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 2018年7月19日(木) 20:43 JST

鈍い女

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1年前、家族で金沢へ旅行に行った時のこと。

みやげ物売り場で試食したお菓子がどえらく美味しくて、自宅用に即買い。
帰ってからそのお菓子をつまみながら包みの中にあった商品の説明書きを見て愕然とした。
工場と思わしきところの所在地がなんと、自宅から自転車でも行けるところだった。
しかも京都や梅田(大阪駅)に販売店が。

「金沢の名産とちゃうんかい~!
 ミ(o_ _)oドテッ…」

まぁ、近くにあるとわかったからまた買いに行くか。
(^_^;)
お店の名前、なんかめちゃ覚えにくい。
横文字は苦手なのできっと忘れるな。
商品説明の紙はお取り置きしておこう。



と、少し物知りな方ならここですぐピンとくるのだろうが・・・。

ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★

去年のクリスマスの宴にみんなで各々何かしらを持ち寄ることになった。

「あ~ん、何持って行ったらいいかなぁ?」

「T子さん、このあいだウチに持ってきてもらったチョコレート、すごく美味しかったからそれにすれば?」

と、いう周りのリクエストにおこたえしてT子さんが持参したチョコレート。
コレがバリ美味しかった。
早速お尋ねした。

「T子さん、あのチョコ美味しかったわぁ!どこのお店?」

「梅田三番街にあるお店~!」

といってすぐにお店のURLをlineに貼り付けてくれた。

「え~っと、何なに?さろんどろわいやる?わー、絶対3分後に忘れてる!」

ふつうはこの時点で即行気づくのだが・・・。

ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★ミ☆ミ★

それから数日後、引き出しの中を整理していたら金沢旅行で買ったお菓子の説明書きが目に留まる。

「あ、そやそや、このお菓子美味しかったよな。ん?三番街にお店?この名前、もしかして?」

T子さんのlineを遡ってみる。

・・・・・ビンゴだ。

「ぴ~かんなっつの紙、取り置いた時点でふつうは店の名前くらい覚えるやろ!ここまで来なきづかんのんかい!」

と、旦那さんに言われる前に自爆。

我が故郷では知る人ぞ知る有名な店のチョコレートを旅先のみやげとして買って、その全貌を理解するまでに1年近くかかってしまったというドジでのろまなぬいいとさんのお話。

ちなみに、今日買ってきたし♪
パッケージちがうけど、中身一緒やし♪
でも、美味しいからべつにかまへんし♪

ぬいいとさんの「おうち」

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「おうち」といっても本当のおうちじゃなく、今あなたがご覧になってるココ、ウェブサイト(ホームページ)のお話。

サーバーのIPアドレスが変わってメール投稿ができなくなった!
ってな事案が約2年前にあった。
一般のブログサイトとは違って、この「おうち」は自己責任で建てた「おうち」なので自分で問題解決しなければならない。

重い腰を上げてメインサイト はすぐに復旧させたのだが、ばんごはんサイト はあろうことか2年間放置されたままだった。

もちろん、サイト更新もストップ。

このままじゃいかんと、今更ながらに復旧。
あれだけ毎日アップしていたばんごはん、ちょっとした躓きで等閑(なおざり)となって久しい。
インスタにあげることも考えたけど、ん~、我が家のごはんはどうもインスタ向きではない(笑)。
やっぱり元のスタイルで。(^^)

ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪

そのままついつい横道に逸れて、自分の「おうち(サイト)」をあちこち散策してしまった。

「うぁ!プロフ、10年間ホッタラカシ!」

「なんや、こっぱずかしいことウダウダぎょうさん書いとんなぁ。」

「(笑)このページ、HTML初心者丸出し!」

アルバムもギャラリーもどげんかせにゃいかん!と思いながら月日は瞬く間に流れてしまった。

ただ、誰に責っ付かれることもなく心の赴くままただただマイペースにやりつづけてきたことが、思いの外大きな「おうち」になっていたことに、ほんのちょっと誇りを感じた。

それと同時に様々なお手入れ不足の部分が今更ながらに恥ずかしく思えてきた。

「ちょっと、メンテナンスしよかな?」

確定申告に青色申告、せなあかんねんけど。
アップデートもせなあかんのかな?

ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪

「離れのおうち」のひとつ、アメブロも寄ってみる。

ここは4つのカテゴリーにお話が別れていて、けっこうどろどろしたお話が綴られている。
おそらくわたしの「おうち」にいらっしゃる方でここまで覗いてらっしゃる方はマニアックなお方かもしれない。

ザザッと綴りものを遡ってみる。

「2月13日って、おじいさん(オヤジさんのパパ)の命日なんや。
 てことはもうすぐやん。
 ん?2月?、、、
 (・_・;)…あっ。」

母いとさんの命日、忘れてた。(-_-;)(-_-;)(-_-;)
もう1週間経ったし。
おかあちゃん、ごめん。
(ー人ー)

灯台下暗し

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ぬいいとさんの職場はとある「村」にある「喫茶」である。

職場ではフロアではたらくことが多いぬいいとさんだが、そのフロア内には時計がない。
スマホや腕時計も携行NG。
厨房内にはいくつかあるのだが、正直けっこう不便を感じている。

村内でいくつかあるイベントがあと何分くらいで始まるのか?
なんて確認をmax busy の最中にいちいちバックヤードまで確認しに行かなくてはならない。
場合によってはやむを得ずお客様に尋ねることもしばしばだ。

「ここのテーブル、お客様が帰られたのかわからないので片付けずに10分間放置してください。」
なんて時もある。
慣れない頃は「体内時計ないし、わかるかい!」と頭の中で膳ひっくり返していたが、後にフロアに流れるBGM3曲分待てば良いという術を覚えた。

先日、ピーク過ぎのダラダラとした頃合いに職場上司が声をかけてきた。

「ぬいいとさん、今日は何時までですか?」

「16時あがりです~。」

「じゃああともう少しですね?がんばって!」

「そうですか。今、何時くらいですかねぇ~」

という私に職場上司がおもむろにフロアの窓から向かいの建物のてっぺんを指差した。

「はぁ゛~っ?!あんなところに時計が!?!
 1年3ヶ月居てて初めて知りましたわ~!」

職場上司、言葉をなくす。

あんな大きな時計が目の前にあったなんて。
でも、保護色っぽくて、わからんし。
…ま、明日から少しはお仕事しやすくなるか、遅まきながら。
(^^;)



自主研修

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私の職場は、とある「村」の中にある「喫茶」である。
職場ではよくお客さまから質問を頂戴する。
一番多いのは

"Where is a restroom?"
(トイレはどこ?)

であるが、中には自らの範疇を越える質問もたびたびある。

「絆創膏売ってるところ教えて。」
(^_^;)んー、薬局はとなり村にしかない。

スマホの写メ見せながら
「これ売ってるところ、わかる?」
(>_<)え?そんなスイーツ見たことないし。

結構遠いお店のチラシ見せながら
「このイベントって、どうよ、どんな感じ?」
( ̄ー ̄)はぁ?私、行ったことないし!知らんし!

等々。

これまでの接客経験ではそんな場合、店外の事に関してはできうる限り知るすべてをお教えするが、知らない部分に関しては知らぬ存ぜぬでオーライだった。

が、しかし!
今の職場では少なくともその村の中の事に関しては
「知りません。」
は禁句となっている。
わからないときは店内無線で仲間達に聴けばよいのだが、尋ねられた時に即答できるのが何より望ましい。

「勤務時間外に村の中のリサーチをする。」

強制ではないが、職場ではそれが奨励されている。

今の職場に来てはや1年、その間何度か村中を散策しているが、未だわからないことだらけだ。

なんせこの村にはやたらと娯楽施設があり、しかも常にリニューアルしまくりである。
まぁその村おこしのおかげで一時寂れかけていたこの村もみごと復活したわけであるが。
しかしこちらがチェックして覚えた尻から模様替えしてくるのは記憶力の衰えた五十路おばちゃま泣かせだ。

さて、かねてより気になりながらリサーチできていない娯楽施設がお店の前にあった。
他の娯楽施設がリニューアルしまくる中、ここはむかしながらの姿で鎮座している。
新しいものを追いかけるのに精一杯でここは常に後回し、気づけば1年が経っていた。

「このお店の前にあるアレ、どうなん?
 おもしろい?こわい?ちっちゃい子でも大丈夫?」

┐(⌒~⌒)┌ さぁ~?

