2025年11月14日(金) 23:58 JST

笑の野望

笑の選択( 2年前を回顧
の、続き。

最近の高校は、早い時期から卒業後の進路について
学校側からお伺いがくる。
「 進学しないで漫画家のアシスタントになる。」
だとか
「 やっぱりとりあえずアチコチの大学見てから。」
など、1年、2年といろいろ揺れていた笑が
ここへきて的を絞ってきた。

「 おら、東京さ行ぐだ。」
東京にある猫みたいな名前の芸大に行くとな。
「 浪人覚悟で受験しないと 」
とは笑の弁。
合格者の七割が浪人生だそうだ。
受験生は粗方その手の塾に行くのが当たり前。
ただ絵を描くのが好きなだけでは踏み込めない
そのような世界のようだ。

笑「 ひとり暮らしもしてみたいし〜。」
ぬ「 なぁ〜にぃ〜ぃ?!ひとりぐらしぃ〜?!
   …おかんもしたいぞぉ!!」
いや、そういう問題とちゃうやろ。

笑は塾代や入学してからの授業料など
お金のことを気にしているが
親のスタンスは
「 出来る限りの支援はするけど
  無理な部分は自分で調達してね♪」
そして笑のスタンスは
「 足らんかったら私の貯金使って。
  それでも足らなかったら自ら稼ぐ。」
である。
ただ、心配なのは…予想以上に金かかる(笑)。
ま、まま、家族みんなが元気ならどうにかなるやろ。
いや、どうにかする。
どうにもならなくても命までは取られないだろう(笑)。

公立高校無償化、そんなんいらんで!
の考えは変わらないけど
「 郷に入らば郷に従え 」(笑)
頑なにならず国民として受けられる恩恵は
ありがたく頂戴して、浮いたお金は塾代にまわすか
進学資金として積み立てよう。
背に腹はかえられませぬ。

1月から週一で塾に通い出した。
6時間、絵描きっぱなしだそうだ。
こんな形で我が家に受験渦がやってくるとは。
春からは時間は短くなるけど週5になるらしい。
世の受験生がほぼ毎日深夜まで塾通いしていたのを
「 あんなに詰め込んでパンクしないのかしら?」
などと他人ごとながら心配して見ていたが
他人ごとじゃなくなってきた。
「 毎日そんだけ絵描いててイヤになれへん? 」
の素朴な母の疑問に
「 それ以前にやらなアカンことやし。
  私、デッサンへたくそやし。」
と答える笑。
デザインやる人間が集結している高校に身を置いている。
自分の腕がどんなレベルなのかは本人が一番良くわかってる。

母の心配はひとつ。
からだに無理がこなければいいんだけど。
まぁ、まずは見守ろう。

コレ、忍ばせてます


2010年に笑が出した年賀状。
母はものすごく気にいりました。

「 おかんにも送って〜!」
…素無視の笑。

ぬ「 σ(^-^;) ま、わざわざ送らずとも
  パソコンにはいってるわな。
  勝手にプリントアウトしていい?」
笑「 どうぞ勝手にしてぇ。 」
ぬ「 ブログで御披露目しちゃダメよね?^^; 」
笑「 それはアカン。」

なぜかいつも携えたい衝動にかられたので
いつも引っさげてるポーチに入るくらいの大きさにしようと
少し小さめにプリントアウトするつもりが
なぜかこんなにちっちゃくなっちゃいました〜(笑)。
まぁ、これも幸い。
ポーチよりももっといつも持ち歩いてる財布に
忍ばせることにしました。

てなことで、アカンといわれたけど
これくらいならセーフ?
実物見たい方はお会いした時に。^^

最近読んだ本


本当はPCからスマートにAmazonのリンク
貼ろうとおもったけど、それしようとすると
また機会逃しそうなので、体裁構わず写メ載せ。

この手の本は何度となく読んだが
今回のはしっくりきた。
一度読破し、ただいま2度目。
体にインストールされるまでしばらく何度か
読み返すことになると思う。

少し内容が強引なところもある。
例えば
「 崩れた書類の山は、中身をみずに全部捨てる 」
といったかんじ。

ただ、先日その書類の山に無造作にものを置いて
バッサリと床に落ちたのが、まさしくこの本だった(笑)。
著者の言葉を忠実に守るとしたら、この本も捨てるべきなのだが…。

