐! )
先生のご指導と補助ブレーキのおかげで巽のライフ、平野のマックスバリュー、
そして最終日には柏原の実家近くまで遠出しましたよ。
( 私にとっては 「 遠出 」なの! (`o´) )
最終日には少し先生の身の上話も聞くことができました。
( 聴き出してやった ( ̄ー+ ̄) というのが正しい。)