2025年11月14日(金) 15:23 JST
- 2005年8月14日(日) 00:00 JST
- 投稿者: ぬいいとさん
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「伝説の食堂のおねえさん」
~おばちゃんとは言わせないわよん♪~
(前回よりつづき)
数日間の契約も終わり、人事担当の社員さんが
ぬいいとさんに告げる。
「社長がとりあえずぬいいとさんも参加してください
っちゅうことですんで、こちらへ。」
と、通されたのはなにやら堅苦しい雰囲気の会議室。
珍しく小綺麗な装いのぬいいとさん。
せめて失礼にあたらない格好だけはしとかないと。
おもむろにバッグから超小型ノートPCを取り出し
カシャカシャとブラインドタッチでなにかをメモる。
この会議で何かコメントを求められることは
まずない事は、ぬいいとさん自身よく知っている。
本当のぬいいとさんの正体を知ってるのは
人事権を握っているごくわずかの人だけ。
あくまで「食堂のおねえさん」扱いだ。
でも、「なんであんなオンナがおるねん?」
なんてクレームが出ると大事な方々の面目丸つぶれ。
今回この機会を与えてくださった大事な方に
恥をかかせてはいけない。
そのための「ブラインドタッチ」。
やるときゃやるトコ見せとかんと。
人事会議、終了。
その場にいたのかいなかったのかわからない状態で
ぬいいとさん、帰路につく。
この仕事、有名になってしまうと成り立たない。
仕事は全部クチコミで入ってくる。
次の日。
ところはぬいいとさんのおうち。
昨日の「大事な方」が手みやげさげて
ごひいきクライアントと一緒にやってきた。
「 昨日はどぉもぉ~~~♪ 」
(次回へつづく)
- 2005年8月13日(土) 00:00 JST
- 投稿者: ぬいいとさん
- 表示回数 7,744
最近こうやってブログに
「あーでもない、こーでもない」
「あーなりたい、こーなりたい」
と、心のままに綴ってますが
数週間後には
「いや、やっぱり違う。やっぱりこうしたい」
と、あれこれ心変わりすることも多々あります。
でもひとつだけ、HP立ち上げてから今まで
ずーっと右脳のなかで映像となっている
物語があります。
今日はその映像を、左脳を一生懸命使って
文章にしてお披露目しますね。
ずいぶん長くなりそうなので
三日ほどにわけて、かきこみます。
☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。*
「伝説の食堂のおねえさん」
~おばちゃんとは言わせないわよん♪~
あたしがこの世に生をうけて半世紀。
相変わらず 「なんてこたぁない毎日」である。
介護に内職。あいまに仲間達とおちゃ。
そのうちコレに「孫の世話」がはいってくるのも
そう遠くはなかろう。
原始的な生活に埋もれそうになって
モチベーションが下がる頃になると
それを見計らったようにメールがお越しくださる。
「 ぬいいとさん、頼ンまっせぇ。 」
はいはぁい♪と、ごひいきのクライアントから
頼まれて行った先は某有名大手企業の食堂。
社員採用試験期間中、限定のしごとである。
「いらっしゃいませぇ」 「おおきにぃ」
ご飯のお給仕しながら、お皿洗いながら
心易く話しかけてくるお客さんと
がはがはと軽く談笑しながら
ぬいいとさんの「本当のお仕事」は進んでいく。
(つづきは次回へ)
- 2005年8月12日(金) 00:00 JST
- 投稿者: ぬいいとさん
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もう1・2ヶ月前の事でしょうか。
プライベートが謎に包まれていたクライアントさんから
「私の愛車をご紹介しましょう。」
と、珍しくリキの入ったメールを頂戴しました。
「うわっ!かっちょえぇ~~~!」
本人さん曰く20年ほど前のアメ車で
雑誌にも載った事があるとのこと。
車オンチのぬいいとさんにはわかりませんが
見る人がみればわかる、曰く付きの車の様で。
プライバシーの問題もあるので残念ながら
写真はカーット!!
で、あたしの愛車はというと
これまた20年ほど前にご購入のもの。
ここで写真を載せると
「\(♯ ̄□ ̄)/゛ こんなモンと私の愛車と一緒にすなァ!!」
と、クライアントさんが膳ひっくり返して暴れそうな
ぬいいとさんの愛車。
就職した時に通勤用にと購入した「チャーリー」。
五年間雨の日も雪の日も共に通った仲です。
平野にある教習所やスイミングスクールにも
これで通いましたよ。
結婚後にはママチャリに変身!