上岡竜太郎いわく。「 先輩の言うことは話7分に聞きや。」
そやな、この本はまだ私にはもう少し必要だ。
バッサリ床に落ちたけど、著者の提言は無視して
もうちょっと置いておこう。

捨てること

で、前述の本を読んでから当面のスローガンは
「 捨てること 」
となった。

いろいろあるけどまずはウォーミングアップ。

今日は引き出しの中ひとつ、とか
冷蔵庫の中だけとか
ちょっとずつチマチマやり始めてる。
一気にやってしまいたいけど
そういう時間を持つのは今の私には不可能。
一気にやるには3日、下手すりゃ1週間
いや、もっと必要かも。

なぜかこのぬいいとさん、実家の方の「 捨て作業 」も
手をつけだした。
こちらも毎日チマチマちょっとずつ
荷物や書類、ダンボール箱の山を崩していってる。

術はすでに把握している。
課題は「 持続性 」だ。

「 はぁ?何ぃ?捨てるって、そのことぉ?! 」
いや、だからこれはウォーミングアップ。

「 捨てるもの 」は多岐に渡る。

今日、かなり隙間な時間にまっちんママに
相談メールを送った。
「 はぐくみサイト、閉めようと思うねんけど。」

やりたいこと

これまで基本的には自分の身に降りかかってきたことに対して
自分がやりたいと思ったことには腹くくって臨んできたし
それなりの取捨選択もしてきた。
自分の糧にもなっている、後悔はないと確信している。

ただここのところ、これまでのスタイルを貫くのはどうなん?
という自問自答に答えが出ず、悶々としていた。

イジイジをアップしようとして結局やみに葬られた雑念。
今日、お風呂の中で今一度その時のひとつひとつを思い起こしてみた。
といっても内容は語るもはずかしい、いたって生理的なもの。
「 1週間休みがほしいなぁ。 」 とか
「 家の中ごっそり整理したいなぁ。 」 とか
「 生銭(きぜに)の発生する仕事がしたいなぁ。 」 とか。(笑)
現実味のあるもの、ないもの、いろいろあったけれど
とあるひとつの望みを思い起こした時に
なぜだかものすごく涙があふれてきた。

自分でもびっくりした。
「 なんでこんなに怒涛の如く涙が? 」
次の瞬間、左脳では説明しきれないものを
右脳ではシカと判断した。
「 私のやりたいことはこれだ。 」

今までのスタイルをガラリと変えるかどうかは
私にもわからない。
人生「 臨機応変に。」 だ。
ただ、芯はつかめた。

絵を描くことを諦めていたころに
「 努力しないとだめですよ~ 」
と某青年(三人の子持ちだけど)に言われ
オススメされた「 さい~ぃ? 」。
使い心地の良さを認識しつつ、書く時間がないからと
購買を見送っていたが、コレアップした後に買ってこよう。
世の中のデザイナーさんからすれば赤子のような絵しか描けないけど
「 最下位には最下位なりの戦い方がある。」
・・・てか、戦う気持ちもない。
ただ、自分の絵を描くだけだ。

今、私のまわりには「 そんな夢語ってるヒマない。」
って方がそこかしこにいる。
ただ、その仲間たちと同じ困難がいつ私にも襲ってくるかわからない。
「今」 精一杯楽しむことをお許しいただきたい。
今後もし逆の立場に立った時に、心からエールを贈れる自分を確保するために。

びっくり箱に驚かされた写メ
今、食べるのを自重しているケーキが三つも載った写メ
たいへんなときになのに、覚えてくれてたのね。ありがと。

それから・・・ありがたきカウンターパンチを喰らわせてくれたコメント、ありがと。

みんな、ありがとね。

え?ところでぬいいとさんのやりたいことって、何って?
・・・教えてあげないもん♪ ^^
今まで「有言実行」で失敗してきてるから
今回は「不言実行」で。

さて、今年のスローガンは「 捨てること 」
長くなったので、続きはまたいつか。

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