とはこのお店のポリシーからして決して言えない(笑)。
しかも目の前にある施設である。
てなことで、遅まきながら先日リサーチしてきた。

偵察を終え、さて、今度この施設のことをお客さまに訊かれたらなんて応えようと頭の中でシミュレーション。
あまり詳細な説明をすると楽しみがなくなるので、オブラートに包んで話さなくちゃ。

「私はおもしろかったけど、怖がってるひともいたし~、後ろだと見えないから私は真ん前で観たけど、前に行きたがらない人もいたし~、ぶっちゃけ、温かかったよ~!(^^)」

て、アカン、伝わらんな。(^^;)
ぬいいとさんの村内散策は延々と続く。

スイッチ押したの、だぁれ?

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五十路も半ばに差し掛かり、ふと周りを見渡すと、大なり小なり転機に遭遇してらっしゃる方が少なくない。

永らく働いた勤務地を後にして思いきって仕事内容をアップグレードされる方

子育てを卒業、親御さんが比較的元気であるうちに独立される方

本業の傍ら、副業にも力を入れ始められる方

大きな目標はないけど、今まで儘ならなかった趣味を再開される方

そんな周りの状況をみて、何かやらなきゃ!なんて強迫観念に襲われる。
いや、正しくは現状維持でも充分満足なんだけど、周りから

「あなた、それでいいの?」

と、軽くあちこちからせっつかれているといった感じか。

のんびり自分探ししてる余裕はない。
できない理由をつけて何も事を興さないのは怠惰だ。
なぁんていう周りの意見はごもっともなんだけど、どこか腑に落ちない部分もある。
一言で言えば

「私には私なりのペースがあり
 私には私なりの定義がある」

ってところだろうか。

今の私は普通の人ならば40年前に踏まえていることを、遅まきながら今、堪能しているところである。
具体的にいえば「低賃金労働やりまくり」とか。
たとえ低賃金でも働いた分だけ当たり前のように生銭(キゼニ)が入ってくることに今は悦びを感じている。

「それ、30年前に気づいて行動してたらなぁ(笑)(笑)」

今の私をみて親愛なる旧友達が声をそろえて言う。
ごもっとも。(^皿^)

ただ、そのおかげでふつうでは学べないことも経験できた。
決して無駄に過ごしてきたとは思っていない。

「あとはタイミングなんだけどな」

というと

「それは出来ない、やらない人のいいわけ」

と言われるのがおもしろくないので今まで言わなかったけど。

ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪ー♪

そんな折りに目からウロコが落ちるような場面に遭遇する。

職場上司がプライベートを利用して撮影した、同じ職場仲間の職務中の写真を拝見した。
その被写体はカメラ目線ではなく、自然体で本当に輝いている瞬間が捉えられていた。

「わ、コレ、めっちゃいい表情!
 本人さんにぜひ差し上げたいくらい!」

て、全く知らん職場仲間やけど(笑)。

そのときの撮影現場には私も居合わせていたが、思い返せば撮影中の彼女は望遠レンズ付きのカメラをずっと携え、知ってる人、知らない人、関係なく「いい画」を追い続けていた。

心の中の私がもうひとりの私にささやく。

「そうやん、これやん。
 あなた、ずっとやってたじゃない。」

思えば10年以上前からやってきたこと。
途中で心身の電池が無くなって一旦放棄したこと。
頭のすみっこの方に隠れていて存在さえ忘れていたこと。

たった数枚のナイスショットが
私のスイッチを入れた。
まだ豆電球くらいの光やけど。
Kちゃん上司、ありがとう。

「は?なんのこと?」
って、あなたは言うと思うけど。

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