母娘三人、重たかったやろなぁ。
今のロープライスの自転車と違い
作りがしっかりしてるのでしょう。
かなりボロいけど、まだいける。
この愛車、ボロなったからといって
無下に捨てられない。なぜなら
親、兄弟、旦那、子どもにも話せない
「あーんなこと」や「こーんなこと」
いっぱいいっぱい知ってるから。
「 あーんなことかぃ?こーんなことかぃ?( ̄ー+ ̄) 」
と言う声が、愛車から、そして愛しの悪友たちから
聞こえてきます。
- 2005年8月12日(金) 00:00 JST
- 投稿者: ぬいいとさん
- 表示回数 5,323
先日の「かっちょえぇ~~~!」で、思い出しました。
最近あたし、この歳になって
やっと気付いた事があるんです。
それはぬいいとさんの辞書に
「 かっちょえぇ~~~! 」
の文字がないこと。
「オモロイ」 これは関西人の必須科目。
「スゴイ」 これはたまに言われる。
なんじゃかんじゃいろいろやってきましたし。
「かわいい」 ウン、ちっちゃいからねぇ。
最近いわれたのは6/12に
今年還暦迎えたみよさんから。
リアクションに困りましたわ。(^_^;ゞ
「きれい」 花嫁姿になると誰でも大概言ってもらえる。
「旦那がかっこいい」 これはたまにいわれる。(暴)
・・・と、ここらでちょいと「ヨイショ」しとこー。
(べつにこれ見てるわけじゃないんだけど)
でもね、 「 かっちょえぇ~~~!」
が、ないんです、あたしの辞書に。
今まであたしなりにいろんなことして
そのたびにそれなりに成果あげて
一目置いてもらえることもあったのに
どこかしら、なにかしら、くすぶってる感が
ぬぐえなかったのはこれなんだ!
ってなことに今頃になって気付きました。
あ、そういえば最近あったなぁ。
笑の中学校入学式での保護者代表ご挨拶。
結構方々から「かっこよかったで」のお声頂戴しました。
もちろんお世辞でしょうが「味」しめてしまいました。
「 これや、これでんがなぁ。」
でもこの「かっちょえぇ」はこの日限りなんですよね。
「かっちょえぇ」とはほど遠いキャラなんで
世間一般的な「かっちょえぇ」は望めないかも。
でも自分なりの「かっちょえぇ」を探しに
これから行こうと思います。
- 2005年8月11日(木) 00:00 JST
- 投稿者: ぬいいとさん
- 表示回数 7,450
マンボッチツアー最後のひとり、癒し系のEちゃん。
現状は彼女とあたし、よく似てます。
家族はサラリーマンの旦那と高校生二人。
共働きで、現状に細かい不満はあるものの
平穏な生活を送っています。
E 「 旦那はサラリーマンの子で私は商売人の子やろ?
どうも、考え方がちゃうねん! 」
あ、わかるわかる。うちの旦那、職人さんの子やけど
頭の中は典型的サラリーマン気質です。
Eちゃんのグチ。
お昼ごはんを家にあるものでまかなおうとしたら
ラーメンが食べたいという。
しかも生麺で、チャーシュー入りで。
「どうしても食べたい!」と言って引かない。
「 お母さんがずっと家にいてて、なんでも
要求きいてはったんかなぁ。
あたしらおおざっぱに育てられてるから
イ~~~ッてなるわ。ほんま、子どもヤワ。 」
ずっと前、サラリーマンの男性と結婚した
農家出身のお友達が話してた事思い出しました。
結婚後間もないある日
いつものように夕飯準備を終えると
なにやらご主人がご機嫌斜め。
「どうしたん?」の彼女の問いに旦那曰く。
「おかず、こんだけ?今日は給料日やでぇ。」
おおざっぱな彼女は怒りもせずあっさりと
「 あー、ゴメンゴメン。うち、農家やから
そんな風習ないねん。 」
これって、「サラリーマン気質」 で片づけてよいものか
賛否両論ございましょうが。
ただ、仕事に限らずみんな結構言ってます。
「 ホンマ、オトコて、こどもやわ。 」
Eちゃんも細々と、でもあたしの気持ちの上では
しっかりと、お付き合い続いてます。
なかなか会われヘンけど、また、あそんだってぇ♪
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